日々に薔薇と共存

大好きな薔薇を追っかけて日々癒されて生活をしています。

保内町歩きの旅(1)

2015-09-16 09:17:51 | 薔薇いっぱいの庭
昨日は、お天気にも恵まれ保内町歩きの旅に
地域の皆様と行って来ました。

行く途中の双海町の海
秋の海も美しい。





カモメ

テトラボットにカモメがお行儀よく整列して、
同じ方向にとまっていました。

風と対面する方向に身体を向かわせてとまるのだそうです。
体温の熱を奪われないためとか。

何でも食べるので「海辺の掃除屋さん」とか呼ばれるそうです。

またイギリスでは、お人好しで騙され易い紳士のことを、
カモメと呼ばれているとか・・・。

カモメは、飛んでいてガラス窓などにぶつかるそうです。

だから、

日本でもカモにされるとか言いますが、騙されやすいことかなぁ・・・。




初めて訪れる街にワクワクドキドキしながら、保内の町に・・・。



とても分かりやすいボランティアのガイドさんの説明に耳を傾けながら、
目は忙しく辺りをキョロキョロ。

まず最初に第29国立銀行の跡地

愛媛県初の国立銀行を生み出した川之石。
明治11年、県下で最初に設立された国立銀行。

第2代に大蔵卿となった旧宇和島藩主伊逹宗城の命を受け、
宇和島の旧士族や地元川之石の商人・網元の12人が準備を進め、
明治10年9月7日に川之石地区へ国立銀行設置を大蔵省に請願し、
大蔵省は同年10月19日付でこれを認可されています。
明治11年1月設立、3月15日開業。

愛媛県の銀行発祥地



白い建物もありました。


愛媛蚕種株式会社(旧日進館)

明治17(1884)年、川之石の呉服商兵頭寅一郎氏が蚕種製造業を
「麓(ふもと)屋」の号で始められ、「旧日進館」となり、
のち愛媛蚕種株式会社となりました。



木造3階建て物
現在も蚕種製造を操業され、
地域の産業発展の歴史を伝える貴重な建物。

玄関
玄関や窓のペディメントでお洒落。
古代ギリシャ神殿由来する三角の造形。



木造3階建物







日本風と西洋風とをうまく取り入れた木造建物

現在も日本を代表する蚕種製造の会社として稼働中で、
地場産業の発展の過程が良く分かります。

防疫の点も考慮して中庭までの見学です。
ガラス窓に木造3階建てに蚕室が並ぶ。
蚕は風通しの良い場所で餌を食べると成長も良いため、
蚕室は風通しをよくするため全面ガラス窓だそうです。



写真ではひずみが良く分かりませんが、
ガラスは当時のものだそうでひずみがありました。









蚕の繭
オスとメスの繭の色が違う蚕もいることを知りました。


蚕の種類も、何百種類とか驚きです。
蚕の背の模様も色々なんですね。
そして、繭の色も色々なんですね。
私は子供の頃、白の蚕しか見たことありませんでした。





次回は、ゆっくり見学をして観たいと思います。
知識不足で知らないことばかりで恥ずかしいです。
写真の撮り方もいまいちで、きちんと撮れていません。