おしゃべりなゆび

いーちゃんと私と花と映画と木村さん  
日々思った事を書いていきます。

52ヘルツのクジラたち

2024-03-10 | 映画
ストーリー 自分の人生を家族に搾取された過去を持つ三島貴瑚は、東京から海辺の町にある家に移り住む。貴瑚は母親から虐待を受け“ムシ”と呼ばれる少年に出会う。少年を助けようとする貴瑚は、かつて助けを求める自分の声を聴き助けてくれた岡田安吾を思い出して……

2021年本屋大賞に輝いた、町田そのこのベストセラー小説を、杉咲花を主演に迎え映画化した。家族から搾取されて傷ついた辛い記憶を持つ女性が、虐待を受けている少年を助け、自らを救った人物を思い出す様子を描き出す。監督は『八日目の蝉』の成島出。共演は志尊淳、宮沢氷魚、小野花梨、桑名桃李、余貴美子、倍賞美津子らが名を連ねている。

花ちゃん目当て
映画館で予告映像を観るたびに面白そうって思ってて公開日直後に観に行って来ました
原作は未読


盛大なるネタバレあり!

原作を読んでませんから親の介護で悩んでいる花ちゃんが自分のやりたいことを見つけ再生して行く話かと想像してました
これが恐ろしく予想を外しまくりぃ~で今の社会的な問題を全部ぶっ込んだ様な凄まじく重い作品でした

母親に殴られ交際相手にも殴られ 殴られっぱなしの花ちゃんは見てて辛いし 親からの虐待とネグレクトにあってる男の子も見てて辛いし
あ~志尊さんも非常に辛かった
共に手を取り生きて行こうとしている花ちゃんと男の子の眼前には山よりも高い壁がそびえ立っている感じだし
前向きな明るい未来が待っている風で終わろうとしてるけど いやいや、めっちゃ壁あるし
そしてこんな作品が賞レースに乗るんだろうなって事だけはわかる(笑)
非常に切ないお話でございまった…

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