いよいよ明日から年寄りの最大の楽しみである大相撲春場所が始まる。待ってました！
せっかくチケットを２日分買っていたのに、無観客取組かあ。残念。
NHKには８Ｋだ、５Ｇだと宣伝している昨今だから、お茶の間の声を土俵際に映像と声で届けてくれるよう頼んでいる。「22歳、女性、太り気味、少々おかめ」から「炎鵬、頑張れ」とメールかツイートすれば、そうした姿と声援が流れる仕組みである。あまりNHKと親しくないので、聞き入れてくれるかまだ返事はない。明日のサプライズが楽しみである。万一、白鵬が敗れるようなことがあれば、座布団が飛び乱れるのをバーチャル映像で流せれば、迫力と臨場感があって且つ安全である。それくらいの技術力を期待しても、決して裏切られはしないだろう。ほぼ税金であれだけの潤沢な予算を蓄えているのだもの。
大阪場所の無観客だけでなく、それ以降の春巡業も止めるとか。靖国神社奉納相撲もなくなるのかあ、行く準備をしていたのに、口惜しいな。
相撲がダメならピンポンでもと思っていたら、町の体育施設も門戸を閉ざし、行き場がなくなった。卓球場で新型コロナウイルス集団感染のニュースがどっかから流れるようでは、仕方ないか。
便乗なのか、公共サービスがバタバタ閉ざされつつある。感染スピードは本物の COVID-19 を上回る手回しの良さじゃねえか。そんなに政府、公共団体の仕事が手際好いのなら、元々の新型ウイルス防除でその手腕を見せてくれれば良かったのに。図書館は返却、貸し出しは今のところ続けてくれているけれど、館内の椅子は逆さにして座れないようにし、長居はするなと大書してあり、新聞、雑誌も読む隙が無い。
楽しみと言えば、卓球カタールオープンで長崎美柚と木原美悠のペアが女子ダブルス決勝で、中国の朱雨玲・王曼昱ペアに勝って優勝することくらいである。
日本のＧＤＰは昨年10－12月期に年率換算で6.3％の大幅マイナスに落ち込んだけれど、今年1－3月期は新型コロナウイルス・ショックをもろに受け、オイルショック時の1974年1－3月期の前期比3.4％（年率13.6％減）を上回るマイナス幅となることが確実の情勢である。さらに4－6月期は５月中に東京五輪の中止が決定されれば、日本経済にとって壊滅的なダメージとなることが予想される。それなのに日経平均がまだ先週末に２万749円と２万円台を保っているのが不思議でならない。私は既に２月３日の節分の日に１万円下落を予想していた。日本の投資家には泰然自若とした大物が多いから、随分粘っているけれど、日経平均１万円割れは免れがたいであろう。日銀やＧＰＩＦ（年金積立金管理運用独立行政法人）が奮闘しているのかな。残念なことに、ＧＰＩＦの昨年末運用資金額168兆9897億円も、今の相場環境ではすぐに100兆円を割りそうである。そしてジワジワと、財政がひっ迫し、年金支給額が世帯当たり一律１万円くらいに絞られる日が来る予感がする。
エコノミストたちはリセッションが近いと騒いでいるけれど、そんなリーマン・ショック型のリセッション（景気後退）という生易しい状況ではなく、1929年型のデプレッション（大恐慌）の足音が近づいているのではないか。人を見れば新型肺炎患者と疑い敬遠し、いがみ合うような世相が再到来しても生き延びられるよう、フレデリック・アレンの『オンリー・イエスタデイ』を図書館に借りに行って、読み直すことにしよう。
大恐慌の到来に対処するためには、抜本的な対策が必要となる。稚拙な俗論では、消費税の10％への引き上げが景気の足を引っ張ったと見られているようであるけれど、間違っている。早急に消費税を100％に引き上げ、景気対策用の税収を確保するとともに、年収300万円未満の世帯にはマイナンバーカードによって全所得を証明すれば、無税証明証を交付し、消費税を免除するようにする。年収400万円未満には消費税率５％証明証、500万円未満には10％証明証を与え、特例を設ける。
あとはカーペンターズを歌って、世の中が明るくなる日を待つ。＃♭＃
Only yesterday when I was sad
And I was lonely
You showed me the way to leave
The past and all it's tears behind me
Tommorow may be even brighter than today
Since I threw my sadness away
Only yesterday
♭＃♭
貧しさを
強ふるおとどの
朽ち果てな
驕りをくじき
夜明け待たなむ
本歌：西行・山家集
さびしさに 堪へたる人の 又もあれな
いほりならべん 冬の山ざと