徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

NHKドラマ10「町工場のオンナ」を最後まで見て

2017-12-30 18:02:31 | テレビ番組
昨日最終回だったこのドラマ、NHKの金曜日の夜10時ドラマということで視聴率はあまり高くないようですが、なかなか良かったと思います。

見てられない方のために、
ストーリーをNHKのWEBから引用すると、こうなります。

32歳の専業主婦の有元光(内山理名)は、夫・大(永井大)と息子の3人暮らし。
ある日、過労で倒れた父・泰造(舘ひろし)の様子を見にいくと、医師からガンで余命4日と告げられる。
幼くして亡くなった兄の代わりに光を社長にしようと育ててきた泰造に反発、専業主婦となった光。病床の父を前にしても、自分の気持ちを素直に伝えられない。
しかし光は、町工場を守ろうとする父の思いを知り、ついに社長を継ぐと決意。その言葉を聞いて、泰造は息絶える。
社長になると宣言した光に次々試練がやってくる。
頼るつもりでいた夫は単身赴任で渡米。
光をお飾り社長として見る幹部社員の勝俣(竹中直人)や純三(柳沢慎吾)たちは、光がやることに猛反発。
取引先の銀行からは、女性と軽くあしらわれ、別の工場との合併を迫られる。
光にとって、町工場を守ることは、亡くなった父・泰造と交わした約束。
果たして、光は、町工場を立て直すことができるのか?

番組情報
【放送】
平成29(2017)年11月24日(金)スタートし、12月29日(金)終了
午後10時00分~10時49分毎週金曜<総合・全国放送・全7回>
【原作】
諏訪貴子「町工場の娘」
【脚本】
大島里美(大河ドラマ「花燃ゆ」、ドラマ10「四十九日のレシピ」、土曜ドラマ「太陽の罠」など)
【音楽】
澁江夏奈(ドラマ10「わたしをみつけて」など)
【主題歌】
松田聖子「新しい明日」
【出演】
内山理名 永井大 市毛良枝 村上淳 忍成修吾 苅谷俊介
柳沢慎吾 竹中直人 舘ひろし ほか


◎ブログ作者が良かったと思う点

1 登場人物が生き生きと描かれていて、前向き。
  特に主演の内山理名さんは、ほぼドラマの主人公と同い年で、オトコ社会の中で頑張っている姿がかっこいい。
  (ネットより)

2 話が、実話から出来ているので不自然ではない。

3 会社を解雇された運転手も、社長の内山さんを恨むこと無く、農業に精を出し、新しい人生を歩んでいるが、その最終回の言葉が実は、あまりよく覚えていないのだが、良かった。
「自分は5年前に会社を解雇されたが、その時考えもしなかったことをやり始め、今ではそれがうまくいっている。人生とはそういうものと違うかな?」とつぶやくシーンだ。

◎ブログ作者があまり良くなかったと思う点
 最終回で、倒産しそうな会社をついにしめるとオンナ社長が宣言し、社員が「よくがんばった」と拍手してくれている場面にオンナ社長の夫が登場し、新しい注文を得たので、倒産せずによくなるところ。
 あれは、少しとってつけた感じがある。
 あきらめなければ、必ず成功するというほど世の中は甘くないだろう。
 でも、そうあってほしいという作者の願いはよくわかる。 

参考までに、

出演者等のこのドラマが始まる前のメッセージもNHKのWEBから引用しておきます。

主演 内山理名さん
この度、初めてNHKさんの連続ドラマで主演をやらせていただくことになりました。不安も緊張もありますが、ストーリーにとても勢いがある作品なので、最後まで全力で走り続ける覚悟で務めさせていただこうと思っております。
私の演じる役は、常に人の為…と、自分の事を後回しにし、周りの人達の為に頑張る女性です。 色々と一筋縄ではいかないような展開ですが、諸先輩方をはじめとする共演者の方々と、丁寧に作り上げていけたらと思っております。
舘ひろしさん演じる父親が亡くなり、倒産寸前の父の会社を立て直していくところから始まるストーリーですが、物語が進み父親の会社に触れることによって、今まで知らなかった父の姿を知っていくという、実は父と娘の話でもあります。
名古屋での撮影、キャスト・スタッフ皆で素敵なメッセージを届けられます様、精一杯頑張っていきます。
主題歌は松田聖子さんの「新しい明日」!
専業主婦が突然社長に…ドラマ10『マチ工場のオンナ』の主題歌が、松田聖子さんに決定しました。
松田聖子さんがNHKドラマの主題歌を歌うのは初めてです。
松田聖子さんからのメッセージ

