ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
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母かずえ 特養入所のための面接

2021-01-31 05:55:55 | 母 かずえ
おはようございます。本日の記事は、母かずえの介護変遷記録として残すために書こうと思います。文字ばかりの記事ですので、ご興味の無い方は、どうかスルーしてください。

現在母は、老健(介護老人保健施設)に入所しています。本来老健は、食事や排泄の介助といった介護サービスは提供されるものの、主に病院と一般家庭の橋渡しをする場所で、自宅などに戻るためのリハビリが中心に行われる施設です。

老健は3ヶ月~6ヶ月程度の一定期間で退去することが前提の施設ですから、終の棲家となることはありません。厳密に言うと、施設側に入所3ヶ月で退所してくださいと言われれば、また別の老健を捜すしかない、ということになります。

母の場合、大腿骨の骨折や脳梗塞、大腸がんで途中何度か入退所を繰り返していますが、通算すると3年以上現在の施設でお世話になっています。これは大変恵まれた境遇だと言えます。

親を老健に入所させている方の中で、自宅に戻すことが出来ない事情を抱えている方たちは、終の棲家となる特養(特別養護老人ホーム)の申し込みをします。老健には比較的入所しやすいのですが、特養は入所者の終の棲家となるため退所者が少なく、つまり入所枠が少ないということになりますね。母の場合も申し込みをしてから既に1年以上経過しています。

因みに現在、老健への入所資格は、要介護1以上。特養への入所資格は要介護3以上となっています。

要介護3になった時点で特養への申し込みを開始しますが、待機中に要介護度が3から2へ下がる、等ということもあります。ですが、入所できる時期が来た時に要介護3であれば入所出来ますので、申し込みを取り下げる必要はありません。

先週の初め頃、申し込みをしている特養の担当の方から連絡がありました。「間もなく〇〇さんの入所の順番が回って参りますので、面談をさせて頂きたい」と。

えっ?緊急事態宣言出てますが、今ですか?と正直思いました。

その後特養の担当者から、老健へ連絡してくださったそうです。

老健からの回答は「面談はお断りしています。ただし、ご家族の窓越し面会の際に、同席されるのは結構です」とのこと。そうですよねぇ。そこで許可されたら、今までの窓越し面会は何だったの?って思いますよね。お世話になっている老健の、この終始一貫徹底した対応が、クラスターを生むことなく、母たちの健康を守ってくれているのだと改めて思いました。

そして昨日、特養の方に同席して頂いて、窓越し面会に行って参りました。特養の方がいらしたからといって、面会時間が延びることはありません。制限時間は10分間。

人見知りな母は、自己紹介された特養の方を、訝し気に見ていました。ですがサンバちゃんの笑顔を見ると、頬を緩ませてとても嬉しそうでした。

娘が「そろそろ子供の名前、覚えてくれた?」と聞いたら、話を逸らしたので、あぁこれは覚えてないんだな・・・と苦笑。そこで娘が「私の名前は分かる?」と聞くと、私の従姉妹の名前を・・・

え?え?そうなの?今日は調子良さそうなのに、一緒に住んでた孫の名前忘れちゃったの?と思っていたら、今度は娘が「この人の名前は?」と私を指差しました。(素早くマスクを外し、顔を全部見せる)

「えっと・・・〇〇(長男の名前)」

いやいやいや~、違うでしょ?

「あぁ!〇〇(次男の名前)」

おいおい、コラコラ~ それ、どっちも男!あたし女!!

娘が「〇〇(私の名前)でしょ?」というと、これ以上ないというくらいの困惑した顔・・・

「あなたの一人娘なんですけどー!顔忘れちゃった?」と聞いたら

「しばらくおうとらんけ、分からんかった・・・。あんた、そんな顔しとったかねぇ」

いや、先週も、その前の週もここに来て、会ってますってー

先日次兄が母の弟と間違えられたと知って爆笑し、そりゃ滅多に来ないんだから仕方ないだろ!死ぬまで分かんなきゃいいのに!とか思っちゃったから、早速バチが当たりましたよ~これ

最後に放った娘の一言「サンバちゃんの名前を覚えたとか、そんなレベルの話じゃなかったー!覚えてる訳がない!!笑笑」

そんなこんなの大騒ぎの窓越し面会でしたが、特養の担当の方には、現在の母の様子がキッチリ伝わったのではないかと思います。

面会の後、特養の担当の方に少しお話をお聞きしました。
「実は昨年の11月にクラスターが発生しまして。しかし現在は収束し、感染対策を徹底しております」

げっ!

「早ければ、次回の会議で〇〇さんの入所が決定すると思います。決定しましたら、またご連絡させて頂きます」

はぁそうですか。大丈夫なの~?ホントにぃ~?と一瞬思いましたが、一度クラスターが発生した施設ならば、二度とその様なことは無いのでは・・・とも思いました。(そう思うしか無いとも言う)

母が老健に入所した当初は、この近辺の特養と言えば、ボロボロの建物で室内もお世辞にもキレイとは言えないような状態でした。ところがその後、立派な特養が建設され、母はそちらに入所することになります。

姫気質の母かずえ。どこまで行っても、キレイで立派な所で生活できるようになっているんでしょうね~。


ひとまず現在の状況は、ここまで!
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