石坂 哲朗
2015年12月31日 14:46
「 SPECTRE 」2015・12・27
( OO7号ハーメルンの笛吹き男を消せ! )
OO7の最新作スベクターが公開されている。
( イタリアの宝石と謳われたモニカ・ベルッチ 歳とっちゃったねー・涙 )
スぺクターと云えば、この組織、ジェームスボンドの宿敵として、ひときわ思い入れの強いファンの方も多い事であろう。
純白のペルシャ猫を膝で撫でながら世界征服を企むボスが出てくるあれだ。
この謎の組織「 SPECTRE 」とは・・
Special Executive for Counter-intelligence, Terrorism, Revenge and Extortion.
「 対敵情報、テロ、復讐、強要のための特別機関 」の頭文字を取っているという。
その昔、この映画の酷評で「 MI6やCIAに立ち向かう国際組織などある訳がない 」など書かれていたが、果たしてそうなのであろうか?
OO7の原作者イアン・フレミング( Ian Lancaster Fleming、1908年5月28日ー1964年8月12日 )は陸軍士官学校を卒業後銀行や商社に勤務しその後大手通信社ロイター社のソビエト連邦モスクワ支局長で手腕をふるい、最終的に英国情報部におさまった。
第2次世界大戦中は諜報部員となり「 ゴールデンアイ 」等の作戦の指揮を執る。
終戦後退役。
これらの経験を活かし冒険スパイ小説 OO7シリーズの執筆を行った。
はたして酷評の通り、これらの物語は根も葉もないお伽噺であろうか?
銀行家・ジャーナリスト・戦時下諜報活動を行ったスパイ・・・これだけの顔を持つ男である…
決して唯のフィクションと片付けてはいけない。
ソ連の社会主義からこれら共産思想で世界を従わせようとした「 第3インターナショナル 」
米国のトップで暗躍したルーズベルト率いる共産主義団体「 フランクフルト学派 」
それらが 蒋介石率いる国民党を排除して突如起こった中国共産革命。
そもそもこの文化大革命は誰が欲したのか?
第2次世界大戦で戦っていない「 中国共産党の 」国連安全保障理事会の常任理事国入り。
朝鮮戦争で「 米軍製国連軍 」を黙認したスターリン。
世界各国で紙幣発行権を持つ「 非公社・中央銀行 」システムの謎。
米国大統領選挙で外国からの莫大な献金をなぜ合法化しているのか?
ISや中東の国際政策の非正常化。
我が国の周辺を見れば、大々的キャンペーンを張ってテロ的情報操作による復習と云わんばかりの恐喝国家は我が国へ朝日新聞社の撒き散らしたデマをネタに20億円脅し取ろうとしている。
少し北へ行くと推定800名にも上る我が国の国民を誘拐する国家も存在し、OO7のいない 牙を抜かれたままの我が国は何の解決策も見いだせないまま立ち尽くす。
それら半島を従えていた「 紅い独裁大国 」は東・南シナ海そしてインド洋にて、とりあえずアジア独裁をもくろみ大暴れしている。
( 勝手に島をつくっちゃうんだからね~ )
等など世界の謀略や謎は 取り上げて行けばきりが無く、これらの疑問や問題点を大戦の裏の目撃者である彼の小説は間接的に示唆し、世界に警笛を鳴らしていたのではと思う。
安全を保障されている様な錯覚を持たされ「 平和は普通の事・武器を持たなければ攻撃をされる事は無い 」などと真剣に思い続けてきた我が国民たちは、スベクターの存在など「 陰謀論 」と一笑し「 グローバルな地球市民 世界平和 」を根拠無く叫ぶアホどもが自ら平和信奉者と自称し闊歩しているが・・・
良く考えてほしい。
( 善意識は解るけど、結局方法論など考えてないんだよねー )
平等な社会を創る為にはそれを管轄する秩序がなければ生まれない。
中国を見てみよ・・・
平等な貧民の秩序を司る中国共産党組織員は皆・超大富豪である。
又それら大国すら操る巨大マネー権力の存在を考えてみてほしい。
国家の柵を越えるような世界国家となれば既存の国家の管理する秩序を上回る秩序が生まれ それを管轄する組織が君臨すると云う事なのであり・・・
地球市民が誕生する時こそ、スベクターが世界征服を成し遂げた時なのである。
その戦略は巧みで、「 ハ―メルンの笛吹き男 」の物語の様に・・・
ただ ただ平和を訴える人々の心を奪い去って行く。
( 笛を吹いてネズミを川に落とすっていうあれね )
気がついたときは「 選挙も無い言論統制の闇の中での生活 」が待っていると言うわけだ。
そうならない為にも我が国は「 MI6( Military Intelligence )やOO7 」を募集して、スベクターの魔の手から日本を守らなければならない。
とりあえずこのお正月・・・
この映画を見てから考え直してほしい・・・?
( 映画の宣伝ではありませんよー )
( いしざか てつろー )
●年末に韓国合意との訃報が入り国内は混乱しております。
この件につきましては来る年・・
ともに考えて行きたいと存じます。
しかし、政権批判をすることと、保守分裂とは全く違うお話でございます。
そもそも安倍総理をもってしても理不尽な戦後体制を打破できないこの様な結果になった背景を探り、
少なくとも我々保守・主翼は一人でも多くの国民の精神がそこから脱却できますように努力して行こうではありませんか。
この1年お世話になりました。
来年も国家国民・そして祖先の残された良き伝統の為頑張って行きましょう。
同志諸兄の皆さま方 良いお年をお迎えくださいませ。
感謝・合掌 日本報道協会 石坂 哲朗。