2014年大晦日に思う～不安な時代BUT平和な時代～

２０１４年もあと１０時間足らずで終わりである。

１年を振り返ると、日本全体では大震災というようなものはなかったが、異常気象とか異常爆発とかがたくさんあったように思う。
（犠牲になられた方のご冥福と一日も早い回復をお祈りします）
また、消費税８％導入や年末の総選挙では自民党の圧勝というこれからの４年間が決まる出来事もあった。
スポーツでは、サッカーのワールドカップやソチオリンピックなど大きな大会もあった。
羽生弓弦、浅田真央や錦織圭の活躍も光った。
芸能界では、高倉健に代表される大物スターが亡くなるということもあった。
社会現象では、妖怪ウォッチやアナ雪、エレキテル連合などというようなものがあった。

こうして見てくると、自然現象では厳しさを突きつけられたものの比較的平和な１年だったか？と思う。

しかし、根底に流れている時代の感じは「不安」なのではないかと思う。

１０００兆円を超える国と地方の借金。超少子高齢社会における社会保障は崩壊寸前。年金はどうなることやら。
景気は特定の大企業が良くても、末端までなかなか恩恵が降りてこないという実感。
それでいて、がん、心臓疾患、脳疾患、難病、痴呆などにいつ誰がなってもおかしくない状況。
あいかわらず、精神疾患も横ばいである。

考えると、先が見えない。

でも、こうしたことって、大昔から何回も繰り返されてきたのでは？？？

経験がないから「不安」なのだけど、「戦争」まで至っていない「平和」な時代に感謝しなければと思う。

だが、それも、いつまで続くことやら？
ナショナリズムはスポーツにおいては仕方ないが、国家間の対立を解消する手段にしてはいけない。
ひとり一人が、今の政治に関心を持ち、「戦争」に進まないように努めなければならないと思う。