「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの随想:謹賀新年

2024年01月06日 | 時事随想
新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

昨年の晩秋、大山の阿夫利神社下社まで紅葉を楽しんでハイキングしました。女坂は参拝者を楽しませる仕掛けがあります。途中の大山寺周辺は、紅葉が美しく、また土器投げを楽しむことができます。



阿夫利神社には、大山名水神泉が湧き出していますので、喉を潤すことができます。

帰りにこま参道で豆腐料理をいただき、一駅先にある鶴巻温泉の弘法の里湯で入浴して帰りました。以前末娘と回ったコースを妻と歩きました。紅葉は、時期的にぴったりで美しさを堪能できました。

師走に入って、奥武蔵の関八州見晴台と湯河原にある幕山に登りました。しばらく山歩きをせずに、体力も減退していましたので、良い運動になりました。

今回は、帰りのコースを顔振峠経由として西吾野駅から吾野駅まで歩きました。

幕山から大石ヶ平を経由して一回りするコースで歩きました。帰りのバス停までの道すがら、無人販売所でみかんや野菜などを購入しました。

幕山の登りは、陽だまりハイクのコースを楽しむことができます。また、登るにつれて真鶴半島や青い海原の風景が美しく、明るい山道です。


年が明けて、近くにある神社に初詣に行きました。



散歩道から見えるスカイツリー。サザンカが綺麗に咲いています。もう少し経つと、ツバキも咲き始めるでしょう。サザンカとツバキは、咲く時期の違いの他に、サザンカは花びらがパラパラと散るのに対し、ツバキは花がポロリと落ちます。これが一番の判定方法と思われます。




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マッキーの山登り:久しぶりの山歩き

2023年11月12日 | 日帰りの山登り
暑い夏が終わっても、今年の秋は夏日になる日が多く、異例の天候が続いていました。それでも、低山を歩くには都合の良い気候の日が増え、最近では秋を飛び越え冬のような気温となりました。体調の都合で、趣味としていた山歩きはご無沙汰でしたが、奥武蔵の大高取山と中央線沿線の高川山を歩きました。今日は、その山歩きについて綴ります。


10月14日、池袋から東上線で坂戸まで行き、乗り換えて越生(おごせ)で降ります。そこがスタート地点で舗装路を30分ほど歩くと、世界無名戦士之墓と呼ばれる見晴らしの良い場所に到着します。そこから登山路となり、しばらく歩いて西山高取に至ります。その先、樹林の登山路を歩き続け大高取山の山頂に到着しました。山頂は、樹林に囲まれていますが、一部展望が開けた場所もあり、ベンチも設置されていて、昼食をとりました。


山頂から、薄暗い登山路をしばらく歩いて、桂木観音へ向かいます。朱塗りの観音堂が、秋の陽光の中で尊く輝いていました。桂木観音から車道を下るとすぐにゆず園があります。安い柚子を期待しましたが、時期が早かったようです。山道に再び入り、最後の目的地のオーパークおごせに向かいます。


尾根伝いにしばらく歩いて、オーパークおごせに到着。規模の大きい入浴施設で、露天風呂でのんびりと山歩きの疲れを癒しました。越生駅までは、無料の送迎バスを利用できます。久しぶりの山歩きは、休日のとても良い過ごし方となりました。


11月4日、久しぶりではありましたが、繰り返し登っている中央線沿線の高川山に登りに出かけました。大月の次の駅である初狩駅がスタート地点です。道標もしっかりしているので、高川山登山口まで問題無く辿り着くことができます。


前回出かけた山歩きから、さほどの期間が経っているわけではありませんが、植物は紅葉の季節と彩りを変えていました。


まだ紅葉の最盛期ではありませんが、目を楽しませてくれました。落葉する前に、自由な装いを楽しんでいるような木々の葉の美しさ。


高川山に登る目的の一つは、富士山の眺望です。富士五湖周辺まで行けば、壮大な富士山の眺望を楽しめる山は多々あります。中央線沿線の山からも綺麗な富士山を望むことができますが、高川山は特に美しい富士山を望めます。今回は、霞がかかっていてイマイチな景観でしたが、富士山を展望することができました。


