今回紹介するアルバムはハイドン作曲交響曲第45番嬰ヘ短調Hob.I:45≪告別≫と交響曲第104番ニ長調Hob.I:104
≪ロンドン≫です。演奏はクルト・ザンデルリンク指揮ドレスデン国立管弦楽団で1967年の録音です。
このレコードのジャケットの解説に交響曲の成り立ちやハイドンの関わりが記載されています。”交響曲の父”と呼ばれる
ハイドンの代表的なこの2曲の交響曲がこの1枚のレコードで聴くことが出来ます。
特に”告別”交響曲はユーモラスな話が残っているのでそれを知ってから聞くととても趣があり昔の人のユーモアも感じ取れて
ハイドンたち演奏者にも親しみを感じさせられます。
2曲目の第104番≪ロンドン≫交響曲はハイドンの最後の交響曲で充実ぶりとベートーベンの交響曲へ引き継がれていく事を
想像して聴くと音楽の歴史的な変遷も垣間見られるのではないでしょうか。