ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

なぜに、聖地・フェスティバルホールで「キッチンジロー」?。

2018-08-01 23:59:00 | うまいもん
今宵は、コレであった。

我が尊敬してやまない「歌う人間国宝」山下達郎が聖地・フェスティバルホールに降臨された日である。

コンサートそのものの中味は先日の神戸と同じだし、フェスで観る意味をここでツラツラと書いてもファン以外には何の興味もないと思われるので割愛する(笑)。

今回、コンサート前に腹ごしらえしたのはこちら。

フェスティバルホール地下のチェーン洋食店「キッチンジロー」である。
私も砂を噛む東京単身赴任時代、神保町界隈はよくほっつき歩いたのでその存在は知っていたが、行った事はなかった。
こんな処で出くわすとは、コレも何かの縁である。

いくつかメニュウがあるが、どうもコレを推しているようだ。

好きなおかずを2つ選んでライスととん汁が付いて980円。
なるほど、わかりやすい。

ここのウリは、全て店内の手作りなのだそうな。
いわゆるチェーン店のセントラルキッチンではないのなら、やはり基本メニュウを押さえたくなるのが人情。
ここは、最もオーソドックスにハンバーグと海老フライだ。

おぉ、私の期待以上にオーソドックスだ。

せっかくなので、おかずをアップで。

まずこの海老フライが立派な太さをしている事に感心する。
決して海老フライをウリにしているワケでもないのだが、しっかり食べごたえがあり好感を持てる。

そしてハンバーグは、いかにも手ごねの柔らかさ。
焼く事が可能なギリギリの柔らかさのようで、コレ以上柔らかいとフライパンの上でひっくり返せないかもしれないほどだ。
デミグラスソースもまろやかで奥深く、ちゃんとした洋食店の味わいだ。

期待以上にクオリティが高く、私は満足したのだがそれにしてもなぜ東京のキッチンジローがフェスティバルホールに進出したのか?
山下達郎をはじめ、ここを「聖地」と位置付けるミュージシャンは少なくない。さだまさしなどは旧フェスティバルホールを「神様が作ったホール」と表現していた。

全国から憧れてフェスティバルホールにやって来る音楽ファンが多いのに、なぜもっと大阪らしい洋食店が入らなかったのか?
例えば、混ぜカレーでおなじみの「自由軒」ではいけなかったのか?
もちろんキッチンジローが悪いとは全く思わないが、どんなオトナの事情があったのだろうか…?


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