flatな日々

栃木県小山市の自転車出張修理 星野輪業(HRG)のブログです。
店主の独り言を綴っています。

完成車から完成品へ

2016-03-18 17:38:00 | 自転車なお仕事
栃木県小山市の「自転車出張修理 星野輪業 enjoy bicycle life HRG」です。

私の敬愛するライダーに柳原康弘という選手がいます。過去にMTBでは知らぬ人がいないほどの選手です。

最近はFACEBOOKでよく拝見させてもらってます。1月の記事でなるほど、という記事があったので紹介します。

以下FBの「YANS」1月27日の記事から引用させていただきました。

試乗車とはいえ、完成車には間違いは無いけど、完成車が完成品になっているとも限ら無い。
例えばクルマはメーカーで完成品になってディーラーで販売している。自転車の場合、ブランドがアメリカなら、部品の製造やアッセンブルが台湾だったり、それを輸入している問屋が、自転車屋さんへ送り、全てが箱で流通させている。つまり、自転車の完成車は、寄せ集めの状態で箱詰めで輸送され、自転車屋さんが箱から出し、メカニックにより、完成品へと仕上がる。

ということを理解すれば、メカニックの腕前で仕上がり具合が変わってくることに気づくことになる。アルバイトの人が時間に追われて組み立てるのと、店長が時間を惜しまずに組み立てるのでは、質が変わってくるのは当然の話ですね。

自転車を自転車屋さんで買うってことは、「"完成車"を買う」のでな無く「"完成品"を買う」ってことですね。。。

以上、全文はこちらで。

フレームセットで買って部品をアッセンブルしても、私たちは″完成車″ではなく″完成品″にしなくてはいけません。それを肝に銘じながら通学自転車もスポーツ自転車も作業しなくては。

というわけでTOYOシクロを″完成品″にするべく作業です。

溶接が終わり塗装の仕上がったフレームは、ねじ部分に塗料がのっていたり熱変形をしてたりで、多少の修正が必要になってくるものだと思います。







穴という穴をホジホジ ♪後ろから前から どうぞ♪(by畑中葉子)







BBもホジって揃えてピッタリハメました。♪後ろから前から どうぞ♪(by畑中葉子)


この後は大学生のママチャリ修理、エリート選手の洗車・注油、ママチャリカスタマイザーさんと楽しいお話・・・
と、内容の濃い1日でした。

今夜から少し天気が下り坂のようですが、日曜日は回復しそうで良かったです。エリートツアー参戦の方、ゴール手前で仕事しながら応援してます!頑張ってくださいね!!





ではでは