第49回てきふらライブ出演を終えてちょうど2週間が過ぎました。
いつも書くようにライブ後はある種の無重力状態(=音楽から離れた所でなんとなく浮遊している)になるのが僕の常です。
毎日ごくごく普通の生活を続けていますが、ライブ前のように目指すピークに向かって気合いを入れてゆくというある種張り詰めた気分が消え失せて、あんなに真剣に聴き込んだセットリストのナンバーもあまり聞かずにどちらかというと読書や映画鑑賞で過ごしています。
それでも音楽からは離れがたく、あえて言えば、何となくお気に入りの音楽を何気なく聞いて過ごしているという感じでしょうか。
先日のライブではバンドとしてもいくつかの試みをステージングで行ない、さらにバンド始まって以来の難曲にもいどみました。
その結果は・・・バンドのウェブページにある「ライブ・レポート」に・・・すでに詳しく掲載しましたが、今はあの緊張感からはすっかり解放されて今週土曜日にライブ後はじめてメンバー全員で集合する「ライブ打ち上げパーティ」を楽しみに待つばかりです。
このブログも、申し訳なかったのですが、2週間くらい何も更新しないでおこうと思っていました。この間にも実は書きたいことが多くあったのですが全部わすれることにしました。
そして今日、そろそろ無重力状態から脱却してまたブログの更新に精を出そうと決めました。
ライブで最後の曲が終わり、ベースのシールドをアンプから抜いた瞬間、張り詰めていた気持ちが脱力感に変わり、客席に降りて冷たいビールを口にした時、思ったことがあります。
「翌朝の仕事が終わってウチヘ帰ったらあの曲を聞こう」
それが<ノラ・ジョーンズ>でした。
もう30歳を超えた彼女ですがアメリカ人にしては愛くるしい顔立ちとジャズをベースにしたカントリーやポップスをやさしくソフトに歌う彼女が以前からお気に入りでした。
先日キャロル・キングが来日公演をしましたね。デビュー当初より大ファンを自称する僕ですがさすがに今回は高額なチケットに手を出せず観に行くのをあきらめました。
そのキャロル・キングの音楽、さらにはジョニ・ミッチェルの系譜に続く、癒し系の音楽を引き継いでがんばっているのがノラなのです。
ノラの顔を見てどこかアジアン・テイストを感じるアメリカ人だとは思いませんか?
みなさんの多くがすでにご存じでしょうが彼女の父親はあのラヴィ・シャンカール(インドのシタール奏者)なのですね。だからどこかエキゾチックな感じもして日本人には受けがいい顔立ちです。
まぁ、顔と音楽は関係ないでしょうが、<上手く歌って見せよう>とか<オーディエンスに感動を与えよう>なんて気持ちは全く無いかのようにごく自然にやさしく力まずに歌うその姿勢の音楽にはとても癒されています。
今回ここでノラの話を書こうと思ったとき思い出したのがYOUTUBEのこの映像でした。
見てください、これを。
ノラとキース・リチャーズの「Love Hurts」です!
この曲は26歳という若さでドラッグの過剰摂取のために死んだグラム・パーソンズ(Gram Parsons) などで有名な’70年代のもはや古い曲ではありますが、ロックバンド「ナザレス」などの名演も忘れ難いこの名曲をなんとこの二人が歌っている!という動画です。
昔から大好きな曲だったのですが、バンドには向かないだろうと、ずっと前から思っていて一人で聞いていた曲でした。
こんな曲をノラのオリジナル曲と織り交ぜてこの2週間聞いていました。
さらにはアイルランドの超有名アコーディオン奏者シャロン・シャノンの「Live in Galway」
(Sharon Shannon & The Woodchoppers Live in Galway 名盤!!!)から目も覚めるような名演「Mouth of the Tobique」などもヘヴィー・ローテーションで楽しんでいました。
でもベーシストの血はこれだけでは済まず、やはり好きなファンクのアルバムにまで手を出すに至りました。
<2 percent JAZZ, 98 percent FUNK!>のコピーで有名なメイシオ・パーカー(Maceo Parker)の超傑作ライブアルバム「Life on Planet Groove」で強力なグルーヴ感を耳だけで(ベースを待たずに)楽しんでいました。ジェームス・ブラウンのバックバンドの要のメンバー、メイシオのすさまじいファンクにも酔いしれていたわけです。
ライブを終えた後というのは不思議な効果も現れるようで、僕にとってライブ後のちょっとした脱力期間は、ライブ前に考えもしなかった音楽を思い出させることが以前からあったのです。
ノラ・ジョーンズ、シャロン・シャノン、メイシオ・パーカー・・・
癒し、ケルト、ファンク、こんなバラエティ豊かな音楽たちが今後の僕の原動力になっていくのでしょう、きっと。
いつも書くようにライブ後はある種の無重力状態(=音楽から離れた所でなんとなく浮遊している)になるのが僕の常です。
