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どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

スパルタンな一日

2012-08-11 00:16:55 | インポート
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朝5時半に起きて、ガッツリご飯を食べます。そう今日は東日本大学ソフトボール大会の取材です。
この花巻市石鳥谷ふれあい運動公園には、自動販売機しかありません。歩いて10分の範囲には飲食店はありません。
そこで朝からカレーです。一合のコメを炊いたものにレトルトカレーに卵3個を焼いたのとチーズをかけて頂きました。シカーシ今日は三分の一残してしまった。かなりさい先悪い状況です。
さて写真は駅近くの、地下駐輪場の前。以前は単純に市営有料駐輪場だったのですが、民営化したようです。2時間無料とレンタサイクルが出ています。
レンタサイクルはともかくとして、一日利用料金が100円なのが高いか安いかです。駅前は全面駐輪禁止でして、一日一回は違法駐輪を取り締まって撤去しています。それを引き取ると2500円だったと思いますが法外な料金をとられます。



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列車で石鳥谷まで行きます。
止まっていた貨物列車をフと見ると、コンテナ車一つで最大40.5t荷物が運べるようです。



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最近一部で話題の、JR東日本の自動販売機。いろんなメーカーの商品を、その駅ごとに最適化して最大の効率を目指しています。ここには4台自販機があったと思いますが、商品陳列をそれぞれで特徴を作っています。
もしかするとですが、将来は駅の自販機を見れば、誰でもこの辺りの住民のし好が解るようになるかもしれません。
この場合右側に定番が多く並んでいます。そしてした段に定番中の定番のコーヒーが集中しています。多分なのですが、階段から少しだけ遠い自販機なので、少しでも車両が混んでいない人向けに設定しているように思えます。


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さて究極にスパルタンな会場です。ベンチは一応ありますが観客席はありません。日陰を作るものもありません。見える建物はこのタル型のなにか。しかも運営で使われるので一般人立ち入り禁止。



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一応ロングカット。もうここに来ると言うのが解っているから、出来るだけレンズを削って削って、標準と望遠ズームと単焦点300ミリのみで望んでいます。
なので広さが解りにくいと思いますが、大体この写真の4倍の面積です。
パノラマ作っとくべきだった。ソフトボール場8面ですよ。



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さて今日は、上空に寒気が入り込んでいます。


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ああちょっと順番が。花巻空港が近いのでイロイロ飛んでいます。イロイロ過ぎているので並べてごまかします。



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寒気の影響で、大気が不安定になっています。早速積乱雲が大きくなっています。雨が来るのは確実です。
取材で来ているので、実はブログで写真を出せないというよくわからない事になります。
大会運営からの以来だったりした上で、契約上で出来るかどうかになります。



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お昼ころには大粒の雨が降りましたが、サラっと終わりました。


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飛行機なんぞとっていてと思われるかもしれません。今日は5試合を撮影しなければ行けません。なのでブログ向けはこんな具合です。全く利害関係の無い団体ならこの大会の面白さを伝えられるのですが、その時間もありません。


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また雲が大きくなっている。


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遠くで大雨が降っているようです。
さてこの近辺今日の最高気温は、30度のようです。日照があると無いとでは全く違います。かなり暑く感じていました。それでも今日は西風・北風・南風・東風とめまぐるしく風が変わり、過ごしやすく感じました。



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さて第一日目は終了です。ただ競技としてはやっぱりバラツキが多いので、いたるところで試合進行が遅れています。どうもまだ第3試合が進んでいるようです。



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チラ見で見たかった選手とか一杯いましたが、この試合、絶対見たかった。もの凄い激戦です。ちなみに両校ともかなりいいチームです。ソフトボールはフィールドが小さいので、本当にちょっとした事でゲームがおかしくなります。その結果なのでしょう。



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さて国士舘の選手です。大関さんです。とってもかっこいいです。なぜ名前が解るのかと言えば、パンフレット買ったから。ただ彼が投げるたびに帽子が落ちます。美学でしょうか。
仕事でもあり楽しみたかったのですが、さすがにギブアップしてしまいました。この国士舘vs東海大は見たかったのですが、もう無理でした。



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実は携帯を忘れて来た。


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バスは無い。
そういえば、取材先のキャプテンがヤジについて議論していた。このチームは伸びると思った。野球やソフトボールではゲームなのだから(えっと、練習がスポーツで試合がゲームといったスポーツはある)、ゲームを優位にする手段として野次がある。これをどう洗練させてゆくのかという議論だ。
見方を鼓舞しながら、敵を緩ませ、なお客を楽しませる。そこまでは考えていないと思うが、いい議論だ。
実際私は、ヤジ力というのを重視している監督を知っている。
今回の大会でヤジが面白くも何ともないのが、国士舘と東海大。ほぼ最悪。盛岡大学は以外と高度な事をやってのけた。
こういった聞くスポーツってある。ヤジを聞く。すごい楽しい。阪神ファンの御得意技だ。



