東京都議会での《ヤジ》

先日、東京都議会での女性議員に対する《ヤジ》の問題が大きな話題になっている。ヤジを飛ばした男性議員は、こんなに大きくなるとは思わなかっただろうし、自ら名乗り出るタイミングを失し、恰好の悪い結果を招くこととなった。マスコミはまたまた面白おかしく報道し都民の税金で運営される都議会が有効に機能していない。この男性議員の失敗に関連した記事を読売新聞《編集手帳》に掲載していた。海軍兵学校での講話中の放屁事象であり、興味のある人はご一読すると面白い。私も約１５年近くの海上勤務の中で、航行中見張り不十分での漁具の切断なども何度か経験した。その時の対応は、《知らんふり》は絶対にしなかった。その付近に漁船(漁師）がおればすぐに停船し、正直に話しお詫びした。部内への対応では、事実よりも少し損害（被害）をオーバー気味に報告した。そのことにより殆どのトラブルは漁師や上級部隊との関係も穏便に、ことに漁師さんとは良好な関係を持つことができた。艦に乗り始めの頃から、《嘘をつくな》、《言い訳をするな》と上司からは叩き込まれたものである。今回の《ヤジ》事件も、正直に即座に謝罪行為などがあれば、こんなに無駄な時間を費やすことはなかっただろう。ここ最近の艦艇部隊でも、《護衛艦たちかぜ乗員のいじめによる自殺事件》など事後の対応の不適切により、大きな社会問題に発展することもあるようだが、何事もすなお、正直であることが大切ではないだろうか。

久しぶりの観劇《熱海五郎一座》

昨日は新宿勤務の予定であったので、日中は家内と松戸市のＫさんの３人で銀座の《新橋演舞場》での芝居を観劇する。三宅裕司座長の熱海五郎一座のコメデイでテレビでおなじみの皆さんがたくさん出ていた。３階席で山の山頂から見下ろすようなイメージだったがさほどの違和感はなかった。３階席でも両サイドはやや観にくいかもしれないが、中央席料の半額以下なので、次回機会があればサイド席でもいいのかなあと思った。沢口靖子さんの天然ボケ奥さんを中心に繰り広げられたコメデイは最初から最後まで笑いっぱなしだった。たまにはいいものだ。終わって二人と別れて、久々カメラショップを数軒ぶらぶらし、会社に向かった。

久しぶりの再会

ブログの更新もだんだん遅れ気味である。これも老齢化ゆえか。先週土曜日に上大岡駅近くで、平成元年～３年当時の舞鶴勤務当時の仲間と再会した。お昼過ぎに集合し、カラオケ店の一室で２５年近くお手合わせをしていない仲間とのブリッジ（トランプゲーム）であったが、彼らもなかなかの腕前だった。全体的には３ｒｏｕｎｄ中に、Ｇ×１、Ｓ×２を成功できたのでまあまあ満足した結果であった。１７００終了し店を変えての《反省会》に移行。ブリッジや舞鶴勤務当時の話、昨今の防衛問題などを楽しくしゃべった。幹事のＩ君は昨年掃群幕僚長でリタイア、現役Ｔ君は掃業支司令で年末にはリタイア、Ｓ君は先月末まで《掃海母艦ぶんご艦長》の重職を経て訓練指導官として再任用と話していた。いずれにしても２５年近くも前の彼らとともに勤務できたことは私にとっては何よりの財産である。今週秋から帰省生活を予定しているがまた、声をかけてくれるのはいつのことだろうか、楽しみにしている。部下は厳しくしつけても、いじめてはいけないなあとつくづく感じた。

ラジオ深夜便は素晴らしい

スマホを利用し早くも１年半になる。持ち運び便利なパソコン・ウオークマン・カメラ・電話・アルバム帖等々と言った便利なツールである。私はその中で、ＮＨＫのラジルラジルや民放のラジコをよく聴く。中でもラジルラジルの深夜便で３時代の《日本のうた、心のうた》という番組があるが、最近は昭和３０年代の懐かしい歌謡曲などを多く放送している。歌手の殆どは鬼籍に入っている人であるが、当時の貧弱なマイクや放送装置にも関わらず、素晴らしい声での懐かしい歌は当時の思い出を呼び戻してくれる。潮来花嫁さんとか伊豆の踊子・・当時は潮来って？伊豆ってどこにあるのか知らなかった。歌を聴きながら歌詞の素晴らしさにも感動すら覚えるのだ。最近事故にあった《ＡＫＢ４８》も今の若者やオタクには素晴らしいかもしれないが、私には歌なのか、お騒ぎ集団なのか皆目理解できない部分がある。それも時代の流れなのか・・・。【写真はカメラの３脚にスマホを設置し、イヤホンをつけたスマホ】