マゾヒズムに花札を!

Female Domination & BDSM …とは殆ど関係ない花札に関する四方山話です。

五光のすりきれ

2007年01月31日 17時02分07秒 | 雑の話題
五光投稿日付には余り関係なく一昨日の日、三光・四光の話をしました。
五光については触れてませんでしたね。
花札競技中、もっとも高い役になることは言うまでもないでしょう、5枚の20点札を全て揃えた役です。

これを別名『雨入り四光』とも言います。
うん確かに、四光 + 雨(=柳の20点札)ですものね。
また、『雨四光』という役もあります。
一般的には、雨(=柳の20点札) + 他20点札4枚のうち3枚。

いいですか? ここからが肝心です。
この『雨入り四光』と『雨四光』が同じ意味で用いられることもあるんですよ。
まあ、この場合、「4枚」の役の方を指したり「5枚」の役の方を指したりで、まちまち。
競技前にルールで合意しておかないと、トンチンカンなことになりますね。

トンチンカン。
ある人によれば、語源はこうとか。

日米中3人の商人が、綿の取引をすることで合意した。
ここまでは順調。でも具体的な取引条件に進んだあとが。
米国の商人は、ロット=重さ単位をtonでいい、それを受けた中はチンではかり、さらに日は貫で返した。
もう訳分からなくなって物別れ。

いや、言葉の定義というのは軽んずることが出来ないようで。
いい実例が、「平均寿命」です。まー、この「平均寿命」ほど不正確に概念把握されているものも珍しいでしょうねえ。

ほら、よくいるでしょう?
平均寿命から自分の年齢を引き算して、あと何年、てやってる人が。
なんの意味のない数字ですよ、これ。

満(平均寿命-1)歳の人はあと一年しか生きられない?
んな、バカな!
ならば、満(平均寿命)歳の人は必ず死ななければならなくなっちゃうじゃないですか!?

平均寿命の定義は「その年出生の人間の平均余命」、これを読んでないんですよ。
かなりのインテリといわれる人たちが、この誤解をしてるのには驚かされます。
「平均余命」は男女別1歳刻みに算定されてましてね、この該当数字から「引き算」をしなければなんの意味もない数字を導き出してしまいますから。

と、この言い回し、



歌詠みたくなる名月の里、というタイトルです

を丸写ししました。
トンチンカンの話もそう…かな…



マゾヒズムの発明~知的にSMを語ろう!




………
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わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


日本の黄金郷(エルドラード)

2007年01月29日 17時02分10秒 | 雑の話題
役さてさて投稿日時に関係なくこの元日、三光・四光を付した投稿をした本ブログです。
これらは勿論花札競技の用語、『こいこい』『合わせ(出来役)に』共通の役ですよねえ。

四光の方からいきましょうか。
これは、雨(柳)以外の20点札、即ち、松・桜・芒(坊主)・桐の20点札4枚を揃えた役です。
比較的異説は少ないようです。

これに対して三光は諸説がある。まあ簡素化のためでしょう、上記4枚のうち3枚を集めた役とするのが現在の標準のようですが。
元々は、別名『松桐坊主』、その名のとおりこれら3枚の20点札を揃えた役とするのが一般的だったようですよ。
更には、松20+梅10+桜20 とするルールも。
競技するときは、きちっとルールを定めておかないといけないですね。

光、光。
農耕民族ならば、光のありがたさはよーくわかっているわけです。
だから『光さす』ということでして。
そういえば日本神話の主神は、太陽ですね。

話を転じましょう。
中尊寺の金色堂はご存知でしょう。
江戸初期の俳人・松尾芭蕉が詠んでます。

    五月雨の 降り残してや 光堂

そうですね。ここにも光がありました。
奥州藤原氏の建立した名刹。

芭蕉に先立つこと500年以上も前の12世紀、かの義経とも因縁浅からぬ土地、あれだけの北方に一大文化圏が形成されていたのには驚き入りますよね。
なぜ平泉の繁栄があったか紐解くべく、晩年中尊寺の住職をつとめた毒舌・今東光和尚の『蒼き蝦夷の血』を読んだのですが、あれは未完。
肝心なとこで切れてしまって判らず仕舞でした。

