ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

娘の流浪旅 第4部

2017-08-28 05:55:55 | 雑記
このところ立て続けにお付き合い頂いております娘の流浪旅。8月9日に出発した旅も12日目の8月21日になりました。本日は第4部として書き記したいと思います。京都を出て向かったのは三重県鈴鹿市。まずは鈴鹿サーキットを訪れたようですね。

この日は鈴鹿市の「花しょうぶ」という天然温泉施設で食事をして、温泉に浸かろうとしたようです。

この旅に欠かせなかったgoogleマップで調べたら、☆4つなのでここなら大丈夫だろうと。これまでもハズレはなかったしね~。

ところが食堂でも、温泉でも、フロントでも、接客態度が最低で、怒り心頭だったとのこと。聞いて楽しい話じゃありませんから詳しくは書きませんけどね。

ま、12日間も旅を続けていると、そういうこともありますよね。ネットへの書き込みなど普段全くしない娘が、滔々と怒りと抗議と反省を促す長文を口コミ欄に書いたと言っていましたが、それでスッキリしたかしら

気を取り直して、翌日22日は「みどりのだいち」という農産物直売所のレストランで、朝昼兼用の食事をしたそうです。ここはとっても美味しかったって~

次なる目的地は愛知県の野見山展望台。まぁ実は展望台が目的では無いんですけどね~。これから伺うお宅は、家人が在宅しているであろう時刻が、大体夕方6時頃。

それ迄の時間を、見晴らしのいい所で過ごしたかったのかな。

この日は折しも愛知県に雷が多発した日。この展望台からも、何度も稲妻を見たと言っていました。

何故か稲妻撮りたさに、50枚くらいこのアングルの写真を撮ってましたが、かすかに1枚だけそれらしいのが写っていました。思わず、で?と聞こうとしましたが、悔しそうだったのでやめましたよ。

野見山展望台に着くまでの道中、これから伺うお宅へのお土産を何にしようかと、何度もlineで画像が送られてきました。結局このエッフェル塔の形をしたアロマの容器に決定。

そして、にゃんズには、じゃらしと、ねこちゃんの狩猟本能MAX!!になるというWILD MOUSEっていう動くおもちゃね。

さて、6時だ。玄関チャイムをピンポーン。この手作りポスターを持って玄関前にスタンバイ。

実はこの時、私と電話を繋いだままだったのです。ピンポーンのあと、いきなりドアが開きましたが、それと共に悲鳴が。「ギャーーーーー!!キャーーーーー!!ギャーーーーー!!!」その大絶叫を電話で聞きながら、私も大爆笑。

お宅にお邪魔して、最初に送ってきたのがこの画像ですよ。「これ、ウチと一緒じゃない?」

私は知ってましたよ、同じだってこと。だから「そーだよー」と言ってこの画像を送りました。

いつもここをご覧くださっている、勘の鋭いお方は、もう見当がついてますよね?そーです。今回娘が不躾にもいきなり訪問したのは「うめと愉快な仲間達」のおかっぱさんのお宅です。あれれれ~、おかっぱさんには承諾を頂いたものの、「顔は隠します!ご迷惑をお掛けしないようにします!」と言っておきながら、おじさん完全顔出し~ だっておかっぱさんのとこでも、おじさん顔出ししてるから~と、言い訳してみる

長老よねちゃん(♀16歳)と~

完全復活したきくさん(♀15歳)と~

謎の袋をマットにしたうんこちゃん(♀11歳)と~

フォトジェニックのあやちゃん(♀5歳)と~

黒一点のおたまちゃん(♂3歳)と~

そしておかっぱさんとおじさん

突然だったにも拘わらず、どーそどーど上がって頂戴!と、快く迎えてくださり、ではほんの少しだけ・・・とお邪魔したのです。

おかっぱさんとの出会いは、今から1年10ヶ月前。私がブログを始めて直ぐでした。今でこそ沢山の皆さんに読者登録して頂いていますが、おかっぱさんは私の2番目の読者さん。

ブログ開設2日目に、どんな方が私の読者さんになってくださったの?とブログを拝見してぶっ飛びました。丁度その日は、おじさんとの初デートのエピソードで、顔が描いてある真っ赤なセーターを着てきたおじさんとの攻防・・・みたいな内容でしたが、その笑いのセンスに、ハートを鷲掴みにされました。