昼食後、下山路はいくつもありますが、今回は禾生駅へ下るルートを選びました。この日は、新宿で途中下車して、もつ焼き居酒屋ぼるがで一杯やって帰りました。山も酒屋も、久しぶりの場所でしたが、楽しい休日を過ごすことができました。


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マッキーの随想:今年の猛暑で考えたこと

2023年09月23日 | 時事随想
今年の夏は、猛暑と言う言葉がぴったりな天候でした。世界的な気候変動は、山火事や竜巻や水害などの災害を頻発させています。気候変動の原因は、地球温暖化であることはあきらかです。
痛みを伴う改革であっても、化石燃料の使用を制限して、地球温暖化を防止する努力が必要です。私たちの生活を災害から守るだけではなく、私たちの子孫に健全な地球を引き渡す責務があることを認識すべきです。

苦痛を感じる猛暑も、熱帯のスコールを思わせる雨の降り方も、異常な気象が私たちを襲っていると感じます。

かつては、戦さの後でさえ、山河は変わらず、私たちを癒してくれました。けれども、今は南極やアルプスの氷河を溶かし、多くの生物を死滅させ、周囲の自然を私たちは変容させています。

公園のひょうたんが、大きく実っていました。ひまわりもまだ元気に咲いています。子どもが、ヒガンバナが咲いていたと言っていました。

今日は、秋分の日です。来週にはまだまだ残暑厳しいが続きそうです。暑さで散歩も満足にせずに運動不足が続き、不健康な状態です。涼しい日には、外に出て運動をしようと思っています。


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マッキーの山登り 夏の尾瀬沼

2023年08月23日 | 泊まりがけの山登り
浅草23時45分発の夜行列車を使って尾瀬に出かけました。一番下の娘と尾瀬沼ヒユッテに一泊して、帰りに檜枝岐に寄って温泉と食事をする計画の山歩きです。



終点の会津高原尾瀬口駅でバスに乗り換え
沼山峠に6時10分に到着しました。朝食をとって、早速スタートしました。実は娘が小学生の頃に、今回と同じルートで尾瀬沼を散策したことがありました。

沼山峠から大江湿原まで50分ほど樹林帯を歩きます。湿原の木道を20分歩くと、ビジターセンターに到着します。ニッコウキスゲの花がとても少なくなりましたが、シカの食害が原因と言われています。


尾瀬沼の反対側にある沼尻平まで往復しました。尾瀬沼の南岸ルートは一部歩きづらい場所があるので、北岸ルートで往復しました。
宿泊の予約をしてあった尾瀬沼ヒュッテにチェックインして、入浴し夕食をとりました。その後、管理人の助言を聞いて尾瀬沼の夕暮れを見に行きました。しかし残念ながら雲が広がって、期待した夕暮れは見ることができませんでした。早朝の霧に包まれた尾瀬沼も、宿泊した者のみが味わえる景色ですが、ひさびさの運動で疲れたせいで、早起きはできませんでした。


翌日は、沼山峠発8時10分発のバスに乗るために、朝食をとったらすぐに出発しました。ヒュッテの管理人の助言に従ってミニ尾瀬公園で途中下車して、そこでレンタサイクルを借りました。尾瀬沼ヒュッテに宿泊したことを説明すると無料で利用できました。

公園を散策した後、カフェでここしかないサンショウウオが入った限定ジェラートを食べるように娘に勧めましたが、檜枝岐産の山葡萄のジェラートを食べました。その後レンタサイクルを使ってひうちの湯へ行き入浴しました。平日の午前中でしたので、一人で独占して入浴できました。




