徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

上杉鷹山公の「為せば成る」!(from 知恵泉前編)

2014-06-22 22:29:59 | テレビ番組

 米沢藩 第9代藩主 上杉鷹山公(うえすぎ ようざん こう 1751-1822)

 アメリカのケネディ大統領からも尊敬されていたというこの人は、

 当時 米沢藩にあった20万両(150億円)の借金を見事返済し、

 「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」という有名な言葉を残した偉大な人である。

 では、どのようにして、それを成し遂げたのか??!!

 米沢上杉藩は元々会津120万石→関ヶ原の戦いで敗れて30万石→3代藩主の不手際で15万石 

 しかし6000人の藩士を抱えている(他では900人くらいのはず)

 そして、8代藩主の時にすごい借金にふくらんでいた。もう、領地返上か?と藩主も考えた。

 しかし、9代目は親戚の日向高鍋藩から養子に入った鷹山(当時は治憲と名乗っていた)

1 改革は下から

 大倹約 生活費を1/7に 一汁一菜

 「共にこの藩を立て直そう 力を貸してくれ」

 鷹山の意気込みは、農民から理解されていく。(自分で田畑を耕す)

 やがて下級武士に伝わる 馬から下りて橋をわたる

 新田開発が進む

 現場を動かすことが大事 

 まず教育

 できないのは、途中でやめてしまうから。できなければ、やり続ければいい。

 2 人には金をかけろ

 細井平州 (尾張藩出身の儒者)を100両かけて招聘(下級武士100人分に年収相当)

 藩校 興譲館で実践的な学問(校長の年収250両。鷹山の年収は209両)

 どう解決するか

 武士以外の人の意識改革も必要

 武士と町民の距離を埋めて、全体で改革 一丸となって改革

 再建とか再生というと、いやなものと思われがちだが、「楽しいもの」「仁愛」が大事

 やさしい政策

 ① 子ども手当

 ② 地域の老人の見守り

 ③ 婚活

 ④ 鯉を養殖して動物性蛋白で健康に(鯉は1.6kg~2kgがおいしい)

 ともすると、改革が目的になってしまうが、そうはならなかった。

 それは、自らが実践し、人々の心を動かしたからに他ならないのでは!。

 (参考)知恵泉に小嶋光信氏が出演

  氏は、和歌山県貴志川線の「三毛猫たまの駅長」も考案

  知ってもらう 乗ってもらう 住んでもらう(地域交通が重要)

  「人間が必要としている産業は 絶対に立ち直る」(不易)

 

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