奥州藤原氏が頼朝に滅ぼされたことにより、平泉の地は一旦歴史の表舞台から姿を消します。
訂正します。
歴史の表舞台、ではなく、歴史教科書の表舞台、ですね。

と、この言い回し、



Oo!!!! 日本のエルドラード
なぜ『光』にこだわる??? いやいや、独り言です

を丸写ししました。

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雅語? 隠語?

2007年01月24日 17時46分41秒 | 雑の話題
cut花札の合わせ競技には、手役というものがあります。
出来役、狭義でいうところの役が合わせて完成していくのに対し、この手役は配られた7枚の札で作る、というよりは札が配られた段階で既に出来ている役です。

例をあげてみましょうか。
からす。
これは7枚の全てがカス札という役です。
一番高い手役は、四三(しそう)。
配られた札が、同月の札4枚+他月の札3枚、という状態で完成する手役です。
うーん、到底できそうもない、、、

そうそう、からす にして 四三 ってこともあり得るんですよ。
どういう7枚か?
答え。桐のカス札3枚+柳(雨)の4枚。
柳は4枚ともカス札とみなすことができる (一部地方では菊の10点札も) ので、四三に加えてからすも完成している訳です。

出来そうもありませんね。麻雀の九連宝灯と同じで出来たらば死ぬのかもしれません。
まあ、このように手役というのは、そもそもが得点力の低いクソ手(麻雀のシ-サンバラバラみたいなもの)の上に、手札を晒して競技しなければならないことになるので、そのハンデ埋めとして設けられてるわけです。

四三と書いて、しそう と読ませる、どっかで聞いたことがありませんか?
さあ、張った! 張った! … 四三(しそう) の半!!
そうです。これです。
独特の言い回し、雅な言い方をしようという意図も感じられない訳でもないですけど…
基本的には、これも隠語符牒の類でしょう。

ムラの構造という言い方でいいのでしょうか? 日本人は隠語符牒の類でムラを作りたがりますね。
そして、「よそ者」はそこに入りたがるものです。
昔から有名な女子高生言葉。
そうそう、池波正太郎さんの『男の作法』あたりにも、「ちゃんとしたすし屋で『シャリ』だの『アガリ』だのと隠語を使って通ぶるといやな顔をされたものだ」と書かれてますよ。

方言なんてのもその亜流でしょうねえ。
地方によっては、隣県でも通訳入れなければ会話ができないとこもあるとか。

とまあ、このように隠語符牒の好きな日本人。そのこころを如実に現すエピソードをあげてみましょう。
児島高徳です。

かの後醍醐天皇が北条方に敗れて隠岐に流されるおり、中国の故事から例を引き、
「天莫空勾践 時非無范螽」
と書きつけ、范螽が勾践を助けたように私が帝をお助けしますから、ご安心ください、
と暗号を贈った人ですね。

古典太平記によれば、この十行詩を見た北条方の武士は何の事かさっぱりわからずガヤガヤしたが、天皇一人だけはすぐに意味がわかってにっこりとしたといいます。
…って可能性は薄いですね。
北条方の武士が揃いも揃って低偏差値だったとする論拠はどこにもないでしょうが。
おそらく彼らのうちにも意味を解したものもいたに違いありません。
ただ、そこで騒ぎ立てたら高徳&後醍醐コンビの思う壺、ここはそらっとぼけるのが上策です。

いつの時代にも、暗号・符牒を使った挑発焚付の類はあるもの、
そして、それに反応するのは厨、

と、この言い回し、



いつの時代にもある暗号文
趣味趣向の問題じゃないと思うんだな、断言していい

を丸写ししました。

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大雪降れり…

2007年01月22日 19時11分44秒 | 雑の話題
雪投稿日付に拘らず、昨日は南関東が大雪に見舞われました。
センター入試の日というのは、何故か雪が多いようです。(僕も行ってきたひとりですが、「何故入試に?」という突っ込みはなしで)

