ちょっとだけ驚くニュースが入ってきた。 レッド・ツェッペリンの再結成の話である。
あの伝説のロックバンド、レッド・ツェッペリンが「再結成」され、ロンドンのO2アリーナで11月26日に1回限りのコンサートを行うという。
コンサートは、グループが契約していた米レコード会社「アトランティック・レコーズ」の創設者で、昨年死去したアーメット・アーティガン会長を追悼して行われる。ボーカルのロバート・プラント、ギターのジミー・ペイジ、ベースのジョン・ポール・ジョーンズの3人がそろってコンサートを行うのは19年ぶりだそうだ。
レッド・ツェッペリンは1980年に、メンバーの1人でドラマーのジョン・ボーナムが死去したことから解散した。今回のコンサートにはボーナムの息子のジェーソンがドラマーとして加わる。
また、ザ・フーのピート・タウンゼントや元ローリング・ストーンズ・メンバーのビル・ワイマンらもコンサートに参加する。
125ポンド(約3万円)のチケットは争奪戦が予想され、抽選で販売される。
以上AFP=時事 より
この記事を見る限り、イギリス本国ではちょっとした騒ぎになっているらしい。
’70年代ブリティッシュ・ロックのカリスマ的バンドであったツェッペリンは他の追従を許さぬ独自のサウンドでハードロックの隆盛を築いた。
僕は高校生の頃、このバンドのコピーをさんざんやった。パートはドラムだったので、ツェッペリン・サウンドはドラム中心の聞き方をしていた。
当時より正直言ってジミー・ペイジ(G)のプレイおよびそのフレーズには疑問だらけだったし、ジョン・ポールのベースもハッタリがなく、目立つフレーズがそうあったわけでもなく、これまたなんともピリっとしないイメージだった。
(ただし彼らの作曲能力を僕は絶賛している)
しかしここのドラマー:故ジョン・ボーナムは違った。ほんとにすごかった!
彼の重戦車のような非常に重心の低い、メリハリのあるドラミングをそのすさまじいパワー(馬力)でゴリ押しするプレイは、このバンドのファンならずともロック界にとっての至宝的プレーヤーであったことは歴然としている。
僕は11歳頃よりドラムを叩き始めたんだが、高校生になりこのボーナムのプレイを初めて聞いた時はかなりショックを受けた。それまでもロック黎明期のドラマーを多く聞いていたが、登場時のショックと言う点ではシカゴのダニエル・セラフィン、GFRのドン・ブリューワー、ベンチャーズのメル・テイラー、ジミヘン・バンドのミッチ・ミッチェル、パープルのイアン・ペイスらと並ぶ一生記憶に残るロック・ドラマーだった。
ツェッペリンに対してそんな印象を持ち続けている僕が今さらボーナム抜きのこの老いたバンドに何を期待すると言えるのだろう。
息子のジェイソン・ボーナムが亡き父の代わりにドラムの椅子に座るという。
これは今までも何回となく言われてきたし、すでに実際にプレイしたはずだ。
しかしこの息子は当然に父とは違う。いや意地悪な言い方をすれば、生半可にオヤジのドラミングを引き継いでいて、僕は聞いていて居心地が悪い。
ヴォーカルのプラントもはっきり言って聞くに耐えないパワーダウンをしている。
ヴォーカルは身体が楽器であるから、加齢とともにその輝きは失せる。
不幸なことにツェッペリンの曲の多くはプラントの強力なハイトーンが必要不可欠。
同じような例でDパープルのヴォーカル、イアン・ギランも特徴的だったハイトーンボイスが現在では全く色褪せている。ただしギランはそのことを逆に上手く利用し、しっとりとダークに唄う術を見出して活躍を続けている。
プラントはどうだ?
ハイトーンも出ずにあの「移民の歌」をどうするのか。
「ブラックドッグ」の出だしだって怪しいぞ。
以前、プラントがリリースしたアルバムを聞いてみた。まったく別人だった。
と言うことは、再結成ツェッペリンは別人ボーナムに別人プラント。それに目立った活動もしてこなかったジョン・ポールと練習せずに下手くそ街道まっしぐらのペイジが、昔を懐かしんで開く無責任なパーティーのようなものだ。
で、僕は「期待はしないが・・・まっ、お祭りならいいか」という結論(笑)だ。
ところでロジャー・ウォータースがピンク・フロイド(PF)の再結成を望んでいるらしい。
カネが無くなったのか? 内紛も裁判沙汰にまでなったというのに。
聞くところによるともしPFが再結成されたら彼らに払われる契約金は200億円を下らないらしい。そんな巨額なマネーが動いても不思議ではないメジャーな人気を保っているPF。 彼らの曲は歳を取ってもプレイできるズルさを持っているんだな、きっと。
ツェッペリンの成功と単発ではない息の長い継続を望む。
あの伝説のロックバンド、レッド・ツェッペリンが「再結成」され、ロンドンのO2アリーナで11月26日に1回限りのコンサートを行うという。
コンサートは、グループが契約していた米レコード会社「アトランティック・レコーズ」の創設者で、昨年死去したアーメット・アーティガン会長を追悼して行われる。ボーカルのロバート・プラント、ギターのジミー・ペイジ、ベースのジョン・ポール・ジョーンズの3人がそろってコンサートを行うのは19年ぶりだそうだ。
レッド・ツェッペリンは1980年に、メンバーの1人でドラマーのジョン・ボーナムが死去したことから解散した。今回のコンサートにはボーナムの息子のジェーソンがドラマーとして加わる。
また、ザ・フーのピート・タウンゼントや元ローリング・ストーンズ・メンバーのビル・ワイマンらもコンサートに参加する。
125ポンド(約3万円)のチケットは争奪戦が予想され、抽選で販売される。
以上AFP=時事 より
この記事を見る限り、イギリス本国ではちょっとした騒ぎになっているらしい。
’70年代ブリティッシュ・ロックのカリスマ的バンドであったツェッペリンは他の追従を許さぬ独自のサウンドでハードロックの隆盛を築いた。
僕は高校生の頃、このバンドのコピーをさんざんやった。パートはドラムだったので、ツェッペリン・サウンドはドラム中心の聞き方をしていた。
当時より正直言ってジミー・ペイジ(G)のプレイおよびそのフレーズには疑問だらけだったし、ジョン・ポールのベースもハッタリがなく、目立つフレーズがそうあったわけでもなく、これまたなんともピリっとしないイメージだった。
(ただし彼らの作曲能力を僕は絶賛している)
しかしここのドラマー:故ジョン・ボーナムは違った。ほんとにすごかった!
