浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

心配という本心はいかに

2024-07-27 21:43:00 | お知らせ
私はよく父親から「お前の事
が心配なんだ」と言われました。さすがに、もう私も55なので、最近は、何を言っても私が言うことを聞かないので、諦めたようで、言われなくなりました。ですが、心配なんだと言う事は「お前を信じてないぞ」と同じ意味であります。人間は、自分が1番可愛いのであります。親子の関係でも同じです。親は、子供のことが心配だと言いながら、自分が苦しむのが嫌だから心配だと言っているのです。私も、自分の子供にお前のことを心配してるぞと心の中で思います。しかし、本心では、自分が苦しみたくないだけなのであります。子供は、そのことを見抜いていると思います。「阿弥陀如来は本当にお浄土に、主人を救いくださったのでしょうか」とご質問を受けるのであります。心配していると言う事は、信じていないということなのです。ですから阿弥陀如来は、私たちが信じたら救うとか、心配をしなければ救うと条件は出していないのであります。私の人生に心配事はなくなりません。その心配事は全て自分に対する執着がそうさせるのです。無条件の救いと言うのは、そのままで救うということであります。そのままと言う事は、今ということであります。今と言う事は無条件と言うことであります。私が心配しても、そのまま救うとおっしゃっているのであります。

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人間仕返し大好き

2024-07-26 20:04:00 | お知らせ
私は仕返しすることが大好きであります。やられたらやり返すということでありますが、仏教ではそれを良しとしません。私はそれを知ってから、なるべく仕返しなどを考えないようにしたいと思っています。しかし、心の中ではモヤモヤするのであります、しかし、1時間もしたら忘れてしまいます。日常の些細な事は特にそうであります。車が強引に横入りされたとか、後ろからあおられたとか。そもそも、なぜそのようなことになったかと言うと、自分が出かけたからであります。出かけなければ、そんな目にも合わないのです。リフレッシュしようと思って出かけたのが、逆にイライラした嫌な気持ちで帰ることにもなりかねません。よくよく気をつけなければなりません。仕返しなどしなくても、世の中、自業自得なのでありますから、いつかその報いを受けますから、私が何もしなくて、自分が腹を立てている相手は、いずれ嫌な目に合うのです。ですから、反応せず、無視するのが1番であります。それが1番賢い生き方なのであります。やられたらやり返す、以前流行ったテレビ番組の影響でしょうか?やりかえしたらまたやり返される、永遠に続くのであります。これから特に夏休みです。しかも猛暑に渋滞です。イライラすることです。それが嫌なら出かけないことであります。嫌なことにもあうのは仕方がないことだと諦めねばなりません。せっかくの旅行をどうか台無しにしないでください。夏はみんなイライラしています。そう思って間違いないです。この前、本に人間は1日の中で9つ良いことがあっても、1つでも嫌なことがあると嫌なことに執着し、良い事はなかったことになってしまうそうです。良いことばかりを覚えてれば良いのに、それは忘れてしまうそうであります。皆さんも夕飯の話題に、今日こんな良いことがあったよよりも、今日こんな嫌な奴に会ったよと、つい話題にしたりしていないでしょうか?

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人生は遊びと考えたら

2024-07-25 20:31:00 | お知らせ
今日でようやく今年の梅干し作業が終了いたしました。ただ今年は記録的不作だったので、いつもの年に比べれば、最後の三日三晩の梅を干す作業もそれほど苦ではなかったのですが、それでも天候が不安定で雨に濡れないように何度か出し入れをしなければいけなくて、意外と大変でした。昨年は大豊作だったのですが、三日三晩天候は安定していて助かりました。
それにしても、私は、やるなと命令されるとやりたくなり、やれと命令されると、やる気がなくなるのであります。ですので、梅干し作業も好きでやっているわけで、誰からも命令強制されるわけでは無いからやってるのであります。仕事ではなく遊びであります。浄土真宗で最もよく読まれる正信偈の中にも、遊びという字が出てまいります。仏様は私たちを救う事は仕事ではなく、遊びだと言うのであります。遊びですから、見返りを期待するわけでもなく、対価を期待するわけでもなく、好きでやってくださっているのだと言うのであります。私たちも人生を遊びだと思えば、何かをしてあげて、見返りがなくても腹を立てることもないのであります。しかしながら、私たちは何でもギブアンドテイク、何かをしてあげれば、見返りを期待してしまうから苦しむのであります。この世の中で、親子の関係だけはギブアンドテイクではないのでありますが、しかし、それでもやっぱり親子でも見返りは期待してしまうのではないでしょうか。そうやって親子関係もおかしくなるのであります。

