将軍様の手記

道の先へ

イタリア行ってきた。7日目

2008-12-31 23:23:36 | 2008イタリア
大晦日のこの日は1日ミラノ。日本でいえば(大阪+東京)/2みたいな町なんだろうか?

ホテルを出て、スカラ座を横目に見つつヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアを見上げながらミラノのドゥオモへ。そろそろドゥオモにも慣れてきたのであまり期待していなかったのですが…



はい、今までで最大級の大きさ・派手さに(゜o゜)ポカーン←たぶんホントにこんな顔してたと思います。つい2週間前に修復が終わって幕が外されたばかりというのもあるんでしょうか、ピカピカに輝いておりました。ハッタリ好きの私としては大満足です。



裏側。ここまで周ってくるだけでも、一般的なドゥオモに比べるとかなり距離があることが分かります。

ドゥオモの中は、こちらも巨大。あちこちにあるステンドグラスがいちいち立派でした。

昼食は生ハムとか。うさぎさんに「イタリアオのレンジ美味しいよ!!」と言われていたのを思い出したので、飲み物は生オレンジジュースを頼んでみる。これが大当たりで酸味と甘みと風味がとても爽やか。生ハムやピザにぴったりでした。

昼食後は、ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』を見学。画の痛みを防ぐために、完全予約制な上に1グループ15分の制限時間&時間制限つき。予約は1か月先までいっぱいだとか。建物の外にはキャンセル待ちを待ち受ける人がチラホラ。『ダ・ヴィンチ・コード』の公開後、予約は一気に狭き門になってしまったらしいです。



左側の建物の中に絵があります。右側は本来メインであるはずの教会。

『最後の晩餐』そのものは、幅が10m位はある巨大な壁画でした。絵そのものは…、立体感や光、奥行きの表現は確かに見事。ただ、ブラジルから見に来るほどのものでもないかな、とも思いました(外で自称ブラジル人が当日券を探していたので)。まあ個人の価値観と言ってしまえばそこまでですが。

『最後の晩餐』後は自由行動だったので、再びドゥオモ周辺に遊びに行く。どうもこの旅行では「高い所には登ってみよう」みたいなノリが私と弟に芽生えていたので、迷うことなくドゥオモに登ってみます。何世紀も前からの建築の割にエレベータが設置されているのが素敵。



ドゥオモの上は意外に広く、テニスコート3面分位はあるイメージ。ただし床は斜めですが。

ふと横を見てみると、



なんか変な形をしたビルが見えました。これ、どっかで見たことあるんですが…。


ドゥオモを降りた後、弟が黒人のミサンガ売りに囲まれてかつ上げされてるのに巻き込まれたり一悶着あったんですがサラっと省略。とりあえずポリスGJと言っておきましょう。被害額2人で7ユーロはかなり頑張った方でじゃないでしょうか。

せっかくの大晦日でしたが外を出歩く気分ではなかったので、ホテルで年越しすることに。この日のミラノは夜になっても暗くならない不思議。深夜になってもなんか空が赤いし。



テレビからは、日本によく似た年越し番組やってました。

そしてカウントダウン、年越し。

その瞬間、

『アウグーリ!!!!!!』の掛声と共に街中の至る所から打ち上がる花火・花火・花火…

ホテルの目の前の道の真ん中でも花火大会が。



30分程、街から硝煙の臭いが途切れることはありませんでした。

今ままでで一番激しい年越しでした。