彼の重戦車のような非常に重心の低い、メリハリのあるドラミングをそのすさまじいパワー(馬力)でゴリ押しするプレイは、このバンドのファンならずともロック界にとっての至宝的プレーヤーであったことは歴然としている。
僕は11歳頃よりドラムを叩き始めたんだが、高校生になりこのボーナムのプレイを初めて聞いた時はかなりショックを受けた。それまでもロック黎明期のドラマーを多く聞いていたが、登場時のショックと言う点ではシカゴのダニエル・セラフィン、GFRのドン・ブリューワー、ベンチャーズのメル・テイラー、ジミヘン・バンドのミッチ・ミッチェル、パープルのイアン・ペイスらと並ぶ一生記憶に残るロック・ドラマーだった。
ツェッペリンに対してそんな印象を持ち続けている僕が今さらボーナム抜きのこの老いたバンドに何を期待すると言えるのだろう。
息子のジェイソン・ボーナムが亡き父の代わりにドラムの椅子に座るという。
これは今までも何回となく言われてきたし、すでに実際にプレイしたはずだ。
しかしこの息子は当然に父とは違う。いや意地悪な言い方をすれば、生半可にオヤジのドラミングを引き継いでいて、僕は聞いていて居心地が悪い。
ヴォーカルのプラントもはっきり言って聞くに耐えないパワーダウンをしている。
ヴォーカルは身体が楽器であるから、加齢とともにその輝きは失せる。
不幸なことにツェッペリンの曲の多くはプラントの強力なハイトーンが必要不可欠。
同じような例でDパープルのヴォーカル、イアン・ギランも特徴的だったハイトーンボイスが現在では全く色褪せている。ただしギランはそのことを逆に上手く利用し、しっとりとダークに唄う術を見出して活躍を続けている。
プラントはどうだ?
ハイトーンも出ずにあの「移民の歌」をどうするのか。
「ブラックドッグ」の出だしだって怪しいぞ。
以前、プラントがリリースしたアルバムを聞いてみた。まったく別人だった。
と言うことは、再結成ツェッペリンは別人ボーナムに別人プラント。それに目立った活動もしてこなかったジョン・ポールと練習せずに下手くそ街道まっしぐらのペイジが、昔を懐かしんで開く無責任なパーティーのようなものだ。
で、僕は「期待はしないが・・・まっ、お祭りならいいか」という結論(笑)だ。
ところでロジャー・ウォータースがピンク・フロイド(PF)の再結成を望んでいるらしい。
カネが無くなったのか? 内紛も裁判沙汰にまでなったというのに。
聞くところによるともしPFが再結成されたら彼らに払われる契約金は200億円を下らないらしい。そんな巨額なマネーが動いても不思議ではないメジャーな人気を保っているPF。 彼らの曲は歳を取ってもプレイできるズルさを持っているんだな、きっと。
ツェッペリンの成功と単発ではない息の長い継続を望む。
ツェッペリン「胸いっぱいの愛を」を最初に聞いた時の衝撃は36年以上たった今でも、ハッキリ覚えていますぞ。 ただ、当時のまま<再生>していただければ拍手・喝采モノですが・・・
3大ギタリストにも名を連ねたペイジのモタモタ・プレイは聴きたくないね。 しゃがれた声でプラントの「天国への階段」はそのまま天国に召されてしまうのではないかしら?
せめて、「ハート ブレーカー」から「リビング ラビング メイド」へのメドレーだけでも上手くやってほしいね。
なんだか、急にツタヤに行きたくなりました(笑)
さすがに詳しいですね!
ほんと、あそこのメドレー風な流れはかっこよかったですよね。
まさにお手本のようなリフの洪水。
ZEPのリフのすばらしさはどのバンドも太刀打ちできなかったですね。
天国、渋い声での歌いまわしでもOKですが、後半の盛り上がりはやはりプラントの往年のシャウトがほしいところです。
内容は確認してないですけど。
キャロウズポウルや黒い田舎の女なんかはいまでもいけるんじゃないですか。カリフォルニアやサンキューも…
パワーを求めちゃジミーちゃんかわいそう。
だってドラえもんの手?×%#なんだもん。
でも頑張れジミペ!
テーラーちゃん、来たねー!
ブログ、楽しんでるよ。
東京にいた時とは違い、郷土色豊かっていうか、話題がとても新鮮で珍しいね。 よいよい!
ジミペ、どうだったんだろう?
なんといってもセットリストが気になっています。
もうジイサン達なんで、僕はあえて「タンジェリン」が聴いてみたいんですぅ!