浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

今日も一日中梅もぎでした

2023-05-30 20:49:29 | 日記

今日も、朝から夕方まで、梅もぎをひたすらしてました。何だか、今年は、無茶苦茶な量になる気がします。お参りにいらした方からは、脚立にのって作業している私に、「住職、どうか、気を付けて、作業されて下さいね」と声をかけられます。梅の木は、梅園などのような背丈が低く、収穫しやすい木を連想されるかもしれませんが、お寺の梅の木は、かなり、背が高く、周りに、他の木も生い茂っているため、脚立を立てるだけでも一苦労なのです。お参りの方に、「ご苦労様です」と声を掛けられると、「読経するより、100倍大変ですよ!」と言うと笑っておられましたが、本当に、そうなのです。私は、安全ベルトを装着して作業しますが、だんだん、疲れてくると、それも、面倒になってしまう時があります。昔、地元の消防団に入隊していた際、毎月、地元の街灯の点検をするのです、そして、街灯が切れている箇所があれば、蛍光灯を新しいものに交換するのです。それが、新入りの役目なのですが、私が、安全ベルトをしないで、作業しているのを見て、先輩に、怒鳴られたの覚えています。先輩の本業は、工事関係者だったので、油断の怖さを、身をもって知っておられたからでしょう。いつも、穏やかな先輩だったので、怒鳴られたのには、びっくりしました。もう20年以上前の話ですが、今でも覚えています。住職仲間にお聞きすると、脚立から落ちた経験がある方が多いのです。住職が、境内の手入れを、自分でされる方が多くいらっしゃるからです。私も、植木屋さん、樹木医さんにお願いしますが、それだけでは、間に合わないので、やはり、自分でやらないといけません。作業していると、だんだん、疲れてきたり、仕事が思うようにすすまないとイライラしたり、すると、ふと、気づくと、呼吸が浅くなっています。焦ったり、油断したりしたときが、一番、危ない時です。私は、そんな時、自律神経を整えるために、深呼吸をします。焦って作業しても、はかどることはなく、かえって、マイナスですね。それでは、皆様も脚立での作業は、油断大敵ですよ。


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