goo blog サービス終了のお知らせ 

どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

1945年の天気を考える・結論・平均最高気温気温

2012-08-23 03:53:55 | お天気
さて今回でこれは終わりにする。
実際1945年のお天気なんて誰も気にしない。暑かったんでしょ、それで?と言った所だろう。ただ、盛岡で記録第一位の最低気温を出しているとか私は気になる。それと平均で見ているからやはり高い低いと言っても、たった一日の記憶で猛暑と記憶してしまう事もある。例えば盛岡で1927年7月12日は37.2度で歴代一位だ。同年8月9日の35・8度も歴代10位だ。もの凄い猛暑の年のようだが、月平均ではベスト10に入っていない。
なお今回見ている範囲では、1943年8月が月平均気温25度で歴代7位、この年の最高気温も3日の35.8度で歴代8位、7日が36.3度で歴代5位になっている。
平均で見ると言うのは、マクロで見ると言う立場だ。なのでどうしても酷い目にあったと言うのは出てこない。これが今回の欠点だ。とは言ってもインターネット上では一日の変化とかは出ていない。あったとしても解析は出来ないだろう。ちょっとデーター量がきつくなる。
今日の最高気温だが、あと0.4度で歴代記録に入ったのに残念だった。その代わり、35度台が2時間続いたイヤな日だった。


さて、北から見てゆこう。



Photo


札幌だが、最高気温がとても低かったのが解る。


Photo_2


盛岡は、8月の最高気温が高めで最低気温が低めだったようだ。それでも平年よりやや暑いと言う内容。7月の最高気温の低さが気になる。



Photo_3


仙台は7月の最高気温がとても低かった。8月も平年並みだが低めに出ていたようだ。



Photo_4


新潟は盛岡と同様。7月の最高気温の低さがすごい。


Photo_5


東京はこんな具合。


Photo_6


金沢もこんな具合。ちょっと暑いが平年並み。


1


松本ですが、特異な動きをしています。7月は最低気温が低かったと言う事です。8月もそうです。



Photo_7


順番がグジャグジャになってしまいました。長崎の厳原です。最高気温で見れば確実に平年並みです。寒暖の差が大きい日が多かったのでしょうか。



Photo_8


47年8月の最高気温が気になる。


Photo_9


大阪も45年夏は平年並み。



Photo_10


松山も平年並み。しかし西に移ってから45年4月の最高気温が気になる。寒暖の差が大きくなっていそうだ。





Photo_12


福岡は平年並み。
実はたった今、図に間違いを発見。慌てた。


Photo_13


八丈島は、45年の夏は平年並み。ただ最低気温が低そう。
しかし孤島は気象サンプルとしていいのだが、マイルドです。多分本土では異常が3度以上だとなるのでしょうが、たぶん孤島は2度あたりなのかもしれません。とはいっても人や植物に打撃がある数字ではないので、やっぱりいいなーとなります。

さて最低目盛りが-4度の地域が増えているのに気がついた人は、えらいです。グラフの面倒な所です。




さてズラズラとデーターだけ出す企画でしたがいかがでしょうか。平均気温だけでは、説得力が無いかもと思って平均最高気温での比較をざっとしてみました。
今までイロイロデーターをまとめてみました。このデーターからいろいろ考えてもらえればうれしいです。もちろん間違いがあるかもしれません。無いようにはしていますが、なにしろインク代をケチって出力を全然しないで本稿を書いています。今回は珍しく東日本の出力をしていますが、これでいいのかと思いますが、データーは気象庁のホームページから探せば確認は出来ますよ。
小学校高学年の夏休みの宿題に使えそうです。ぜひご活用ください。


さて最後に、1945年を中心に見て行きましたが、この40年代の気象変動が余りにも大きいのが特徴です。1941年の冷夏、43年は取り上げませんでしたが猛暑です。45年は厳冬、特に東日本では作物の不作が予想できるほどの7月の低温があります。47年も異常気象です。しかし50年代から気象は安定してゆくのです。
これはもしかするとエルニーニョの発生とかそういったものがあった可能性がありそうだと言う事です。とはいってもエルニーニョは60年代で初めて解った事象なので、私では何とも言えないのですが、このころの天気は異常値が多いのは確かです。
次に感想として、いろいろな観測地のデーターを見たのですが基本拠点になる地域は、しっかりしたデーターが残っているようです。でも変な地点が見えます。例えば長野・松本市です。かなり当時としては先端的にデーターを収集しています。長崎・厳原とか八丈島のような僻地(ごめんなさい)もデーターがあるので驚きました。それでいながら、長野市のデーターが使えなかったとかイロイロあります。
少し考えると、実は軍事と関連しているのではと考えています。松本市のデーターは高地の研究のためだったとか、厳原や八丈島は、防衛拠点だったとかそういった事がありそうです。
ただこれは若干妄想で、実際古いデータを公表できるように精査してデーターベースに落とし込む作業が遅れているからかもしれません。
気象予想と、軍事が同じだった時代もあります。この開けっぴろげなデーターベースを前に、いい時代にいるなと思います。