温泉の後は、昼食です。裁ちそばで有名なまる屋まで自転車で行きました。十割りそばですが、とても美味しい蕎麦で、檜枝岐で途中下車しても食べる価値があります。


食事の後は、近くにある歌舞伎舞台を見て、悪縁を断ち切るお婆さんにお詣りしました。最後は、道の駅まで行きレンタサイクルを返却しお土産を買いました。労力をかけずに檜枝岐の端から端まで、行きたい場所を巡ることができたレンタサイクルは正解でした。道の駅で会津高原尾瀬口駅行きのバスに乗りました。雪崩防止のトンネルをいくつも通りますが、かつては尾瀬は秘境だったのでしょうが、檜枝岐の村自体が冬季は孤立してしまう秘境だったのでしょう。


電車に乗った後に雷雨がありましたが、今回の山旅では天候に恵まれて、雨具の使用はありませんでした。私は、小屋泊まりで夏山を縦走することを恒例としてきましたが、ここ数年体調不良で実施できずにいました。今回はハイキング程度の運動量でしたが、日頃の運動不足で登り下りはキツく感じました。
平日は、江戸川区の中学校で数学と英語の放課後補習指導を行い、土曜日は江東区の中学校で中3土曜教室の学習指導をしています。したがって、山歩きをするとすれば日曜ということになります。運動不足を解消するためにも、日曜山歩きを計画的に実施しようと考えています。

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マッキーの時事随想:国民軽視の日本

2023年07月09日 | 時事随想

 物価上昇を加味した実質賃金は、前年同月に比べ2.9%減少し、12カ月連続のマイナスとなったという報告が厚生労働省からありました。アメリカの2020年の年間実質賃金は6万9392ドル、韓国は4万1960ドル。日本は3万8515ドルで、この20年間で韓国にも追い抜かれてしまいました。 財務省が発表している国民負担率(国民所得に占める税金や社会保険料の割合)で見ると、2000年の35.6%から、2020年には47.9%と上昇しています。

 小泉内閣で、日本は格差社会を是認し、現代に至っています。かなりの割合になっている非正規雇用の人たちや母子家庭などは、悲惨なほど厳しい状況にあると思われます。日本における子どもの貧困率は7人に1人、さらにひとり親世帯となるとおよそ2人に1人にまで増加しています。母子家庭の平均年収は236万円で、生活が困窮し教育格差などが起こりやすい傾向になっていますにも関わらず、物価上昇に対する政府の見解は、国民目線では考えられない認識に留まっています。

 太平洋戦争で、特攻隊を組織し、あまりに人間の命を軽視した日本でした。国家の為なら個人の尊厳など考慮しないという考えが、今でもあるように思います。ただ、現在の国家のためというのは、大企業のためと言いかえることができます。多くの国民の難渋は、未婚率や出生率さえ悪化する状況になっています。

 SNSの人材募集を使い、強盗や老人に対する詐欺などを、アルバイト感覚で請け負ってしまう若者もいる現代は、どこか異常な状況と言えます。最近のニュースでは、そうした組織犯罪だけではなく、感情のもつれによる犯罪行為が多発しています。たぶん多くの人たちが、日本の安全性に危惧を感じている状況だと思います。SNS上のユーチューバーやインフルエンサーと呼ばれている低俗な人たちの、あまりに偏った考えや感情的な発言が、現代社会に蔓延しています。その結果、感情をコントロールできない人間関係が助長されているように思います。

 世界的に見ても、ロシアによるウクライナ侵攻で安全保障問題が重要な課題となりました。また、米国から世界に拡散する、「格差」と「分断の構図」などが、成熟した民主主義国家で顕著に現れています。本来はグローバル化した様々な課題を、協力して解決する必要がありますが、日本社会で現れている感情的な人間関係に相似して、国家間も同様な状況があります。感情を抑えて、理性的に話し合う必要があります。

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