さて、花札には『雪』がありませんねえ。あるのは『雨』で。
ですから、『雪見』という役はない、あっと、菊の10点札+桜の20点札で『花見』、+芒の20点札で『月見』です。

まあ、花札が成立したころの畿内、当時の日本中心部では、あまり雪を『愛でる』という風習がなかったのでしょう。
頷けます。当時の生活状況。
そういえば、花鳥風月には雪は入ってませんし。

ただ。
逆に言えば、『珍しい雪』が降ったとなったら、子供のようなはしゃぎかたをしたのかもしれませんね。
時間的には大分遡りますが万葉集に、天武天皇と奥さん(のひとり)藤原夫人のこんな掛け合いがあるんですよ。



   天皇、藤原夫人に賜ふ御歌一首


  わが里に 大雪降れり 大原の 古りにし里に 降らまくは後

「おーい、うちのほうは大雪がふったぞ~ お前さんの住んでる古ぼけた大原の里に降るのはずっとあとになってからだろうさ」
大原(現在の小原=おうばら)は、宮からいくらも距離がありません。
積雪量に差がある訳がないでしょう、つまりは藤原夫人をからかった訳です。

するとすると、間髪入れず夫人、上の歌を持ってきた使者に託して即レスしたんですねぇ。


   藤原夫人、和へ奉れる歌一首

 わが岡の おかみに言ひて 降らしめし 雪の摧けし そこに散りけむ


「私の岡の竜神さまにいって降らしてもらった雪のかけらが、そっちに飛び散ったんでしょうよ、あはっ!」

と、この言い回し、



あはっ! とは?

を丸写ししました。

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香をかげば

2007年01月20日 21時16分58秒 | 雑の話題
梅が香さて、世はすっかりID時代。
伝統の花札も電子ゲームでやることも少なくない昨今ですが、昔ながらの札を使っての競技も味なものです。

こうなんか、札の匂いなんかが鼻に飛び込んでくるのなんかも、電子ゲームでは味わえないよさです。
買ったばかりの札の朱の匂い、骨董ものの札の香にちょっとカビ臭をミックスしたような独特の匂い、
これもまた風流です。

嗅覚に訴えかけてくるものといえば。
そうです。花。
花は見た目だけではなく香りも楽しめるものです。

春の夜の やみはあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やはかくるる

有名な歌ですね。
やはり香りの王者はバラ科ですか。
いや同じバラ科でも、梅の香りはバラのそれとは大いに趣を異にする和風の奥ゆかしさを感じさせます

では、こんなのはどうでしょう?

   五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする

古今和歌集<夏・一三九>、詠み人しらず。
「ふとかいだ橘の香りから昔の恋人を思い出し、懐かしんで詠んだ歌。初夏の清新な雰囲気にあふれている。右の一首からわかるように、王朝人の嗅覚(キュウカク)の世界は、実に豊かで官能的であった。」
というのが、さっき読んだ解説ですが。

さてさて、同じ匂いでもこっちは。
なーんか、匂ってきせんか? それも文字通り。
…フェチズム。
まー、『匂いフェチ』という言い方があるのかどうか詳しくは知りませんが、田山花袋 『蒲団』にも亜類が出て来るそうで。

そして、『男の性(さが)』ともいえるようなフェチ性向です。
昔から(匂いほしさの)肌着ドロは枚挙に暇がなし。
こうなると変態性倒錯性は薄いとすら思えてきてしまいます。
なんでも、かなりの高等生物でも♀の尿や性器付近の分泌物には♂を欲情させる匂い成分が含まれる、
ヒトとて例外ではない、嗅覚の衰え&歩行生活が原因でそれが表立たなくなっている、とか。