暑くて腱鞘炎

2012-08-22 03:20:20 | インポート
1


お盆あけから猛暑が続いている。当初の予定では、上の図の最高気温と最低気温より少し外れた程度の気温と考えていたが、明らかに2度以上高温だ。このデーターは一時間平均の温度なので瞬間的な温度ではない。21日は最高気温35.4度だった。この時期としてはとんでもなく暑い。
この原因が不可解だ。北西側にあった高気圧が発達しながら南西へ抜けてゆき、太平洋上に出たとたん巨大高気圧となって停滞しているのだ。冷たい空気を伴う高気圧が今なぜか熱風を吹きだしている。なので今真夏さながらの状態になっている。これはあと三日は続きそうだ。




Dsc_5286


猫ものびています。少しやせたようです。この子。
さすがに8月後半だけあって、日照時間が少なく、夜温が低いのが救いです。でも逆に寒暖の差が激しすぎる状況でもあります。油断をすると夏風邪を引きそうです。

腱鞘炎なのだが、このところ急速に悪化している。カメラを持つと痛いレベルだ。とはいっても私はどうも痛みに鈍いようで、だましだまし使っていたのが18日からどうも不味いなという状態になっている。



Dsc_5489


まずは原因を考えた。ここの所のブログ書き込みのし過ぎじゃないのか。これはある。特に15日は酷かった。そして暑いからといって、ワイヤレスキーボードだからといって寝そべって書いていたり姿勢が悪かった。同じ所にいると暑いからって、動き回って書いていた。
でもこのところ打ち間違いが増えていた。指が動かないのだ。ウーンと思っていたら、痛くなって来た。


Dsc_5490


とりあえず腱鞘炎を治すために、昨年病院から貰ってそのまんまだった湿布を貼ってみる。フェルビナク配合のものなのでかなり効くはずなのだが、常温管理したせいか全然効かない。調子の悪い膝に張ってみたら効く。
なのでインドメタシンを使って見たが、こちらの方が良さそうだ。
どちらにしても冷やすと気持ちがいい。


Dsc_5260


どうも原因を考えると、暑さのせいで行水して洗濯している事に原因がありそうだ。どうゆう事かと言えば、我が家はシャワーが無い。洗濯も2槽式だ。
今時期は、風呂に水を入れていれば30度以上になっている。それで行水しているのだがこのところその回数が増えている。この暑さがはじまった7月末で大体一日2回、このところの暑さでは3回ほどだ。
そうすれば、洗濯物が増える。一日2回から3回着替えをしている。それがTシャツとパンツだけの軽いものでも貯めたくないのでしょっちゅう洗濯をしている。もちろん貯めてからだが最低一日一回、タオルケット等の洗濯も多い。その水を風呂桶からバケツで洗濯機に運んでいるのだが、洗濯機は最低30リットルの水が必要。これを汲んで運ぶために取っ手なんて使っていない。バケツの縁を掴んで汲んでいる。
今日洗濯して気がついた。毎日手首に10キロ程度の負荷を平気でかけていたのだ。しかも繰り返し。しかもほぼ片手。行水に至っては2キロの負荷で、器用に身体に水を流していた。しかも片手で。
あと打ち水をホースでジャンジャンやっているのだがこれも原因の一つ。結構水圧が手首にかかってくるのだ。しかもだ、屋根に向けて水をまくとか、手首に負担をかけていたのは確かだ。