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ところで巨漢の選手がいるのですよ。その選手を、他の大学のマネージャーが「肉」と言っています。え!なんで肉、確かに彼は(公式)189センチ体重90キロだがその程度では?と聞くと、背番号が「29」だから。確かにしっくり来る。
そこで彼に話しを聞いたら、高校から29番にこだわっている。そしてそれが「肉」と繋がるのは本意だと。すばらしい言葉を頂きました。
ここで取材を止めては行けない。監督に聞いた。
「彼ほど小食なのは見た事が無い。チームで焼き肉に連れて行ったが彼は全然食べなかった。」そうだ。
なお私の推定体重計だが、間違いなく彼は100キロ超えている。
多分私の予測だが、彼は間違いなくボディビルダーの体重コントロールをしている。2年後どうなるのかが楽しみだ。




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歩いて駅まで行く。



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稲の穂が出ている。



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稲の花。今日はこの辺りの最高気温が30度だったようだ。これがあと2度下がると稲は不作になる。
暑いのに文句を言いにくいのが、東北人だ。


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向こうでは大雨だ。このあと列車に乗ったが紫波中央駅近辺でのドシャぶりだったようだ。




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実は道に迷っている。このまっすぐな道でどう迷えるのか、普通はそう思う。
右と左を間違っただけで、こうなる。それが東北。でも北海道よりはマシ。




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一本残された松。
陸前高田の松だが、ダブルミーイングの可能性がある。


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カラスに追われて白鷺が飛んでいます。


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稲がきれいに見えます。


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もはやクタクタです。
そういえば、この会場にあるのだが無いとしか言いようの無いグッズのテントの脇に、地元産品の店がある。かき氷がウリなのだが、その中にベーコンステーキ250円とハムステーキ100円がとってもお買い得。花巻の畜産加工会社から直にはいっている。ベーコンステーキは暑さが1.5センチ幅3センチ長さが20センチあろうと言うもの。しかもこれは焼き上がり寸法。お土産に買って帰えれるレベルです。
といいつつ、腹が減っていたので一気に食ってしまいました。
いまでも損をした気分です。あのベーコンでゴージャスなご飯がいくらでも出来たのに、しかも250円で4食はおかずが出来たのに。
今回の目玉です。


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秋の七草から外れている、おとこえしです。


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赤花があるようです。



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駅から歩くと45分程度ですが、道に迷って疲れ果てました。とっても偶然タクシーが来たので駅まで行きます。
あっという間に別世界でした。


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夏祭りの準備が進んでいます。


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空港が近いので、飛行機がまっすぐ見えます。


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道路にキュウリが落ちていたのですが、なぜなのでしょうか。なお写真では1本ですが、2本落ちていました。



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ようやく列車が来ました。


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イロイロあったハズなのですが、細かい事はいっさい忘れた日でした。


明日は

2012-08-10 00:05:17 | インポート
以前オススメしていた東日本大学ソフトボール選手権大会を明日見に行く。シカーシだ、既に暗雲が漂っている。
http://www.sgk.ac.jp/ajc-softball/east/P6-21-1.html
男子の組み合わせがメチャクチャなのだ。だだっ広いところにソフトボール場を8面作るのだが、このうちF2とF4の組み合わせが3試合ある。つまり会場Fの2に時間帯に、3試合行うと言う事だ。更にD1とD3が2試合ある。
どうゆうこっちゃ。



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さて今朝電気剃刀がついに御無くなりになった。かれこれ10年は使っているものなので仕方が無い。そこで紺屋町の再販という中古品屋に行く。
風景は上の橋からの中津川。鮎釣りの人がいる。さて今年の鮎釣りなのだが、あまり芳しくないようだ。
実は震災の影響で、昨年は例年通りの放流が出来ない川が多かった。そこで釣り人に喜んでもらおうと、今年は型の大きな鮎を放流したようだ。これが全くの裏目に出てしまっている。つまりだ、海に南下できるくらいに大きくなっているので、縄張りを作らないのだ。本来鮎はこの時期コケを食べて育つので、縄張りを作る。所が養殖でヌクヌクと大きくなったものは雑食性を残してしまう。なのでこの時期のおとり釣りが全く不可能。
先週わざわざ遠方から来た釣り人が嘆いていた。だって一杯見えるのに釣れないんだ。型の大きなのを放流したと言う話しをすると、それじゃ無理だと匙を投げた。餌釣りに切り替えたらどうですかと聞くと、そんなヤボなと言われた。この時期の釣りである。それが楽しめないのは意味が無いと。
さてひげ剃りだが、なぜ中古品屋化と言えばひげ剃りなどのものは新品しか扱わない。なのでバッタの安い商品がある。パナソニックの高級品を買った。ただ中国製の無名ブランドの製品の倍の値段だ。さてどうしようか。どっちもメイドインチャイナだ。
ところがこの店、閉店する。なので安くなった。
この再販だが、盛岡では知らない人がいないほどの中古品屋の草分け。現在3店舗持っているので、この創業地から離れる事になった。
http://park1.wakwak.com/~saihan/
リンクしておく。



