ドングリをたくさん拾いました
本日の法話会は、来週の報恩講法要に向けて、大掃除でした。
本日ご参加いただきました、皆様、ありがとうございました。
大変綺麗になりました。
最後に、阿弥陀様に御報告のために、みんなで読経いたしました。
お布施 皆さんがお布施というと、お寺さんに支払うお経料と思うことでしょう。でもこの「布施」本来は仏教用語で、様々な意味があるのです。 まずはじめはいわゆる「お布施」でお馴染みの「財施」です。これはお寺や僧侶に施す金品の他に、収穫した野菜など相手が喜ぶものなら何でも良いのです。自分にとって価値あるものを相手に差し上げ幸せを分かち合う。これが「財施」です。 次に「法施」これはその「財施」の見返りに、お寺や僧侶がお経を称え、法話をして仏教の教えを説き広めることです。つまり普段の法事や法話会は「布施」の施し合いの時間と言えます。 次は「無畏施」これはお寺と関係なく、周りの人に笑顔で接し優しい言葉をかける事を言います。相手の畏れを取り除き、安心を与えるように生活をすることが布施になるというのです。
次は「無財の七施」といい、財産が無くても出来るという意味だけではなく、金銭では計れない尊い価値があるという意味があります。 ① 捨身施・・動作や行動で人に良くしてあげる ② 心広施・・他者の悲しみや喜びを自分の心とする ③ 和顔施・・優しい顔と微笑みをもって接する ④ 慈眼施・・慈しみを持った眼で接する ⑤ 愛語施・・愛情あるあたたかい言葉で接する ⑥ 房舎施・・自分の住む場所に人を招き入れる ⑦ 床座施・・自分の座っている座席をゆずる 以上、三施+七施を紹介しましたが、特に最後の床座施などは現代にも通ずる教えのようです。いずれにしてもこのような「布施」は相手からの見返りを期待してはいけません。そして、やってあげた等、恩着せがましく思ってもいけません。そのような煩悩を起こさず日々の暮らしの中で、無理なく布施をしていきたいものです。