徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

『中高生のための「かたづけ」の本』(杉田明子・佐藤剛史共著)による「かたづけ」とは?

2020-07-09 21:09:58 | 本と雑誌

「片づけ」については、マイブログで何回か書かせていただいた。

近藤麻理恵さん、三谷直子さん、飯田久恵さん、やましたひでこさんといった方々である。

どの方も、片づけの基本は「捨てること」という考えだったように思う。

(やましたさんは「捨」だけでなく、入り口を「断」して物への執着から「離」することもテーマにしているが)

特に有名な「こんまり流」では、「ときめいた物」以外は「ありがとう」と言って捨てることが重要と感じた。

さて、今回ご紹介するこの本は、もちろん「捨てる」ことは重要だが、「捨てる」ことが目的ではなく、何を残すかという基準を自分で持つべきだという。それが、できるまでは、安易に捨てないで、「迷いのモノ」として残しておき、残す基準が定まった段階で処分したらいいとのこと。

こう言ってくれると、即断する必要がなくなり、実践しやすいように思う。

この本での「かたづけ」の順序は

①「出す」

②「分ける」

③「選ぶ」

④「収める」

という4段階。

まず、現状を写真で撮影することから始めて、よく認識し、

ア 好きなモノ

イ 生活に必要なモノ

ウ その他(このウは「手放せるモノ」と「迷いのモノ」に分けることができる)

に「出して」「分けた」ものを「選ぶ」作業が大事だと。

もちろん「手放せるモノ」は即、袋やダンボールに入れて玄関に出し、手放すのだが。

そして、最後の「収める」も本当に使いやすい状態になるまで、「仮収納」を経てから本収納するのが良いなどとアドバイスしてくれていた。柔軟性のある本だと思った。

「片づけ」は、なかなか実践への覚悟ができないが、体力のあるうちに、時間を見つけて、他の人のこともよく考えて実行したいものである。

 

 

 

 


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