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さて明日は近所にセブンイレブンが出来る。実はこの岩手大学近辺は大体オーバーストア状態なのだ。10年ほど前だろうかこの時点でコンビニが、館坂橋前九年に一件、岩手大学の国道46号線沿いに1件、高松の池近くに2件、上田通りに3件、本町通りに1件、西下台に1件、夕顔瀬橋の通りに4件あった。12件の超オーバーストアだったのだ。
これが最近館向町に1件、岩手大学の国道46号線沿いに1件、高松の池近くに1件、高松4丁目に1件、上田4丁目に1件、上田通りに2件、本町通りに1件、夕顔瀬橋の通りに1件に減った。ここで上田通りの店が減らないのは、県立中央病院があるからだ。その上で県立中央病院の購買がローソンになったので、実施的には変わっていない。
純粋に岩手大学を商圏として考えれば6件あったのが現在3件になった。ここにセブンがやって来たのだ。ローソンと50Mしか離れていない。
この激戦エリアにセブンが参入して来た事が、今を表している。
25年前友人の兄が、母のやっている酒屋をコンビニにしたいと話していた。この時フランチャイズシステムについてよく聞いた。現在はコンビニは24時間営業だが、当時は12時間契約があった。そこではフランチャイズ料金が変わる。当然24時間の方がロイヤルティが安い。だが24時間で家族経営が出来るかどうかだ。そこで選択としてヤマザキストアがあった。商品は山崎パンをおく事以外は自由度が高くロイヤルティがとてつもなく低い店舗だ。ただヤマザキは売り上げ保証はしない。
なおヤマザキショップは上田ー本町に2店あったが、多分一店は店主の年齢で閉店になったのだろう。上田通りのヤマザキショップはクリーニングの受付や、独自ルートの果物など売っている。店舗ごとの独自展開が出来る。今のコンビニとはちょっと違う。ヌルさが長続きする例だ。
友人の兄ははとても悩んでいた。どっちが将来なのかだ。かれはセブンの審査を通り抜けた猛者だ。当時のセブンは、売り上げ保証をしていた。つまりフランチャイズに対して徹底的に審査して、店主が儲かってゆけるかどうかを厳密に審査していた。そして店主のやる気を徹底してみた。これに通ると言うのはすごい事だった。
その審査に通った彼が悩んでいた。確かに母親の経営している商店からではヤマザキがいい。運営の自由度があるからだ。その上ロイヤルティが40%違った。とうぜんヤマザキが安い。
さて彼の家は東北ではない。セブンの話しは更におもしろいことになる。セブンは売り上げ保証をする分審査が厳密で、東北でも仙台以外では出店できなかったのだ。商圏の制限が彼らにあった。
岩手県ではローソンが王者だ。この流れは誰も理解できない。実はリクルートをあのダイエーが救済したときからはじまった。安比高原の成功でリクルートは県内で有名になった。それがダイエーに救済される事で、一気にローソンが出来たのだ。人脈も買ったのだ。この攻勢でもセブンは決して岩手に来ようと思わなかった。ダイエーがローソンを三菱商事に売却しても、彼らは岩手に来なかった。
なぜ今更ながらセブンが来るのだろうか。
セブンイレブンのイメージが変わったからだ。売り物が無くなったのだ。24時間当たり前、総菜やスイーツでどうするのかとなっている。
この激戦区で現在ファミリーマート、サンクスKサンクス、ローソンと住み分けが出来ていた。
実は今日ご近所のプレオープンだった。なので店内を回ってどうかと考えたのだが、セブンの欠点はどこに行っても同じと言う事。どこでも同じなのがコンビニだが、やはり違う。その中でセブンだけが全く同じなのだ。同じだからどこに出店しても誰もが安心して買い物が出来るのだが。
今回50m離れてローソン対セブンの戦いが起きるのだが、確実にセブンの分が悪い。どう考えても同じ通りに面しているとは思えないほど視認性が悪い。だからと思うが、冷凍食品とお惣菜のウエートが大きくなっている。これは多分誰も信じられないと思うのだが、この近所で買い物する老人はコンビニに行く。これを狙っていると思う。また若夫婦も子供連れの場合コンビニを選択する。多分店が小さいから子供を管理するのが楽なのだろう。しかもこのブロックにはNHKや東北電力の寮がある。そこを考えての出店なのだろう。
しらし、こうしてコンビニ戦争がおきても、イマイチ私にはメリットが無い。