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本堂は非日常な空間

2024-07-24 18:55:00 | お知らせ
今年は10年に1度の猛暑と、そんなふうに騒がれておりますが、昨年も暑かったので、私は、今年が特別暑いとも思えません。余計なご提案かもしれませんが、この時期、お墓の前で、ご法事をされるのは、納骨以外は、お辞めになった方がよろしいかと思います。霊園さんなどでは、当然、礼拝堂や室内での施設を借りるとなると当然使用料がかかってしまいます。今はご家族のみで法事をやられる方が多いので、わざわざ礼拝堂を借りる必要もないとの判断は正しいのでありますが、夏場はやはり体のことを考えると、室内の方が無難であります。それならご自宅でというのもよろしいかと思いますが、駐車場等のことを考えると、最近は、路上に駐車してるとすぐにご近所の方から、警察に通報されることもあります。そこで、提案は法徳寺の本堂は、どなたでも利用できます。使用料などもいりません。お布施は30,000円です。ただし霊園にお墓を持ちの方は、法徳寺で法事をされ、その後、墓参りのため車で移動となりますから、面倒なことにはなります。けれども、そのように、ご法事をされる方は結構多いのです。その理由は、お寺の本堂の非日常的な空間で法事を勤めることに意義があるのであります。皆様も、お寺の本堂にお参りすることは、あまりないのではないでしょうか。











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今日は疲れた

2024-07-23 18:19:00 | お知らせ
本日ご葬儀にお参りしましたら、喪主様のご学友であった浄土宗の僧侶の方がご参列されてまして、ご紹介をいただきました。年配のその方は、お若い頃、神谷町の光明寺で、結城令聞先生から、親鸞聖人の教えを学んでおられたそうです。結城先生の事は私はよく知りませんでしたが、ちょっとネットで検索してみたら、元東大名誉教授の凄い先生でした。浄土真宗のお勤めの中で、最もよく読経される正信偈も無本でお勤め出来るとお聞きして、ご一緒に、ご葬儀をお勤めをいたしました。今日は、びっくりしたというか、緊張し、そして冷や汗かきました。他の宗派の方なのに、浄土真宗の読経をお勤め出来る方なんてびっくりいたしました。結城先生から、法然上人も親鸞聖人の教えも、どちらも同じだと、教えていただいたそうです。厳密には、違うのかもしれませんが、親鸞聖人ご自身も、新しい宗派をひらかれたつもりなどなく、自分は法然上人より、阿弥陀如来の救いを教えていただいただけであります。とお示しくださっております。今日は、なんだか同じ葬儀でも疲れました。別に普段通りやればいいのに、やはり、どこか、かっこつけたい、そういう気持ちがあるんですね。葬儀が終わり、着替えてから、久しぶりにインド料理屋さんに1人で行きました。時々行くのですが、ナンとカレーが、ランチは500円でいただけるので、ほんとにこの値段で良いのだろうか?とびっくりしてしまいます。ナンがとってもおいしいです。今日は、時間が遅かったのでお客さんは、私1人でのんびり食べることができました。ラッシーも好きなのでいつも注文します。昔、インドで食べた、ナンよりもこのお店の方が、日本人向けなのか、私には美味しく感じます。






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