「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの『四季を楽しむ』:故郷新潟の春(ゴールデンウイーク)・・・その2

2012年05月14日 | 四季の植物と風景



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新潟市秋葉区となった旧新津市に、植物園があります。

この植物園は、中央に大きな池を配置し、周囲の丘陵地を周遊できる道が完備され、有料のドーム型の植物園に入らなくとも、充分に楽しめるスポットです。

足の弱った母を車いすに乗せ、苑内の周遊コースを車いすを押して植物を楽しみました。

そこで見かけた新潟の春の植物を、今回は少し紹介します。



植物園エントランスには、様々な色のチューリップや菜の花が咲き乱れ、訪問者を歓迎しています。

例年ですと、時期的にチューリップは終わりの頃ですが、今年は今が盛りと咲いていました。



雪国らしく、春先に咲く菜の花も最盛期でした。



園内の散策路周囲に植えられた様々な木々の花が咲き、足元にはスミレが咲いていました。



植物園を訪れる前に、山で見た植物が植えられていました。

ネットで調べてみると、ミヤマシキミが、北海道、本州の日本海側の多雪地帯に適応した品種で、ツルシキミという植物であることが分かりました。

ミヤマシキミ属はミカン科の属の一つで、常緑の低木で、茎には刺がつきません。

葉は茎に互生し、茎の上部に集まり単葉で、縁は全縁ときに上部に鈍鋸歯があります。

花は枝先に円錐花序をつけ、雌雄異株で雄花と雌花をつける株が異なり、花弁は4枚、ときに5枚です。



下の画像は、山で見かけたツルシキミの花の蕾。

ツルシキミは、ユキツバキやヒメモチ、ヒメアオキ、エゾユズリハ、ハイイヌガヤなどの日本海要素の常緑地這植物とともに、ブナ林などの林床にみられるそうです。



八重のヤマブキの花がいっぱい咲いていました。



都内でも咲いていた、特徴的な小さな白い花は、ドウダンツツジのはなです。

ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)は、ツツジ科ドウダンツツジ属の植物です。

"ドウダン"は、枝分かれしている様子が、昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その"トウダイ"から転じたものといわれています。

また、漢字表記の"満天星"の方は、中国名に由来するそうです。



下の画像の桜は、サトザクラの「御衣黄」という名の桜で、黄緑がかった色合いの花をつけています。



下の画像は、サトザクラ「楊貴妃」と名付けられた桜で、そう命名したくなるような高貴な美しさです。



大きなモクレンの花も咲いていました。



数種類のシャクナゲの花も、公園を彩っていました。



ギンドロというネームプレートが近くにありましたが、明らかにポプラではないかと推測されます。

かつてよく見かけたポプラですが、新潟でもめっきり少なくなった樹種だと思います。



昨年もこの時期に訪れましたが多くの親子連れで賑わっていました。

今年は連休の合間の平日だったので、静かな植物園の散策ができました。

ただ、昨年は苑内を歩いて植物を楽しんだ母は、今年は車いすに乗って植物を鑑賞しました。

田舎の空気は、都会と異なりピュアーでクリアーな印象を受けるのは、私の気のせいでしょうか。

新潟の春は、雪解けとともに、このゴールデンウイークの頃、弾けるようにやって来ます。


 

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