以来、うめさんが亡くなった時を除いて、ほぼ毎日のようにコメント欄でやり取りを。その人柄に惚れ込んでしまったんですねぇ、私。いつか、きっと、おかっぱさんには会いに行きたい。そんな私の夢を、娘がこの流浪旅でいとも簡単に果たしたという次第です。

「ご飯、食べて行きなよー」と言って頂いたのを真に受けて「でも車、路上駐車してますし」と一応お断りすると「ゲスト用の駐車場があるから・・・、おじさんが案内するから・・・」と。仏と呼ばれているおじさんが、走る、走る、走る~

マンションのゲスト用の駐車場っていうくらいだから、近くだと思うでしょ?ところが結構な距離があったそうなんですよ。相当暑い日だったんですよ。おじさん、必死で走ってくれているのに、それを見ながら爆笑しながら、写真まで撮っちゃう、ほんっとにもう、失礼な娘。(車は長旅のため、助手席はフラットで運転席しか乗れないのです)
「だってぇ、おじさんが良い人過ぎて、必死過ぎて、何だか可笑しくなっちゃったんだもーん」おめぇ、ぜってーバチあたんぞー

汗だくになったおじさんのお陰で、車を駐車場に停めて、安心しちゃったの?
シャ、シャ、シャブリじゃないの~?このワイン
シャブリが普通に自宅にあるなんて、私に言わせたらもう、富豪よ~、富豪~

確か先日の記事で、卵の在庫が4パックになっていたおかっぱ家。玉子焼きが好きだという娘のために、さっきまで汗だくだった、元フレンチの凄腕料理人のおじさんが、作ってくださったと。これがもう、絶品だったそうですよ。

とろろそばもね、拘りの茹で方で、ほっぺが落ちるほどに美味しかったそう。

そしてガーリックフランスの上にチーズをのせて焼いてくださったこれがまた、めちゃうまーだったそうですよ。
えぇえぇ、これ、全部おじさんの手料理です。おかっぱさんは、上手に上手におじさんが作ってくれるように誘導していたと、娘は証言しておりました。コラコラコラ~!

ぎょえ~~~ ワイン、今度は赤が開いてるじゃないの~?

私が夢にまで見た、おかっぱ家のにゃんズとの触れ合いを~

うんちゃんともツーショット~!かと思いきや、おかっぱさんとのスリーショット~

当然娘もおかっぱさんのブログの大ファンだった訳ですが、そうは言っても初対面。しかも非常識にも突然訪問しているのですよ。

なのにこんなに良くして頂いて、もうお礼の申し上げようもございません

何度も何度も、lineで催促しましたですよ。そろそろおいとましてくださいと。

でもね、話が尽きなかったと。娘が語る壮大な夢を、しっかりと聞いてくださり、応援してくださったと。

おじさんとの馴れ初めや、最初におじさんがおかっぱさんのことを好きになったってことや、おかっぱさんは段々とおじさんのことを好きになっていったってことや。ひゅ~ひゅ~!どっちにしてもラブラブや~

おかっぱさんの若い頃のやんちゃ話や、娘の恋ばなや。

お会いしたことが無くても、文章だけのお付き合いでも、ある程度時間を掛ければ、分かるものですよね、人柄というものは。

それはきっと、合うか合わないかってだけのことかもしれませんが、自分が好む人って、分かるものですね。

こんな稚拙なブログですし、たった1年10ヶ月ではありますが、思うような記事が書けなくて、モチベーションを維持することが難しくて、何度も挫折しそうになりました。

だけど、どんな時でもおかっぱさんは心から応援してくださった。これまでブログを続けて来られたのは、おかっぱさんのお陰だと言っても過言ではありません。私にとってそういう存在のおかっぱさんと、娘がこうして笑顔でいることが、まるで夢の様に感じられます。そんな私の気持ちを思って娘は、この旅のゴールを、勝手にここに決めさせて頂いたのかもしれません。

元フレンチの凄腕シェフのおじさん、きっとエッフェル塔喜んでくださるから!と、ただのフランス繋がりの安易な思い込みで決めたお土産を仲睦まじく開こうとするふたり。

違う!違う!それ、あったかくありませんよ~。バカップルなのか~?

