19日深夜、関門西口六連島付近で海自練習艦《しまゆき》と貨物船との接触未遂事故が発生した。《しまゆき》艦長は初の女性艦長として脚光を浴びた、《女性防衛大1期生》のO・M艦長、なかなかの美人である(ひとこと余計か)。女性の勤務職域の拡大、女性自衛官の夢や希望実現のパイオニアであろう。防衛省や海自の人事施策を批判するつもりはないが、練習艦といえども、護衛艦としての艦齢を過ぎた堂々の戦闘可能な軍艦であり、大部分の乗員は男性なのである。いざとなれば即護衛艦に船種変更し戦闘可能なのであり、そのトップに立つ《艦長》は相当厳しい指揮官としての厳しさや、決断力を求められるわけである。今回の事象報道で気になったことは、《艦長が、暇がなく事前に航路計画を確認していなかった。進路が中央寄りになっていることを知らなかった。・・・》と説明しているということだ。最近問題になったプロ野球の公式ボール問題での加藤良三コミッショナーの発言とダブルのである。艦長が男であろうと女であろうと関係ないか?と問われれば個人的にはNGだなあ。男には男の、女には女に適する職場があると思う。日曜日のテレビ6chで《空飛ぶ広報室》を見ては、現実とかけ離れている感じがして面白くない。男に舐められてはという女性の不自然さに思わず吹き出してしまうが、それでも本人としては真剣なのであろう。浮かべる城《海自艦艇》の御安航を祈りつつ・・・【記事は20日読売新聞朝刊】