と、この言い回し、



崇物の『物』はブツ限定でないよね? さもなれけば概念フェチが説明つかない

を丸写ししました。

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太正桜に浪漫の嵐

2007年01月17日 20時08分46秒 | 雑の話題
サクラ大戦花札のことをあれこれ書いているうちに、僕はセガの看板ゲームのことを思い出しました。
サクラ大戦、アドベンチャータイプのゲーム機用ゲームです。

単に、ミニゲームとは思えないほど精巧な花札遊びがついているというだけではありません。
ストリーリー自体が花札をイリュージョンした展開になっているのです。
花の名前の付いた少女たちは、ゲーマーの分身である『大神少尉』の指揮の元、一丸となって悪と戦います。
そして芽生える恋の物語、正道です。流石看板ゲームだけのことはあります。

時に『大神少尉』の年齢設定は、登場当時20歳ということになっています。
この設定は史実から辿れる現実の旧日本軍のそれと一致しますね。
思えば随分若い人たちが将校として軍を束ねていたわけです。

更に昔のことを言えば、万葉集の有名な歌で、


  父母が 頭掻き撫で 幸くあれて 言ひし言葉ぜ 忘れかねつる


これもまた中学の国語授業でやりますよね。
巻二十.四三四六、天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌、作者は丈部稲麻呂です。

[原文] 知々波々我 可之良加伎奈弖 佐久安<例弖> 伊比之氣等<婆>是 和須礼加祢<豆>流 
[仮名],ちちははが,かしらかきなで,さくあれて,いひしけとはぜ,わすれかねつる

って事で、一字一音の田舎言葉丸出しの一首。
正しくは、「ちちははが,かしらかきなで,さちあれと,いひしことばぞ,わすれかねつる」ですね。

ホント、こんな若い、というよりも幼い人間までが兵隊として国防にあたっていたのです。
戦いの悲惨さ、空しさをひしひしと感じます。

と、この言い回し、



いや重い! 仕方ない、とりあえず投稿だけしとくか リンク貼り等の装丁は後日しますのでまたご覧になってください

を丸写ししました。

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みよしの

2007年01月16日 17時53分41秒 | 雑の話題
みよしの花札の5点札は全て短冊が配置された図柄、そして1月から3月までの3枚はいずれも赤地に文字が書かれてますよね。
赤短。
桜の赤短冊には『みよしの』と書かれています。

『み』は美称を現す接頭語、つまり桜の名所である吉野を褒め称えている訳ですね。
花札が出来上がったころには既に、吉野は桜の名所として名高かったようです。

ところが、万葉集には「花の吉野」「桜の吉野」の歌は一首も出てきません、
つーことで、万葉4500余首のいの一番開口の歌で接頭語『み』の話に戻しましょう。
雄略天皇の、泊瀬で菜摘していた乙女への求婚歌と云われます。

天皇の御製歌

 籠もよ み籠持ち 掘串もよ み掘串し持ち この岳に 菜摘ます兒 家聞かな 告らせね そらみつ 大和の國は おしなべて われこそ居れ しきなべて われこそ座せ われこそは 告らめ 家をも名をも

まず、徹底的に相手の持ち物を嵌める。そうです、好いことをいえば好い事が起こるのです。
「おお、なんといういいお籠をお持ちなんでしょう、ヘラもまあまあ、なんといういいおヘラなんでしょう」
恋しい相手の『魂』の染み込んだ、籠やヘラはただの籠・ヘラではない、それぞれ『お籠』『おヘラ』、

と、この言い回し、



犬養流男性操縦術①

を丸写ししました。
いやいや、「万葉に桜の吉野なし」は、



花が散ったあとに花見とは?

