アイルランド出身のロック/ブルース・ギタリスト、ゲイリー・ムーアが死んでしまった!
It is with deep sorrow and regret, that we have to announce that Gary Moore passed away while on holiday in Spain last night.
Our thoughts are with his children, family and friends at this sad time.
Gary Moore, RIP
1952-2011--------------------------------------------------------------------------------
我々のバンドも何曲か演奏したことのあるゲイリー・ムーアが6日滞在先のスペインのホテルで就寝中に亡くなったそうです。
このニュースの第一報はネットでも報道でもなく、ウチのギタリストからのメールだったのですが、彼はムーア大好き男で、ひとたび曲をコピーするとそれが驚くくらいのフルコピーをしてしまうことからも分かるように相当な入れ込みようだったのです。
去年、長いインターバルの末、ゲイリー・ムーアの来日公演があってウチのバンドのメンバーも(僕は行きませんでした)見に行ったのですがそれがお別れのライブとなってしまいました。
ゲイリー・ムーアはアイルランド人ということもあってか、その悲しみに震えるような情念の濃い、我々日本人にとっては<すこぶる演歌的>なブルースを奏でるギタリストでした。
30年も前、僕が単独で見た新宿厚生年金ホールでのステージはブルースではなく、耳をつんざくような派手なハードロックでした。(ドラムス:イアン・ペイス!)
その彼がある時を境に演歌とも言える泣き節のブルース・ギターに変身しました。
その音楽たるや、日本人の琴線に触れるような<くさ~い泣き節>、いや<臭い>は失言取り消しということにさせてもらって、やたらと<情念の濃い>音楽が印象に残っています。
実際のゲイリー・ムーアという人物がどういう人格・性格の人だったかは知りませんが、アイルランド人ということから、どこか日本人に似たある種のウエットさを持ち合わせた人だったであろうことが想像できます。
死因は今後判明するのでしょうが、今の時点で知る限り就寝中に亡くなるという極めて<ロック的>じゃない死に方だったのが心情的には救われました。
彼の音楽に対してはその曲ごとにいろいろ書きたい衝動にかられていますが、あまりにも多い彼の傑作にコメントを入れていく作業時間がないので(おそらく5-6000字になってしまうでしょう)、今回は省略したいと思います。
とにかく今は彼の早すぎた死に深く哀悼の意をささげたいと思います。
今回のこの動画はたくさんある彼の傑作曲の中で、僕が一番好きな曲なんです。
非常にベタな曲ですが彼のアイルランド的ウエットさと低く垂れこめた雲の下で生きている恋人たちの情景が不思議と浮かんでくるのです。ぜひ味わってください。
It is with deep sorrow and regret, that we have to announce that Gary Moore passed away while on holiday in Spain last night.
Our thoughts are with his children, family and friends at this sad time.
Gary Moore, RIP
1952-2011--------------------------------------------------------------------------------
我々のバンドも何曲か演奏したことのあるゲイリー・ムーアが6日滞在先のスペインのホテルで就寝中に亡くなったそうです。
このニュースの第一報はネットでも報道でもなく、ウチのギタリストからのメールだったのですが、彼はムーア大好き男で、ひとたび曲をコピーするとそれが驚くくらいのフルコピーをしてしまうことからも分かるように相当な入れ込みようだったのです。
去年、長いインターバルの末、ゲイリー・ムーアの来日公演があってウチのバンドのメンバーも(僕は行きませんでした)見に行ったのですがそれがお別れのライブとなってしまいました。
ゲイリー・ムーアはアイルランド人ということもあってか、その悲しみに震えるような情念の濃い、我々日本人にとっては<すこぶる演歌的>なブルースを奏でるギタリストでした。
30年も前、僕が単独で見た新宿厚生年金ホールでのステージはブルースではなく、耳をつんざくような派手なハードロックでした。(ドラムス:イアン・ペイス!)
その彼がある時を境に演歌とも言える泣き節のブルース・ギターに変身しました。
その音楽たるや、日本人の琴線に触れるような<くさ~い泣き節>、いや<臭い>は失言取り消しということにさせてもらって、やたらと<情念の濃い>音楽が印象に残っています。
実際のゲイリー・ムーアという人物がどういう人格・性格の人だったかは知りませんが、アイルランド人ということから、どこか日本人に似たある種のウエットさを持ち合わせた人だったであろうことが想像できます。
死因は今後判明するのでしょうが、今の時点で知る限り就寝中に亡くなるという極めて<ロック的>じゃない死に方だったのが心情的には救われました。
彼の音楽に対してはその曲ごとにいろいろ書きたい衝動にかられていますが、あまりにも多い彼の傑作にコメントを入れていく作業時間がないので(おそらく5-6000字になってしまうでしょう)、今回は省略したいと思います。
とにかく今は彼の早すぎた死に深く哀悼の意をささげたいと思います。
今回のこの動画はたくさんある彼の傑作曲の中で、僕が一番好きな曲なんです。
非常にベタな曲ですが彼のアイルランド的ウエットさと低く垂れこめた雲の下で生きている恋人たちの情景が不思議と浮かんでくるのです。ぜひ味わってください。
まだまだ活躍してほしかったです。
オレにとってはギターの神様だからね。
昨年春の日本公演に仕事休んで行って本当によかった。
アイルランドからロリー・ギャラガーに続いてまた逝ってしまった・・・
GARY MOORE 最高!!
元気ですか?
BBさんのウェブサイトの突然の「消失」でショックが大きいとは思いますが、再開に向けての作業、なんとかがんばってください。
(気合いが入らないでしょうね、大変だから)
さてゲイリー・ムーア、この歳で天に召されるっていうのはとても残念です。
この人の歳と共に枯れていく(であろう)演奏スタイルをずっと楽しんでいきたかったからです。
ロリー・ギャラガーの名を出してくれたけど、ちょっと見はスタイルの違いがあるにもかかわらず、このアイルランドの二人、どこか身体にしみついているある種の<匂い>が一緒のように思えるんだよね。
アメリカンのプレーヤー達と聴き比べると、いかにこの二人のバックボーンがくすんだ空の下で育ってきたかが独特な<湿り気>として匂ってくるね。
そこが日本人にはグっとくるんだろう。
ゲーリー・ムーアの音楽はこれで止まってしまった!