立秋二日目

2012-08-09 03:37:35 | お天気
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いわしぐもがきれいです。まだ8月8日なのですが。


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オリンピックも終盤戦です。カヌーのカヤックとカナディアンの男子スプリントレースをネットで見ました。何つ言う速度だ。大体まっすぐ進んでいるのが信じがたい。で出場選手がおっさんくさいのが気になります。それ以上に気になるのは、選手と並走して走っている自転車です。なんでしょうこれは。競技関係者なのでしょうか。



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ボートはなかなかのレースです。さすがオリンピックです。なぜかカヌーに比べると年齢が若いような気がします。
でも自転車がやっぱりいます。何でしょうか。



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今日は最高気温が27度。でも晴れています。


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積乱雲もあります。
オリオンピックですが、さすがにテコンドーにはお客が少ないようです。昨日はロンドンの観客と演劇と言いましたが、多少の修正が必要です。そう、イギリスには何でもかんでも賭け事にする習慣があった。ブックメーカーという人たちが、様々な情報を集めてオッズを決めると言うだけなので、胴元ではない。建前上はそのオッズを印刷して売っているだけだ。友達同士でそれで遊んでもかまわないと言うものだ。
スポーツと賭けはメチャクチャ親和性が高い。日本の公営賭博のほとんどがスポーツだ。サッカーもサッカーくじを販売している。ウラでは野球、特に甲子園野球が賭博対象だ。大相撲でも昔っからある。
イギリスの場合は何だろう。ピーブス氏の日記と言うのがあってそれを読んでもばくちの話しはあった。



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カヌー競技では、ゴールスタンドが埋まっていないようだが、ボート決勝はさすがに埋まっている。イギリス人がすきなスポーツと言うのもあるが、ボートと博打は親和性が高い。実は昔、国体のカヌー競技を見に行かざるを得なくなって、そこで賭けを始めたら盛り上がるのなんのってすごかったです。なお決勝終わって、フト冷静になって、チャラになりました。


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今日はボートとかばかり見ていたのだが、セーリングがすごい。何がすごいって、あれだけの船がいて衝突してしまう事が無いこと。それって当たり前だと思うが、それでもすごい。身体を張った操縦がすごい。
競艇より面白い。
今回のボート競技男子フォアなんか本当に面白いです。
最後に、馬術クロスカントリーの全コースを見たいのだが、今の所映像は無い。このマイナー競技で盛り上がっているのも歴史だが、どうも全体このグダグダの中に歴史があると思う。


涼しいというか

2012-08-08 03:35:22 | お天気
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5日は本当に暑かった。それが一転して6日は、最高気温が27.9度と低かった。とはいってもこれな午前8時の気温。ここからどんどん下がってゆき午後2時のころは21.3度とかなり低かった
午後からずっと西側から雷が鳴り続け、雨がパラパラと降り続いた。夕方には雨も上がり気温も24度まで上がったが、夜中には20度まで下がった。



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これは停滞前線が下がって、秋田から岩手にかけて横たわったから。9時ころには前線は消えたのだが、オホーツク海高気圧がいかに強いかと言う事だ。


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明日から甲子園野球が始まる。岩手県予選の決勝でファウルとホームランを間違える誤審があった。この件がどうもすごい事になっているようだ。この試合に関わった審判全員の資格剥奪、そして岩手県高野連の組織替えまで起こりそうだ。
まあ当然なのだが、野球の世界は余りにも人的なつながりですべてが出来ている。透明性を持たせたくとも出来ない組織だ。もうそろそろこの辺りを考えないと行けない時期でもある。