情報のみの転用に留めたんですけど、、、

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末広がり

2007年01月15日 21時40分36秒 | 雑の話題
妖怪もうひとつづけて数字の話をしましょう。
8という数字は、げんのいいものとして結構珍重されます。
花札の八八もそこらに基があるのでしょう。

なぜげんがいいか? それは漢数字の8が末に広がっているから。
そういえば、植物の八重物は高級品ですね。

   いにしへの 奈良のみやこの 八重ざくら けふ九重に 匂ひぬるかな

まあ、もうひとつ『重なる』という点が縁起がいいわけでして、そこらが八八なんでしょう。

さて、縁起のよいとされる数字は国によって違いがあるようです。
例えば、日本では縁起が悪いとされる4と9、これが中国では縁起のいい数されています。
ともに平方数ですね。『重なる』ということが縁起物なんでしょう。
そして、偶数は二つに割れてしまうから陰の数、奇数は割れないから陽の数、
9という数は平方根である3もまた陽の数、もーもーこれ以上望みようもない陽の数、ってことで重陽なんですけどねえ。
根底理論は余りにも有名すぎる西隣国のフィロソフィーですから意識してはしょりましたが、隣人が古くから平方根の概念に気づいていたことは興味深いものがあります。

と、この言い回し、



粧ひ=よそおい でいいと思う

を丸写ししました。
おまけに無理やりはめこんだもんで、ヘンな文章になっちゃった…


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神様の失策

2007年01月14日 19時47分04秒 | 雑の話題
全部今更ですが、花札全48枚にはそれぞれ点数が付いてます。
そうですよねえ。八八(合わせ)競技で使いますから。
20点が5枚、10点が9枚、5点が10枚、そしてカス札と呼ばれる1点の札が24枚です。
これを月別パターンでみるのも面白いですよ。

先ず20点札のない7ヶ月は皆同じパターンです。10×1 5×1 1×2。
20点札のある月は結構バラエティに富んでますね。
松と桜が、20×1 5×1 1×2 で同じパターンですけど、後は独自ですよねえ。
芒が、20×1 10×1 1×2 、桐が、20×1 1×3 そして柳が4種類それぞれ1枚づつです。

これら、48枚の点数総計を計算すると、264点、ちょうど88×3人分、ということになってくるのです。
結構よくできてますよねえ、誰が考えたんでしょう。
いやいや、3で割り切れの数字を作るのは案外大変なんですぞ。

人間はなんで5本指なんでしょう?これが6本指だったらどんなに便利だったか、
よく言われることですよね。

あ、10進法のことです。
10という数は2と5でしか割れない、12ならば、2、3、4、6で割れる、
1/2だけでなく、1/3、1/4が割り切れってのが大きいわけです。

じゃらじゃら財布を膨らます10円玉、

と、この言い回し、



ミ ユ の 掲 示 板
投稿日: 9月25日(日)09時59分51秒

を丸写ししました。
管理者返信がされてます、よ…


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恋々小町

2007年01月10日 18時08分33秒 | 雑の話題
小野小町花札競技には大きく分けて、俗に八八といわれている『合わせ』と『こいこい』の2種類があります。
『こいこい』、まあ語源は、「(札よ、)こいこい!」なんでしょうけど、これに『恋』の字をあてたPC花札ゲームのオンラインソフトがありました。
今あるものと同じかどうか僕は知りませんけど、結構しっかりしたルーチンでしたよ、これ。

いいですよねえ。『恋』にマドンナを意味する『小町』。
そこはかとない情緒を感じます。

そして『小町』の語源は、ご存知、小野小町。
平安時代前期9世紀頃の女流歌人、六歌仙・三十六歌仙の一人です。
古今集を見てみましょう。

  わびぬれば 身をうき草の 根を絶えて 誘ふ水あらば いなむとぞ思ふ

「うき」は勿論「憂き」と「浮き」との掛詞。
浮き草の根がなくて漂い流れるように、誘う水があるならばどこへでも行ってしまおうと思います。
詞書によれば、文屋康秀が三河の掾(ジョウ)として赴任する際に、一緒に行かないかと小町を誘ったのに対する返しの歌とか。
なんか、別の意味であつっくるし~! ですか。

さて俗説によれば、小野小町という人は生殖器一式…

と、この言い回し、



古今和歌集<雑下・九三八>、小野小町です

を丸写ししました。
しかも筆者である『ネット小町』様が、最も忌み嫌う部分転用…

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