徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

心は脳が作り出したもの?あるいは、死ぬとき心は体を離れて天に旅立つ?(from NHKスペシャル)

2014-09-14 21:00:26 | テレビ番組
「我思う 故に我あり」(by デカルト)
プラトン
アリストテレス
脈々と次の問いを人間は追い求めてきた。

私たちの心はどのようにして生まれるのか?
死ぬとき心はどうなるのか?
立花隆氏(74歳)(100冊を越える著作の中に「臨死体験」もある)がその謎を解く?
実は、立花隆氏自身が7年前に膀胱癌に。今年、再発。(お気の毒に
死が近づいている時、はっきりさせたかった。70歳を越えると「死」を意識するようになる。
さきほど、NHKスペシャルでしていたこの番組は本当にすばらしい特集だったので、番組を見ていない人は是非、NHKオンデマンドで見てほしい。
以下に書いてあるのは、あくまでブログ作者の解釈です。

「臨死体験」
まず、自らの心が体を抜け出す。(体外離脱)
次に、天上から自分の体を見下ろす。
次に、トンネルのような所を通って、美しい天上の世界へ。
アレキサンダー博士(61歳)は自らの臨死体験を報告。
脳幹まで機能しなくなった(2%程度しか動いていない)のに、美しい世界の臨死体験をした。
心は本当に脳によって生み出されるのか???疑問になる。

また、2歳のジャクソン君が1ヶ月の時の臨死体験を母親に報告。
体外離脱して、母や医師を見ていた。その証言は、事実と同じ。

脳科学で臨死体験が説明できるか?
ネズミに心停止させて、脳波を調べた。
数十秒、ふつうに見ると脳波はないように見えるが、微細な脳波が見られた。

脳の「角回」という部分を刺激すると、脳の色々な部分を刺激して「体外離脱」の状態に?
脳が正常に機能していないと「体外離脱」の感覚を生むと説明。

しかし、それだけでは、ジャクソン君の場合を説明できない。

「フォールスメモリー(偽の記憶)」は人間も受け入れる。
それは、人間が創造的な生物であるから。(この辺はよく理解できなかった

「臨死体験」はフォールスメモリーでは?
正常な部分と正常でない部分を複合して体験するのが、人間。


いよいよ、心はどのようにして、生まれてきたのか?の本題に


意識=自我
感覚、感情、行動、記憶
意識を生み出す神経細胞がどこにあるかをようやくつかみかけた。
ジュニオ・トノーニ教授
「意識は蜘蛛の巣のような形」

起きているとき→蜘蛛の巣の広い範囲に電気が流れる(統合情報理論)
        脳の中の膨大な情報を一つにまとめているのが、意識(すごいな!)
        意識の量を数式で表した
熟睡しているとき→意識は少ない
         鳥も意識は少ない
         機械も人工的に意識を持つことが出来る

臨死体験で人はなぜ神秘を感じるのか?
立花氏は膀胱癌の手術の時、臨死体験者が見た物に似た経験を自身がした。
無限の愛と平和

科学的には脳の辺縁系(は虫類にもある脳の最も古い部分。夢もここで)で起きる
死の間際。眠りのスイッチと覚醒のスイッチを同時に。また、幸福と感じるホルモンを大量に出す。本能に近い現象。誰にでも起こりえる

臨死体験しやすい人は夢を見やすい

科学は仕組みを追究するが、「なぜ?」そのような仕組みという問いには答えられない。

どのような哲学でも科学でもわからない部分。
生きるって面白い。
人間の存在は簡単には解明できない。
でも、上記のアンダーラインの部分は確認できた。

死ぬとき、死と神秘と夢のボーダーラインに入っていく
アタラクシア(心の平安byエピクロス)を信じて死んでいけば、死ぬことはそんなに恐いことではない
うれしい言葉だ。
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