ポンちゃんがままの腕の中で死んでしまってから10日が過ぎた。
死んでしまったあの日に、布団を並べて一緒に寝ながら、冷たくなったポンちゃんをなでなでしていたら、突然、冷たくなってしまったことが怖くなって、思わず伸ばした手を引っ込めた。
だけどその夜、ままが作った籠の中から、ポンちゃんがぴょんと飛び出して、振り返ってままを見た。「え?ポンちゃん生きてたの?あれって死んだふり?悪い冗談はホントやめてー。ままはポンちゃんが死んでしまったと思って、すごい泣いたんたよ。あぁ、あれは勘違いだったんだね?あぁ、ホントに良かったー」
だけど目が覚めると、ポンちゃんは冷たいままで、現実は何も変わっていなかった。
もう痛いことも辛いこともなくなって、やっと楽になったんだよね?これで良かったんだよね?と、頭では理解出来ても、ポンちゃんがいない現実を、受け入れることがままには難しかった。
眠ればポンちゃんとまた会えるかもしれない。そう思ったら、寝ることだけが、今の自分を救ってくれるような気がして、毎日毎日、風邪薬を飲むためだけに、その辺にある適当なものを口にして薬を飲み、そして眠り続けた。※ポンちゃん闘病中から、私は高熱を出し、酷い風邪を引いてしまっていました。
仕事をしていれば、そんな自由気ままを許されることもなかったんだろうけど、今の私を必要としてくれる、唯一の存在だったポンちゃんはもういない。
昔から食生活で不摂生をすると、口角が切れるという体質の私は、ある朝目覚めると口の端に鋭い痛みを感じた。あぁ面倒臭い。こんな時でも身体は正直に反応するのだ。
「バカまま~。そろそろちゃんとするにゃ~」ってポンちゃんに叱られたような気がして、サラダを作ろうと野菜室を開け、中からレタスを取り出した。レタスが死ぬほど好きで、野菜室を開けると決まって走ってくるポンちゃんが、もう走って来てはくれない。それに気付いた瞬間、レタスを握ったまま、その場に座り込んで声を出して泣いてしまった。
「まま、大丈夫だよね?」心配して電話をくれる娘には「大丈夫だよ。もう苦しいことも辛いこともなくなったんだから、ポンちゃんにとっては、これでよかったんだよ。ままは平気」って、全然平気じゃないのに、何故だか私は強がった。
飼い主が一日も早く立ち直ってあげることが、ポンちゃんの成仏に繋がるっていうのも、何となくわかるし、出来ればそうしたいと思っている。だけどね、思ったんです。それは人それぞれで、スピードが違ってもいいんじゃないかって。
理屈ではどうすることも出来ないのが、人の気持ちなんじゃないのかな。だから、無理に悲しい気持ちをどこかに押し込めるのは、もうやめよう。悲しむのに飽きるまで、悲しもう。
だけどね、辛いことは、そう長くやっていられない私なので、その内きっと元気になります。でも今はまだ、日常生活の中のあらゆるタイミングでポンちゃんを思い出し、ポンちゃんの不在をとても辛く感じてしまう。
最後になってしまいましたが、ポンちゃん永眠の記事に、沢山の弔辞をくださった皆様、またLineやメールを送ってくださった皆様、その節は本当にありがとうございました 何度も何度も、繰り返し拝読し、皆様のお気持ちに励まされ、感謝いたしました。
弔花を送ってくださった皆様にも、心よりお礼を申し上げます 最初に送って来てくれたサクラさんに、そうだ、お礼のLineをしなきゃ!いつも私から何かを送ると、mimiちゃんやケンちゃんと一緒に撮った写真を送ってくれるサクラさんなので、私もそれを真似っこしていました。
だからポンちゃんと一緒に写真を撮ろうとして、ポンちゃんを探してしまった自分に「それは違う」っていう悲しいひとり突っ込み。
だからね、ポンちゃん、ごめん。もう少し待っててね。いつかきっと、笑顔だけでポンちゃんを思い出せる日を迎えてみせるから。
もう少しの間、あかんたれのバカままを、見守っていてください。
