ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「男の夢」の中華「天伸」は、日替り定食もスゴかった。

2022-05-16 18:00:00 | うまいもん
もう7年も前になるが、大阪・西本町の中華「天伸」の天伸定食が、男の好きそうなおかずがてんこ盛りのいわゆる「男の夢定食」だったという話を書いた。
こちらが、その写真。

唐揚げ、海老天、酢豚、焼豚が詰められ、ごはんは別皿。もちろんスープもある。
このセットに大満足しつつ、その時に「他のメニュウも試さねば…」と思いながら、7年も過ぎてしまった。

実は、当初はここに行こうとしていたのだ。

天伸の筋向かいに出来た、新しい味噌ラーメン専門店。
こちらもそそるのだが、天伸の看板を見ると
おぉ、偶然にも日替り定食が「みそ野菜ラーメンと半チャンのセット」ではないか。
しかも、

ピークをはずして来たのがよかった。
なんと100円引き、650円でいただけるのはありがたい。

久しぶりに、店の前へ。

そうそう、こんな感じ。
ピークを外して来たのだが大賑わいで、皆さん100円引きを狙って来ているようだ。

日替り以外のメニュウは、こんな感じ。



どれも良心的だ。

日替りの「みそ野菜ラーメン」、着丼。

いいっ!
期待以上に、野菜がたっぷり。

箸を上げてみる。

コレは驚いた!
何が驚きと言うと、その薄味ぶり。
味噌ラーメンなのにスープが澄んでおり、スープが澄むぐらいの味噌しか入れていない。
という事は、野菜を炒めてシャンタンを入れ、味噌を入れただけでこのスープの塩味は味噌だけという感じだ。
その控えに控えた塩味がスープの奥行きと、野菜の甘みを引き出して大層ウマいではないか。
一部の例外を除いて、私は
「中華料理店において、スープの塩加減とその店のレベルは反比例する」
と勝手に思っている。
アッパーな店になればなるほど控えめな塩味になり、大衆店ほどわかりやすい味である。
大衆店は汗をかいた労働者が集うので、当然の成り行きなのだがこのラーメンの塩味は明らかにアッパーな店のそれで、いかにシャンタンに自信があるかという事だ。

セットの半チャンも来た。

コレはまぁ、可もなく不可もなく。
ラーメンのおまけという事なら、何の問題もない。

しかし、この店の名物は日替りでも男の夢定食でもなく、個数を10個まで増やせる唐揚げ定食のようだ。
多くの客が頼んでいたが、
「この店を、20年前に知りたかった…」
と思わせるレベルであった…


最新の画像もっと見る

コメントを投稿