浅草23時45分発の夜行列車を使って尾瀬に出かけました。一番下の娘と尾瀬沼ヒユッテに一泊して、帰りに檜枝岐に寄って温泉と食事をする計画の山歩きです。
終点の会津高原尾瀬口駅でバスに乗り換え
沼山峠に6時10分に到着しました。朝食をとって、早速スタートしました。実は娘が小学生の頃に、今回と同じルートで尾瀬沼を散策したことがありました。
沼山峠から大江湿原まで50分ほど樹林帯を歩きます。湿原の木道を20分歩くと、ビジターセンターに到着します。ニッコウキスゲの花がとても少なくなりましたが、シカの食害が原因と言われています。
尾瀬沼の反対側にある沼尻平まで往復しました。尾瀬沼の南岸ルートは一部歩きづらい場所があるので、北岸ルートで往復しました。
宿泊の予約をしてあった尾瀬沼ヒュッテにチェックインして、入浴し夕食をとりました。その後、管理人の助言を聞いて尾瀬沼の夕暮れを見に行きました。しかし残念ながら雲が広がって、期待した夕暮れは見ることができませんでした。早朝の霧に包まれた尾瀬沼も、宿泊した者のみが味わえる景色ですが、ひさびさの運動で疲れたせいで、早起きはできませんでした。
翌日は、沼山峠発8時10分発のバスに乗るために、朝食をとったらすぐに出発しました。ヒュッテの管理人の助言に従ってミニ尾瀬公園で途中下車して、そこでレンタサイクルを借りました。尾瀬沼ヒュッテに宿泊したことを説明すると無料で利用できました。
公園を散策した後、カフェでここしかないサンショウウオが入った限定ジェラートを食べるように娘に勧めましたが、檜枝岐産の山葡萄のジェラートを食べました。その後レンタサイクルを使ってひうちの湯へ行き入浴しました。平日の午前中でしたので、一人で独占して入浴できました。
温泉の後は、昼食です。裁ちそばで有名なまる屋まで自転車で行きました。十割りそばですが、とても美味しい蕎麦で、檜枝岐で途中下車しても食べる価値があります。
食事の後は、近くにある歌舞伎舞台を見て、悪縁を断ち切るお婆さんにお詣りしました。最後は、道の駅まで行きレンタサイクルを返却しお土産を買いました。労力をかけずに檜枝岐の端から端まで、行きたい場所を巡ることができたレンタサイクルは正解でした。道の駅で会津高原尾瀬口駅行きのバスに乗りました。雪崩防止のトンネルをいくつも通りますが、かつては尾瀬は秘境だったのでしょうが、檜枝岐の村自体が冬季は孤立してしまう秘境だったのでしょう。
電車に乗った後に雷雨がありましたが、今回の山旅では天候に恵まれて、雨具の使用はありませんでした。私は、小屋泊まりで夏山を縦走することを恒例としてきましたが、ここ数年体調不良で実施できずにいました。今回はハイキング程度の運動量でしたが、日頃の運動不足で登り下りはキツく感じました。
平日は、江戸川区の中学校で数学と英語の放課後補習指導を行い、土曜日は江東区の中学校で中3土曜教室の学習指導をしています。したがって、山歩きをするとすれば日曜ということになります。運動不足を解消するためにも、日曜山歩きを計画的に実施しようと考えています。