flatな日々

栃木県小山市の自転車出張修理 星野輪業(HRG)のブログです。
店主の独り言を綴っています。

なめた六角ボルト

2019-04-22 14:09:00 | 自転車なお仕事
栃木県小山市の「自転車出張修理 星野輪業 enjoy bicycle life HRG」です。

次から次へと問題を差し出してくれるスコットさん、今日は次の解決へ!

最近のロードレーサーに使われるボルトは、ほとんどがキャップボルトと言われる六角レンチで締めるような頭のボルトです。

したがってボルトの頭やレンチ自体が擦れてくると、簡単になめてしまいますね。そのためトルクのかかる部分には星型のボルト(ヘックス)が最近は増えてきています。

さて、今回の問題点は何かと外的衝撃が加わる部分のエンド固定ネジ。


(写真は無事解決した後に撮ったものです、最初の状態撮り忘れちゃいました)

このボルトは緩んじゃいけない、でも小さいからトルクがかけられない、2~3mmのレンチを使用するボルトなのでなめやすい。以上とても厄介な部分です。

緩んじゃいけないから緩み止めを使う、緩まない、なめるの負のスパイラルに陥ります。

そこで登場!



今回購入は株式会社エンジニア「ネジモグラー」(左)と「ネジバズーカビット」(右)です。

なめ方が軽傷の時はネジモグラー、重症の時は穴に叩き込むネジバズーカです。

とりあえずネジモグラー



こいつをインパクトドライバーにつけて、なめた奴にがっちりと食い込ませます。

何度かインパクト(衝撃)を加えた後



やりました!!

外れなかったらこのネジモグラーの話題は出てきませんでしたね。

そして最初の写真に戻ります。無事取替完了です!良かった。これでまた一歩完成に近づきました。






ではでは