かあちゃんのはしっこライフ

東京のはしっこに住んでいるかあちゃんの
あれこれです。

『海の見える街』

2013-08-20 | 本・音楽
しばらく落ち着いていた
図書館の予約本ラッシュが再び始まり
嬉しい悲鳴のかあちゃんです。

赤紫色の、江ノ電が走る街を連想させる
装丁に魅かれて読みました。

畑野智美さんの『海の見える街』

海辺の図書館に勤める(あ、一人は同じ建物の児童館勤め)
4人の20大~30代の男女のお話。
のんびりした街の図書館で働く普通の人たちなんだけど
それぞれに抱えてるものはあるわけで・・・
いい人なんだけど不器用なんだよね~と思わずには
いられない、愛すべき4人が出てきます。
4人それぞれに、関係するいきものも出てきます。

児童館勤めの松田君のその後が気がかりな終わり方でしたが、
読後はさわやかです。