Dsc_5261


そういえば07年も腱鞘炎になっていた。この生活では、猛暑の年に腱鞘炎になるようだ。
しかし今年の天気だが、ずれが大きい。中国や北朝鮮の大雨だが、今でも停滞前線が居座っている。朝鮮半島にはいつでも雲があるというのが今年の夏だ。台風14号と15号だが日本に上陸しそうな気配がある。しかしこれもどうなるのか解らない。今のままで前線にそって台風が進む可能性もある。
中国沿岸と朝鮮半島が無事であって欲しいと思う。ただでさえ北朝鮮の天気が酷いのだから。
台湾も今年は大変だったのではないのか。
天気も今年の暑さだけで終わればいいが、北米とインドで不作になっている。それがここに来てオーストラリアの小麦の不作が予想されている。
腱鞘炎は対策できる。生活を見直せばいいだけだ。


PS
体重が増えたのに、不用意に手首を突いたとか、そういったことも原因にありそうです。ダイエットも必要なようです。


地球温暖化と近況

2012-08-19 19:04:14 | お天気
Dsc_5108


お盆を過ぎたら急に暑くなった。私の予想では残暑はそんなでもないはずだったが、33度を記録している。あさってには35度が予想されている。
今更太平洋高気圧ががんばっているようにも思えるが、どうも上空には寒気がいる。これまた今年の天気の特徴だ。


Dsc_5106


さて我が家のもくれんのつぼみが大きくなっている。異常気象だからと初めは思っていたが、どうもそうでは無さそうだ。


Photo


さてせっかく1929から60までの平均気温を作ったりしていた。なので平均最高気温を29~と81~で比較してみた。地域によって地球温暖化の影響はかなり違う。盛岡はこんな具合。



Photo_2


札幌は解りやすい。実は温暖化と夏の暑さは関係がない。


Photo_3


松本市のデーター。全体的に見ると暖かく7月が平年並みと変わっていない、そういった特徴がある。


Photo_4


東京もそうだ。



Photo_5


新潟も同様な傾向。温暖化と豪雪の可能性はあるが、このデーターでは何とも言えない。



Photo_7


大阪は全体暑くなっている。



Photo_8


福岡市もそうだ。


さてそれでは離島はどうだろうか。長崎・厳原と八丈島のデーターだ。


Photo_9


Photo_10


どうも温暖化の影響で、海面温度が上がり雲の発生が増えているからこうなった、と考えられる。本当にそうかわからないが、海に取り囲まれたこの二つでは日照量が下がっている可能性がある。


Dsc_5107


今年の我が家の畑は、マリーゴールドとナスタチュームそして人参だ。暑くて放っておいたら雑草だらけになってしまった。



Dsc_5124


あのヤギの放牧地では、アザミの種が舞っていた。


Dsc_5130


秋は近づいています。


Dsc_5132


ボタンズルが咲いています。
久しぶりに体重計に載ったら、確実に5キロ太っていた。これはマズイ。体脂肪率は17%なのだが多分計測器の問題だろう。



Dsc_5133


ヒガンバナの仲間、ネリネが咲いています。



Dsc_5136


エノコログサ、ネコジャラシが実っています。秋の足音が近づいています。


_1


問題は7月の気温がなぜ下がるかだ。これは多分梅雨の時期で雲が多い事と、晴れる日が少なくなっている可能性がある。正直な所、温暖化の影響は相当めんどくさい。


盛岡のストロンチウム降下量

2012-08-19 01:05:04 | インポート
盛岡に降ったストロンチウムの降下量が発表になっていた。発表は7月24日だが、私が見落としていた。
正直な所、本当に一杯農産物の検査結果が発表になっている。これが毎日何回も発表されている。とんでもないレベルで情報を公開しているのだ。ちょっと追いつかなくなっている。
さてストロンチウムはガンマ線を出さないので検出しにくい。なので時間がかかる。その上データーを精査する過程がかかったのだろう。
その上原発事故以来速報値が重要視され、セシウムとヨウ素の検出にすべて費やされた結果だと思う。それで遅れに遅れたのだと思う。

さて盛岡で降ったストロンチウムの降下量だが、1.91Bq/㎡だ。これは降下物の積算量だ。これは盛岡市環境保険研究センターの大型水盤でで採取された試料からのものだ。
ただ同じ試料からのセシウムの量は3356Bqなの、でストロンチウム量がかなり少ない。このセシウム量が、一旦吸着した土壌や埃から水盤に戻って来ている量がかなり多いとしても、セシウムに対して1割は存在すると言われているストロンチウムでは少ない。これをどう考えるかだ。
一番考えられるのは、福島原発での核分裂の結果によるものだ。燃料や運用でこうなったのだろう。とはいってもこれは考えにくい。
次に大きいのは、ストロンチウムが消えたと言う事。だがストロンチウムの半減期は29年、セシウムは30年。そんな事があるかと言うことだ。
最悪なのは、政府による隠蔽なのだが以外と考えにくい。こういったことは以外と開けっぴろげなのだ。ただその数字を読むのがめんどくさくて、私らが匙を投げ出すだけなのだ。実際データーベースを参照したが、おおざっぱには解るが、盛岡周辺のデーターが多すぎて解らなくなった。なお重いから遠距離に飛ばなかった、と言う事は全くない。セシウムが分子量137でストロンチウムは90だ。ストロンチウムの方が軽い。よく飛ぶはずだ。
ただこういった隙に分けの分からないデーターが出てくる。




