かあちゃんのはしっこライフ

東京のはしっこに住んでいるかあちゃんの
あれこれです。

「いちょうの実」

2020-12-21 | 本・音楽

2週間くらい前には、黄色に輝いていたいちょうの木が
今ではすっかり葉が落ちて、寒々しく見えます。

宮沢賢治さん作「いちょうの実」を読みました。

いちょうの木がお母さん。
いちょうの実は子どもたち。

旅立ちの日を感じた子どもたちは
これからのことをあれこれ想像し
期待と不安を胸に抱いて、お母さんの木から
離れていきます。

お母さんの木の気持ちを思うとちょっぴり切なく
いちょうの実の気持ちを思うと応援したくなるお話です。

宮沢賢治さんの童話は、色々な人が絵を描いています。
同じお話でも、絵が違うと雰囲気が違いますね。

今回私が手にしたのは ミキハウスが出した
及川賢治さん絵の絵本でした。



これは、前にちらっと書いたことがある
清川あさみさん絵の「銀河鉄道の夜」。
幻想的で、大好きな1冊です。


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