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逆に今回のロンドンオリンピックのグダグダぶりは、面白く思っている。こんなにクレームに柔軟な組織も滅多に無い。結構抗議でひっくり返っている試合が多い。このあたり健全な考えだ。どうも審判について大会全体で信用していないフシがある。柔道で日本人をア然とさせたジュリー制度だが、よく考えるといい制度だ。ただ今まで審判から要求されなければ発動しなかったのが、今回発動した。
これなのだが、もしかするとオリンピックの中でもかなりいい観客ばかりなのかもしれない。この観客のジャッジが効いているのではないのか。
よく考えて欲しい。例えばバトミントンの無気力試合だが、このときのブーイングのすごさだ。実際あの会場にはバトミントンのファンばかりではないだろう。逆だ。ファンだったらなぜこういった試合になったか解るだろう。ブーの出し方が違う。これは柔道もそうだ。判定なんてかなりめんどくさい。よほど解っている人ならともかくなぜブーを出すのか。
はっきりいって彼らは目が肥えている。専門性が無くても解る所は解るのだ。ただ多分なのだが、彼らの目の肥え方は、スポーツに関してではない。多分演劇だ。ワクワクドキドキ出来ない何かがある時ブーを出すのだ。
しかしあまりにも精度が高い。とはいえ陸上短距離のスタートで、ペットボトルを投げる酔客もいるというのがロンドン。このペットボトル騒動は競技に全く影響がなかったが、隣にいた柔道のメダリストに瞬間的に殴られていたのだから、これまたロンドン。大丈夫かな。
どうも普通の日本人から見たら顔をしかめるような事ばかりなのだが、スポーツを見ると言う事とスポーツをすると言う事は、全く違う。ロンドンはこのへんがキッチリしている。逆に日本人は混同していると思う。





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7日も寒かった。最高気温は29.4度なのだが、これは瞬間的なもの。大体は最高気温は28度程度。最低気温は18.3度。とても低い。
これはどうも、台風が停滞していて太平洋高気圧が伸びるのを妨げていることと、揚子江高気圧が張り出して来ているのが原因のようだ。天気図だけで見れば、初秋そのものだ。
しかし今年の中国は大変だ。北京の豪雨もそうだが上海に台風が上陸しそうだ。


骨折からの定期検査で病院に行った。11時の予約だが実際の診察は13時半。まあもう。おかげで最高気温を感じずに済んだ。だが風が強いので暑くは感じない一日だった。
結論だが、骨に打ち込んだチタンの棒は取り除かない。チタンを固定しているボルトを一つ取り除くと言う方向になった。だがこれで全身麻酔にするのか、局所麻酔にするのかで問題になる。全身麻酔にするんだったら棒を取り除く方向になる。お金の問題もある。部分麻酔では3万円。全身麻酔では正直な所棒を抜いた方が安いかもしれないという、10万円。なぜこうなるかと言えば、健康保険制度の高額医療費を使えるから。
どちらにしても、会話のほとんどが大工と話しをしている気分になる。
骨がとても丈夫だと思うのですよ。だからボルトが抜けるかどうか、密着している可能性があるのです。この場合ドライバーの山が潰れてレンチで抜く事になるのですが、それでも無理な場合があります。問題は半分でムリになった場合です。この場合部分麻酔でも相当痛いとおもうのですが、こうなると全身麻酔の方がいいです。
棒が骨に密着している可能性もあります。こうなると抜けない場合があります。とはいってもボルトを全部とると、将来骨髄がスカスカになった場合棒が動く事があります、とはいってもそんなに無い事ですし、とても骨が丈夫そうなので大丈夫と思うのですが、やっぱりやってみないと解らないですね。ほんと骨が丈夫そうですからね。
CTでの検査でも解る所と解らない所があって、検査でもホント解らないんですね。だから決めちゃいましょう。

と言う事でボルトを1本か2本外す方向で話しを進める事になった。
ただな~、骨が丈夫とさんざん言われた。まるで宮崎駿監督のアニメ「パンダコパンダ」のお父さんパンダの「いい竹やぶですな~」の台詞張りにいわれた。



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今日は本当に秋の一日のようだった。


死刑執行のあった日

2012-08-06 22:24:28 | インポート
8月3日に、死刑が執行された。各社報道している。
なぜこのニュースが出てくるのかと言えば、2009年の民主党の政策集の中に、死刑廃止の国民的議論を起こすと言うのがあるからだ。実際民主党の中には死刑廃止論者が多い。それが死刑執行書面にサインするのだから、確かに疑問がある。だが、この書き方だとどう一般に見えるだろうか。