松田聖子さん
このたび、NHKドラマ10「マチ工場のオンナ」の主題歌を歌わせていただけることになり、とても幸せに思っています。
一人の女性が、マチ工場を守るために、懸命に頑張っていくストーリーにとても感動し、辛いことがあっても、夢に向かい努力して進んでいく主人公の姿に胸がいっぱいになりました。
このドラマが教えてくれる人生の素晴らしさを主題歌にも込められるよう、そんな思いで「新しい明日」という曲を作りました。
主題歌という形で、この素晴らしいドラマに参加させていただけたことを、心から幸せに思います。本当にありがとうございました。
【主題歌決定について】 ~主人公・有元光 役 内山理名
この度、松田聖子さんが主題歌を担当して下さる事をお聞きし、感激のあまり思わず「うわぁぁ」と声をあげてしまいました。歌詞の中で『笑顔忘れないで前を向いて』と何度か出てきますが実際に私が主人公・光を演じる時にテーマとなっている言葉です。
そして聖子さんの美しく綺麗な歌声の中に温かさも感じ前向きなエネルギーが作品全体を包み込んでくれるかのように感じました。まだ撮影は続きますが、撮影中の私の背中も押してくれるような曲です… 感謝の気持ちでいっぱいです。

制作者からの言葉
原作者 諏訪貴子


この度、原作「町工場の娘」が「マチ工場のオンナ」としてドラマ化するにあたり、多くの皆様にお力添えを頂いていることに深く感謝申し上げます。
まず、打ち合わせを繰り返す中で感じたのが、脚本家の大島先生やスタッフの皆様の妄想力の高さです。もう脱帽ものです。

そして、キャストの皆様にもお会いさせて頂きました。
内山さんは嫉妬するくらい綺麗で若くて!!と思いながら、その若さでいきなり社長に就任した自分のアホさに驚きました。
でも、だからドラマになるのだと実感した次第です。

舘さんは、演技中「お父さん」なのですが、私服に着替えると、これぞ「舘ひろし」さんなんです。
心の中で惚れてまうやろ~と叫びました。見所満載のドラマです!!
このドラマが多くの皆様の心に触れ、主題歌のタイトルのように「新しい明日」へ踏み出すための一助になれば幸いです。


脚本家 大島里美
原作を読ませていただいて、『町工場の娘』である諏訪さんとお父様のエピソードに心惹かれました。
諏訪さんが主婦をし、社長をし、一人プレッシャーと戦いながら亡くなられたお父様に話しかけられていたように、今を生きる人たちは、きっと今この世にはもういない家族や仲間たちと、時に語り合いながら生きている。
そんなテーマを真ん中に、このドラマを描きたいと思いました。
どこにでもありそうな親子や夫婦、職場の仲間とのヒリヒリ、ドキドキとする瞬間、あたたかだけれどなんだかずれたやりとりなど、普通でいて特別な日常を楽しんでいただけたらと思います。


演出 末永創
田んぼ、田舎道、町工場…この “日本中どこにでもある景色”は、美しい森林や大海原のような魅力こそありませんがある意味、ふるさとを構成する大切な景色です。そんな愛すべき景色、が今回のドラマの舞台です。
2004年、名古屋郊外の町工場。平成不況が叫ばれている中、工場の命運を託されるのは主人公である“ただの主婦”――。
ノンフィクションを元にしたドラマは、父と娘の約束に始まり、やがてリーマンショックでの生き残りへと続いてゆきます。
この汗と涙の物語を、楽しみながら演じて頂いた(?)俳優陣のお芝居。また気鋭の若手・澁江夏奈さんの、ジャズの香りのするスモーキーな音楽も、是非楽しんで頂きたい魅力になったと思います。


制作統括 吉永証
今回のドラマの見どころは、ズバリ二つあります。これほどたくさん町工場で撮影をした連続ドラマは恐らくないでしょう。
撮影期間中ほぼ毎週、町工場でロケをしました。撮影で出会ったものづくりに携わる皆さんの優しさと勤勉さに、本当に助けられました。皆さんからいただいた温もりと気持ち(誇り)がドラマのリアルな雰囲気を作ってくださったと感謝しています。
そして、もうひとつは、娘と父の微妙な関係です。反発してても、実はよく似ている(!?)二人。その二人の心の襞を内山さんと舘さんが見事に演じてくれています。もちろん二人と関わる魅力的なキャストの方々の力も絶大です。
主婦・光と一緒に、ワクワク、どきどきしながら毎週ご覧いただけたら幸いです。





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