徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

資本主義の暴走によるカオス(混沌)への突入

2015-12-30 17:35:52 | 社会・経済
この前の、サンデーモーニングで世界の格差社会のことが取り上げられていた。

先進国でも、中間層が徐々に没落していっているらしいが、

世界的に見ると、冷戦終結後、社会主義の思想が低下し、資本主義による世界支配、つまり物質による幸せが既成の価値観の崩壊をもたらしているらしい。

例えば、今まで農業で暮らしをたてていた国が、どこかの国の大企業の工場進出により、そこに雇われた人は今までより高い給料を手に入れ、物質的に豊になるが、そうでない人は農業で暮らそうにも土地がなくなり、生活水準が逆に低下するらしい。

そうしたことの不満が全世界的に起こっており、そうした不満のはけぐちとしてISが大きくなっているらしい。

ISのテロは許せないが、そうした状況に人々を追い込んでいる資本主義についてもう一度考え直す時期のようだ。

それが、昨年?はやったトマ・ピケティ氏の説と関連しているようだ。


日本でも、子供の6人に1人が貧困(平均的な所得の半分以下の収入しかない世帯)となり、10年前より2%程度貧困率が増加しているようである。

これは、先進国20カ国中4番目に悪いらしい。

とはいえ、日本の貧困は世界の貧困に比べると、社会保障が充実しているのでましな方で、

世界では、アフリカなどで5歳未満の子供が5秒に1人なくなっているらしい。(国境なき医師団のHPより)

というわけで、世界は日本も含めて、段々と未来が暗い「不安の時代」に突入している。

ISの動向や気象変動、原子力発電、核兵器などを考えると、それこそ「カオス(混沌)」に徐々に突入してきている。


おおげさに考える必要もないが、楽観ばかりしていられない気がする。

「物質的な幸せ」では買えない「幸せ」について、もう一度よく考え、このカオスから抜け出すために、今後どうすべきかを一人一人がよく考えないといけない
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