民主党政権での執行は約4カ月ぶりで計7人になった。

民主党は7人、人を殺した、そう見えないだろうか。多分だが自民党の歴史の長さから、彼らの方が圧倒的に人を殺しているのだ。むしろ日本国憲法制定以降から×××人目の死刑執行が行われた、と言うのが正しい言い方だろう。
そう書いていたら、まとめていた人がいた。

http://www.geocities.jp/hyouhakudanna/number.html

民主党の肩を持つ訳ではないが、このところ死刑廃止議論は不可能に近い状況にある。まずオウム真理教の教祖松本被告の死刑判決だが、法的には死刑は難しかった。これを世論が死刑に導いたと言う議論がある。つまり司法の根拠が揺らいでいると言う事だ。
次が被害者遺族の問題だ。重大事件になると被害者遺族がマスコミに追われたり生活がムチャクチャになるだけでなく、裁判に立ち会う義務まである。特に相手が少年だと、少年法の規定で個人名が出ないが、被害者の名前は出てしまう。こういった中で、遺族の気持ちに司法が配慮していないと言う議論が起きた。
さらに犯罪者が精神障害を負っている場合だが、無罪になる。これはおかしいのではないのかと言う議論がある。
そしてそういった遺族の中から、死刑を求める声が上がっている。そしてこれに賛同する声が大きくなっている。特にネットではそうだ。


ここには大きな問題がある。近代法の概念ではないのだ。古代の法体系がたちあらわれている。報復主義だ。
近代法は、権力者が恣意的に法を使えないようにするために考えられている。権力者の気まぐれや同情で死刑になったり無罪になったりでは、大変な事になる。これを制限するのが法の意味だ。
法に恣意的なものが持ち込まれないように合理性を持たせる、近代法はそうなのだ。報復主義だと、刑の重さやその範囲に歯止めが利かない。一人の殺人に対して、一族郎党すべて殺すとかが起きる。


それでは死刑に匹敵する刑として、無期懲役がある。しかしこの刑、一生でて来れないのではない。10年ほど模範的な囚人として過ごせば、監視付きだが社会に復帰できる。そうでなくとも、不定期に外に出られる。そうしないと完璧な社会不適応者になってしまうからだ。なお何かの手記で読んだが、この出られる事は彼らにとって怖い事らしい。
しかし出られるということが被害者たちにとっては堪え難い所なのだ。なぜそうなるのかと言えば、日本の刑務所は、罪を憎んで人を憎まず、だからだ。どんな犯罪者も更正の機会を与えれば、更正されると考えている。特に昔の犯罪者は、学歴の問題や職業訓練を受けられなかった人が多かった。この場合この考え方は正しいのだが、最近ではどうしたものかと言う犯罪も多い。
例えば秋葉原無差別殺人事件だが、本人は自殺したいが出来ないので死刑になる犯罪を決行した。まああまりにも身勝手な犯行だ。彼の意志に反しての無期懲役が妥当だが、現在の法律ではやっぱり死刑になるだろう。
ノルウエーの銃乱射事件で、犯人は無期懲役になるようだ。ノルウエーには死刑が無い。これを被害者がどう思っているのかと言う話しでは、裁判中靴を投げつけた遺族がいたほどだ。確か靴を投げつけると言うのは、最大の侮辱行為だはずだ。殺してやりたいと思う声もあったが、法が正しいという意見が大多数のようだ。
ただこの関連でノルウエーの刑務所事情が報道された。無期懲役ってえらく快適な暮らしだと言う事。自由が拘束されていると言う以外は、人権が守られているのだ。日本の刑務所はある意味人権蹂躙している。職業訓練と言う名の、強制労働があるからだ。しかし絶対に出て来れない無期懲役を作ったら、確かにノルウエーのようにしなければ不味いだろう。この辺りの人権意識がやはり日本は弱いように思う。
それ以前にほとんどの日本人は、刑務所を地獄と考えているのだろう。あの中で凄まじい責め苦を受けているから被害者も納得できるのであって、そうでなければ死刑にしろと簡単になってしまう。

変な話しなのだが、最近の法務大臣の中で個人信条を理由に死刑執行書面にサインをしなかった人がいた。これはこれで、批判を受けた。法的に決まった事をしないと言うのはどうゆう事だと言う話しだ。
実は民主党の法務大臣が、書面にサインする理由はこれだ。死刑廃止支持だが、個人的な信条で現在の法を超える事は出来ない、といった弁護士的な考えだ。今回の死刑執行では、大臣が本当に執行していいのかチェックしたようだ。弁護士的な考えがあるのだろう。
また裁判員裁判で初めての死刑判決が出たあとき、果たして一般人から選ばれた裁判員に十字架を背負わせていいのかと言う議論が起きた。元々裁判員制度は従来の司法の中に一般人の感覚を取り入れると言う意味がある。しかしさすがに3日で人の死を決めるのは難しい。裁判員からもこういった意見が出た。
そもそも法とは、権力を縛るための道具だ。法そのものが権力なのだ。(政治に対して権力といい、法に対して権威と言う言い方もあるが、あえて権力と書いた)本来は一般人の使うものではない。