死んでしまったあの日に、布団を並べて一緒に寝ながら、冷たくなったポンちゃんをなでなでしていたら、突然、冷たくなってしまったことが怖くなって、思わず伸ばした手を引っ込めた。
だけどその夜、ままが作った籠の中から、ポンちゃんがぴょんと飛び出して、振り返ってままを見た。「え?ポンちゃん生きてたの?あれって死んだふり?悪い冗談はホントやめてー。ままはポンちゃんが死んでしまったと思って、すごい泣いたんたよ。あぁ、あれは勘違いだったんだね?あぁ、ホントに良かったー」
だけど目が覚めると、ポンちゃんは冷たいままで、現実は何も変わっていなかった。
もう痛いことも辛いこともなくなって、やっと楽になったんだよね?これで良かったんだよね?と、頭では理解出来ても、ポンちゃんがいない現実を、受け入れることがままには難しかった。
眠ればポンちゃんとまた会えるかもしれない。そう思ったら、寝ることだけが、今の自分を救ってくれるような気がして、毎日毎日、風邪薬を飲むためだけに、その辺にある適当なものを口にして薬を飲み、そして眠り続けた。※ポンちゃん闘病中から、私は高熱を出し、酷い風邪を引いてしまっていました。
仕事をしていれば、そんな自由気ままを許されることもなかったんだろうけど、今の私を必要としてくれる、唯一の存在だったポンちゃんはもういない。
昔から食生活で不摂生をすると、口角が切れるという体質の私は、ある朝目覚めると口の端に鋭い痛みを感じた。あぁ面倒臭い。こんな時でも身体は正直に反応するのだ。
「バカまま~。そろそろちゃんとするにゃ~」ってポンちゃんに叱られたような気がして、サラダを作ろうと野菜室を開け、中からレタスを取り出した。レタスが死ぬほど好きで、野菜室を開けると決まって走ってくるポンちゃんが、もう走って来てはくれない。それに気付いた瞬間、レタスを握ったまま、その場に座り込んで声を出して泣いてしまった。
「まま、大丈夫だよね?」心配して電話をくれる娘には「大丈夫だよ。もう苦しいことも辛いこともなくなったんだから、ポンちゃんにとっては、これでよかったんだよ。ままは平気」って、全然平気じゃないのに、何故だか私は強がった。
飼い主が一日も早く立ち直ってあげることが、ポンちゃんの成仏に繋がるっていうのも、何となくわかるし、出来ればそうしたいと思っている。だけどね、思ったんです。それは人それぞれで、スピードが違ってもいいんじゃないかって。
理屈ではどうすることも出来ないのが、人の気持ちなんじゃないのかな。だから、無理に悲しい気持ちをどこかに押し込めるのは、もうやめよう。悲しむのに飽きるまで、悲しもう。
だけどね、辛いことは、そう長くやっていられない私なので、その内きっと元気になります。でも今はまだ、日常生活の中のあらゆるタイミングでポンちゃんを思い出し、ポンちゃんの不在をとても辛く感じてしまう。
最後になってしまいましたが、ポンちゃん永眠の記事に、沢山の弔辞をくださった皆様、またLineやメールを送ってくださった皆様、その節は本当にありがとうございました 何度も何度も、繰り返し拝読し、皆様のお気持ちに励まされ、感謝いたしました。
弔花を送ってくださった皆様にも、心よりお礼を申し上げます 最初に送って来てくれたサクラさんに、そうだ、お礼のLineをしなきゃ!いつも私から何かを送ると、mimiちゃんやケンちゃんと一緒に撮った写真を送ってくれるサクラさんなので、私もそれを真似っこしていました。
だからポンちゃんと一緒に写真を撮ろうとして、ポンちゃんを探してしまった自分に「それは違う」っていう悲しいひとり突っ込み。
だからね、ポンちゃん、ごめん。もう少し待っててね。いつかきっと、笑顔だけでポンちゃんを思い出せる日を迎えてみせるから。
もう少しの間、あかんたれのバカままを、見守っていてください。
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