Photo_2


実は県発表の添付データーだ。それをグラフ化しただけだ。
実はこのデーターだがサンプルポイントを出していない、非常に迷惑なデーターなのだが、多分盛岡市環境保険研究センター付近の土壌サンプルなのだろう。
(8/19追記:岩手県の平均との事。かなり深刻な数字だ)

文科省のデーターベースから地点を探したが、地点表示が大雑把で、短時間で探せなかった。
さてすべてのデーターを正しいとして解るのは、残留ストロンチウムの量が多い事。
衝撃的なのは、その降下量より多いストロンチウムが土壌にあったと言う事だ。これは60年代から80年代の核実験の影響だ。
県がこのデーターを添付したのは、相対化させるためだろう。しかしこれ自体がとんでもなく国内が核物質で汚染されていると言う証拠になっている。昨年骨折して、ストロンチウムには注意してカルシウム製剤をとっていたが、意味があったのかどうか。そういった数字である。


大学生が読むべき記事

2012-08-18 02:45:19 | インポート
日経BPにアメリカFRBのバーナンキ議長の講義録が連載されている。これがメチャ分かりやすい。
中央銀行設立の経緯や、世界恐慌への対応、今回の経済危機の対応など極めて解りやすい。もちろんFRBからの視点であって、特にユダヤ陰謀説を唱える人には全く無価値かもしれない。
しかし、これ本当に解りやすい。用語の解説もついているのでかなりいいです。



さあ、バーナンキ議長の講義を聞こう!



この記事のすばらしい所は、録画が見れる事、英文起こししたテキストがダウンロードできることだ。英語の勉強にもなる。図はすべて英語だが、なんとかなるレベルだ。
さて4日間の講義なのだが、大学生の質問も載っている。これがかなり面白い。
刺激になるのではないのかと思う。

次がなんとダイヤモンド社のザイ・オンラインの連載だ。

名投資家に学ぶ株の鉄則


大学生に株式売買を勧めるような記事を紹介するとは、おかしい!そういわれるかもしれないが、この連載、最強のアンチョコです。なんといっても彼らが書いた書籍や言論を簡単にまとめています。はっきり言ってウオーレン・パフェットの著作なんて読む気になれますか!フツーは読まない。株で儲けようと思わなければ読まない。
でもこの連載ではそのエッセンスを抜き出しています。そして、こうしたら儲けれるとかそういった書き方はしていません。そのエッセンスがかなり面白いのです。マーク・モビアスはイマイチでしたが、このクラスの名投資家になると世界が本当に違います。確かに自伝や著書では、自分をかっこつけたいとかイロイロありそうなのですが、最後に彼らはお金を儲ける事がメインでは無くなってしまい、システムを作る事とか哲学的な領域に踏み込んでしまうという現象があるようです。マーク・モビアスはその点当代きっての新興国企業投資家なので、そういった哲学領域にはまだ入っていないのかもしれません。
この文脈から見るとソロスや、ウォーレン・パフェットの慈善事業は単純な話しかもしれません。人がいないとお金は儲けられない。これだけです。自分が追求したシステムや哲学は社会が無いと崩れ去ってしまう、ここに気がついたのでしょう。イマサラですが。
さて今現在はあのケインズです。経済学のケインズ学派があるくらいの経済学者です。この項はアンチョコとしてかなり有効です。というか経済記事を読む時に必要な教養を解りやすく書いています。
オススメです。

とはいってもこれらは無料だけど会員制なんです。なんかハードルが高すぎます。大体会社とか年収とか聞いてきます。そこは、自営業・年収最低で登録するのをオススメします。多分これでメンドクサイ事が無くなるはずです。セミナーご案内のメールなんて来ませんから。ウチには。
学生の項目が欲しいですね。