最近明らかな検察の行き過ぎで、冤罪が判明した事件がある。小沢一郎の裁判も明らかに冤罪なのだ。死刑囚の自殺者の中に、冤罪を訴えていた人もいる。多分自殺者のほとんどが冤罪なのではないのか。(小沢だが、岩手県でなぜ支持されているのかと言えば、絶対しっぽをつかませないという老獪さが支持されているのだ。これが無くなると彼は落選するだろう)
この警察・検察・裁判所に対する不信がもの凄く大きい。警察に関しては、権力を直接行使できるので元々不評だが、裏金作りや組織的に不正を隠蔽する事件が発覚し、まあそれもゴキブリ一匹であと何匹いるのかと言う具合に出てくるものだから、不信はもの凄い。それでいながら軽犯罪が増えているものだから、人は治安が悪くなっていると思い込んでいる。(実際の治安はもの凄く良い。警察不信が深いからそう感じられるのだ。)
裁判員裁判は、アメリカから押し付けられてはじまったと言われている。まあ自由貿易を完璧にするためには、裁判制度まで同じ方がいい。だが日本はアメリカのいう民法ではなく、刑法にこの裁判員裁判を導入した。これは司法不信に対する対策で、ついでにアメリカを牽制できるという判断だった。
だが刑法に適用する事で、民意が刑を重くしてしまうのではないのかと危惧されている。実際重くなる傾向にはあるようだ。
死刑に関しては今の所裁判員による抑止はあると思う。だがオウムや秋葉原事件では判断は難しい。それこそ世論の外圧を一斉に受けてしまうのが裁判員制度だからだ。


死刑制度が犯罪を促すと言う考えもある。秋葉原の事件なんか確実にそうだ。破れかぶれになった人間は何をするか解らない。どうせ死ぬんだからと犯罪を起こすのだ。そうゆう考えもある。
だがほとんどの死刑囚はそうではない。小さい犯罪を重ねるうちに大きな犯罪を犯す。広域殺人118号なんかその例だ。詐欺を繰り返しているうちに、強い被害者との交渉の内に殺してしまった。
もちろん犯罪に慣れていない大多数の人間には、死刑は抑止効果がある。だがそれでは無期懲役でも抑止効果があるのでは?実際そうなのだ。

今問題になっているのは、死刑囚の加齢による死亡だ。死刑宣告されるくらいの犯罪なので、逆説的にうかつに殺せない。連合赤軍の永田死刑囚なんてその際たるものだ。出来るだけ活かして情報を集めようと言う意図を感じる。オウム真理教事件でも、松本死刑囚は事実上の無期懲役になるのではないのかと思う。
今回死刑執行された二人は、冤罪の可能性が無いものと言う。年齢を見る限り比較的早い執行だった。だが死刑を宣告されて、いつ来るのか解らない執行日におびえ続ける死刑囚。つまり毎日が罰なのだ。毎日生と死を繰り返す日々、それでいながら刑務所と言う母体にくるまれている人生。無期懲役の囚人が、外は怖いと思うようになる個人。
それが現在130人いる。実は130人しかいないのかと言うのが私の感想だ。滅多に出ない判決だし、逮捕から判決まで時間がかかっている。
ただそれでもその死まで、絞首刑の夢を見続けさせるのはどうなのか?

死刑制度の問題といじめはどこかが繋がっているように思う。日本は均質だと思われている社会だ。実際は全く違うが、その中で異端と思われたらいじめられたりするわけだが、いじめる理由は目の前からいなくなって欲しいという所にある。それでも存在し続けるのだから、いなくなるのではなく自分の下部においていなくなるようにしむけてゆく。いじめた側が、死んでせいせいしたと言う発言は、間違いなくそうだ。
死刑もそうだ。目の前からいなくなればいい。そういった考えがある。それが出会うかもしれないという、ほとんどない可能性(刑務所はそのあたりは配慮している)に対して、無期懲役をを拒絶しているのだ。

恐ろしく話しが飛ぶが、現在の反原発にも、「目の前に無ければいい」というニュアンスを感じている。金曜日官邸前デモをイマイチと感じているのは、この辺りだ。だがもうそろそろ次のステップに来る。このデモが車道を占拠しつつあるのだ。また人が集まりすぎて車道に人が溢れたりしている。