こんなに素敵に飾ってくださいました。

WILD MOUSEは、場の空気が読めるうんちゃんだけが、気を遣ってくれてチョロっとね。

うん、そのじゃらしは振り方間違ってると思うけど、やっぱりね、うんちゃんがね。

先日おかっぱさんが意を決してお出掛けした「掛川花鳥園」で買ったであろう、ハシビロコウの運来(うんこ)をお土産に頂いてしまいました。

結局この日は夜中まで語り合い、娘はきくさんのお部屋で泊めて頂いたと。そして翌朝、おかっぱさんのご実家にまでも連れて行って頂き、ご両親にもご挨拶を。お母様であるカズコさんの手作りクッションを「なんぼでも欲しいだけ持っていってええぞー」と言われ、3個も頂いてしまいました。噂のサンドイッチもね!

残念ながら、スマホの充電が切れて、写真を撮ることが出来なかったそうで、それは本当に残念でした。お父様にもね「夢を持つことはえぇことよ。精一杯がんばりなさい」と、温かいお言葉を頂いたそう。さすが、おかっぱさんのご両親!と、ここでも感激です。

きくさんのお部屋では、カズコさんお手製のフワフワマットを敷いて頂き、快適な夜を過ごせたと申しておりました。きくさん、夜中も時々盛大に鳴いていたようですが、そんなことが気になるようなタマじゃありません。
ポンちゃん、顔怖っ!

でもね、寝るのが勿体なくて、朝4時過ぎに目が覚めて、それからまた数時間、別れ際までずーーーっとお喋りしていたそうです。

「早くおいとましてください」と送ったlineのメッセージは既読スルーされていて、私にはもう、成すすべがありませんでしたが、こんな失礼な訪問は一生に一度だからと、きっと許してくださったおかっぱさんとおじさんに、手を合わせてお詫びしました。

そしてもう一つ。あの日、おかっぱさんのブログでは記事を投稿された日。おかっぱさんは、コメント返しの時間がキッチリ決まっている方です。いつもの時間にコメ返しないおかっぱさんを、きっと皆さん心配なさった筈です。

少し前に病気が発覚した、元気をなくしていたきくさんのことを、皆さん案じていたと思うのです。私だったら絶対そうだから。この場をお借りして、心配された皆様に、心よりお詫びを申し上げます 全て、娘のせいでございます どうかどうか、お許しくださいませ

ここがクライマックスの娘の流浪旅。ゴールだのクライマックスだの申しておりますが、この記事を見て、少々寂しい思いをしている人間が約1名。そもそもね、この旅のゴールは、私の元夫である第二夫の元に、娘がこれまで乗っていた車を届けること。

「はぁ~そうなんや。ここがクライマックスでゴールなんや・・・」ってガッカリしている第二夫よ!めげるな、人生そんなもんだ。

うんちゃん「かーさん、この真っ黒で手足の長い、ちょっと鼻ペチャのうるさいしと、まだ帰んないの?うんちゃんもう限界~」

とでも言っているに違いないうんちゃんの、アテレコ出来たことに感無量なあたくし。

ね?ね?嘘じゃないでしょ?ちょっと必死でしょ?私。

おかっぱさん、おじさん、お父様、お母様、不躾な娘が、本当にご迷惑をお掛け致しました。心よりお礼とお詫びを申し上げます
ですが、こんなに楽しい時間を過ごせたことを、娘は一生忘れないと申しております。どうかこの気持ちに免じて、お許しくださいますよう、切にお願い申し上げます 最後に、楽しい楽しい思い出のひと時を、本当にありがとうございました

そんな訳で、次回は最終回の第5部。ここから観光しつつ、第二夫の元へ車を届けに参ります。独りよがりの長い記事を、最後までご覧くださって、ありがとうございました


おかっぱさん、もしかしたら娘がお邪魔するかもって思ってたんだって~?
だからって、カーテンレール洗うの意味無いよ~。壁、壁の埃が先だよ~。
ってお前が言うな!だよね~。すんまっそん。
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