蜩ノ記

７月に『マーニー』を見て以来の映画館
見たのは・・・『蜩ノ記』

葉室麟さんの時代小説が原作です。

とある事件のため、１０年後に切腹を申し渡された武士・戸田秋谷は
切腹までの間に家譜(藩史)をまとめるよう言い渡されます。
切腹まで残り３年となった頃、
城内で刃傷沙汰を起こしてしまった檀野庄三郎は
罪を問わない代わりに秋谷の見張りを仰せつかります。
役所広司さんが戸田秋谷。
岡田准一さんが檀野庄三郎でした。

全体を通して、とても美しい作品でした。
風景、立ち居振る舞い、言葉。
そしてストーリー。
庄三郎が秋谷に魅かれていき、少しずつ変わっていく様が
胸にぐっときました。
ラスト近くの秋谷と奥様(原田美枝子さん)の笑顔は
泣きたくなるほど、きれいです。

夏に行った遠野の「ふるさと村」が出てきて
嬉しくなりました。
そして、秋谷の娘役の堀北真希さんと原田美枝子さんの
おでこがとってもきれいでした。
触ってみたい・・・

あ、岡田君はもちろんかっこよかった
最近の岡田君は、眉間にしわ寄せる役が多いですね～