日本のとても古い地層が、今噴出している。オスプレイ問題でも実は同じ事が指摘できる。新しい事を拒否しているのだ。事故率が高い今のヘリより、まだマシなのだが。


死刑制度の廃止には、壮絶なステップがある。まず死と言うものがどうゆうものかを理解しなければ行けない。この辺日本の宗教観は、死んでしまったものは封じ込めてしまえ、これが基本だ。縄文時代からこれは変わっていない。平安時代から慰撫と言う方法が使われているが、死んでしまったものに対する儀礼であって、死そのものに対しては何も理解が進んでいない。武士道は、実際の所成立した江戸時代にこれが必要だった日本人は人工の10%の武士階級のみだ。それ以前の武士には、武士道と言う概念は無い。ただ人を殺す事の倫理はあった。
これが江戸時代に、人を殺してのし上がる社会から安定した階級として武士が成立する流れで、家を守るために死ぬという概念が成立した。
それが明治維新から第2時世界大戦の間に、国を守るにすり替えられた。とはいえ特攻隊の多くは国のためと言いながら、家族のために殉死している。

さてさて、最後にしよう。私には死刑制度も自殺率も同一に思える。社会を守るために全く違う事が、同じくあると言う事だ。自殺は、社会から必要がないと自分で判断したから起きる。死刑制度は本来法律での判断のみだが、現在社会に必要ないと社会が判断した上の制度になりつつある。意外な所、裁判員裁判がもしかするとこの抑止力になるかもしれない。しかし裁判員裁判制度の最大の欠点は、裁判員になった人物の情報が裁判所が出さなかったとしても、マスコミが出さなかったとしても、その裁判所の地域では筒抜けなのだ。どうやって会社を休むのか?裁判員になりましたと会社に報告しなければ行けないだろう。
地域の影響が大きい制度でもある。

日本の死刑制度は多分廃止される事は無い。この点に関しては中国と対して変わらない。もちろん法整備がキッチリしているのは日本だ。それでも日本のアジア性は疑いも無い。
日本では最近では法は道具だと認知されている。だがまだ法を使う事の実利性が疑われている。その上で、法はえんま大王が使うものか、蓬莱への手紙に「法に従え」と書く中国と変わらない何かを感じている。
なのでこのブログの事は、水にながしてくれ。だって日本人だから!


PS
論理性が無くて申し訳ない。
更に追加なのだが、アスペルガー症候群の人が親族を殺す事件があったが、これに対して裁判所は求刑より重い量刑を出した。
http://www.373news.com/_column/syasetu.php?ym=201208&storyid=42194

この問題は大きすぎる。アスペルガー症候群は軽症の場合理屈っぽい人物なのだが、重傷は自己理論から動けないのだ。これを動かし反省させるとなればもの凄い努力が必要になる。
どの程度か。何月何日何時に一緒に自宅で食べたお昼ご飯が、ハウスのレトルトカレーでご飯の盛りがどの程度で、その時の会話もすべて記憶しているのだ。そのすべてが独自のロジックを作ったらもう崩せない。
それでも大体のアスペルガーは、その記憶の大体は無視しているし、社会的な経験を積めばアスペルガーなりの「マニュアル」を作れる。だからアスペルガーは特殊な人間として生き残っている。
この判決の場合、このアスペルガーの引きこもり(社会との接点がない)人物なので、更に酷いだろう。マニュアルが無い。なにか違う事情が考えられる。
アスペルガーだと、自分がいかに虐待されたかをそのロジックで説明するし出来る。それが社会から外れてものかどうかは関係ない。ロジックのみなのだ。
裁判では最も不利な人物だ。彼は反省したフリが出来ないのだ。ロジックは一本だ。普通の人は二三本使えるのだが全く出来ないのだ。
しかもこれは裁判員裁判なのだ。最も不利な条件だ。
それにしても16年の求刑に20年の判決だ。求刑からにして酷すぎる。そして刑務所にはいってからも暴れ続けるだろう。どうするのか、警務員がひたすら努力するのだろう。
実際このところ、今までの犯罪と違う形が目立って来ている。これに対応することがとりあえず大切だ。
死刑制度問題も、ここからはじまると思う。
この判決のせいで、この書面が遅れたと言うほどの大事件だ。大体この程度の記事に時間をかけるバカがどこにいるのか、それはここにいるのだが、イヤ本当に困った。もう本文書いていて忘れていた。忘れないと本文書けないからだ。
アメリカとEUには言いたい。アジアの人権と言うのはこんなもんだと。でEUはそうだろうね、だけど出来るよ、僕らも努力しているけどダメな人もいるみたいだけど、今いい感じだよといい、アメリカはそれって基本だろう!ってアスペルガーみたいな事を言ってくる。日本もこの程度だ。いい所もあるがね。