毎日ごくごく普通の生活を続けていますが、ライブ前のように目指すピークに向かって気合いを入れてゆくというある種張り詰めた気分が消え失せて、あんなに真剣に聴き込んだセットリストのナンバーもあまり聞かずにどちらかというと読書や映画鑑賞で過ごしています。
それでも音楽からは離れがたく、あえて言えば、何となくお気に入りの音楽を何気なく聞いて過ごしているという感じでしょうか。
先日のライブではバンドとしてもいくつかの試みをステージングで行ない、さらにバンド始まって以来の難曲にもいどみました。
その結果は・・・バンドのウェブページにある「ライブ・レポート」に・・・すでに詳しく掲載しましたが、今はあの緊張感からはすっかり解放されて今週土曜日にライブ後はじめてメンバー全員で集合する「ライブ打ち上げパーティ」を楽しみに待つばかりです。
このブログも、申し訳なかったのですが、2週間くらい何も更新しないでおこうと思っていました。この間にも実は書きたいことが多くあったのですが全部わすれることにしました。
そして今日、そろそろ無重力状態から脱却してまたブログの更新に精を出そうと決めました。
ライブで最後の曲が終わり、ベースのシールドをアンプから抜いた瞬間、張り詰めていた気持ちが脱力感に変わり、客席に降りて冷たいビールを口にした時、思ったことがあります。
「翌朝の仕事が終わってウチヘ帰ったらあの曲を聞こう」
それが<ノラ・ジョーンズ>でした。
もう30歳を超えた彼女ですがアメリカ人にしては愛くるしい顔立ちとジャズをベースにしたカントリーやポップスをやさしくソフトに歌う彼女が以前からお気に入りでした。
先日キャロル・キングが来日公演をしましたね。デビュー当初より大ファンを自称する僕ですがさすがに今回は高額なチケットに手を出せず観に行くのをあきらめました。
そのキャロル・キングの音楽、さらにはジョニ・ミッチェルの系譜に続く、癒し系の音楽を引き継いでがんばっているのがノラなのです。
ノラの顔を見てどこかアジアン・テイストを感じるアメリカ人だとは思いませんか?
みなさんの多くがすでにご存じでしょうが彼女の父親はあのラヴィ・シャンカール(インドのシタール奏者)なのですね。だからどこかエキゾチックな感じもして日本人には受けがいい顔立ちです。
まぁ、顔と音楽は関係ないでしょうが、<上手く歌って見せよう>とか<オーディエンスに感動を与えよう>なんて気持ちは全く無いかのようにごく自然にやさしく力まずに歌うその姿勢の音楽にはとても癒されています。
今回ここでノラの話を書こうと思ったとき思い出したのがYOUTUBEのこの映像でした。
見てください、これを。
ノラとキース・リチャーズの「Love Hurts」です!
この曲は26歳という若さでドラッグの過剰摂取のために死んだグラム・パーソンズ(Gram Parsons) などで有名な’70年代のもはや古い曲ではありますが、ロックバンド「ナザレス」などの名演も忘れ難いこの名曲をなんとこの二人が歌っている!という動画です。
昔から大好きな曲だったのですが、バンドには向かないだろうと、ずっと前から思っていて一人で聞いていた曲でした。
こんな曲をノラのオリジナル曲と織り交ぜてこの2週間聞いていました。
さらにはアイルランドの超有名アコーディオン奏者シャロン・シャノンの「Live in Galway」
(Sharon Shannon & The Woodchoppers Live in Galway 名盤!!!)から目も覚めるような名演「Mouth of the Tobique」などもヘヴィー・ローテーションで楽しんでいました。
でもベーシストの血はこれだけでは済まず、やはり好きなファンクのアルバムにまで手を出すに至りました。
<2 percent JAZZ, 98 percent FUNK!>のコピーで有名なメイシオ・パーカー(Maceo Parker)の超傑作ライブアルバム「Life on Planet Groove」で強力なグルーヴ感を耳だけで(ベースを待たずに)楽しんでいました。ジェームス・ブラウンのバックバンドの要のメンバー、メイシオのすさまじいファンクにも酔いしれていたわけです。
ライブを終えた後というのは不思議な効果も現れるようで、僕にとってライブ後のちょっとした脱力期間は、ライブ前に考えもしなかった音楽を思い出させることが以前からあったのです。
ノラ・ジョーンズ、シャロン・シャノン、メイシオ・パーカー・・・
癒し、ケルト、ファンク、こんなバラエティ豊かな音楽たちが今後の僕の原動力になっていくのでしょう、きっと。
数ヶ月前にyoutubeで録音したメイシオを
CDにして持って行ってあげました。
メイシオの映像なんかあれば
「たっちゃん」メチャ喜ぶと思います
今度会う時にいくつかを彼にプレゼントします。