トランプの代用品であるための名残として13番目の月のある52枚の変わり札もあることを紹介してきました。
して今日紹介するのは、なんと14ヶ月56枚の札です。
すなわち、竜虎(七七花)という四人花札。
天の月 ハス 竜(光札)
地の月 竹 虎(種札)
が加わった14×4の56枚、点数は総計308点、4人ですから原点は77点というわけです。
また、新役として六光・竜虎(竜と虎)がでてきます。
竜虎相克、天と地と。
ありますよねえ、海音寺潮五郎に、上杉謙信の生涯を描いた大河小説が。
で、上杉謙信って誰?
いやいや、冗談、冗談!
ときに皆さんは、最強の戦国大名は誰だと考えます?
謙信を押す声が多いようですけど。
そもそも謙信は越後の長尾氏の血筋でした。
広く関東に覇を唱えていた上杉氏には、道灌の主家である扇谷家ほかいくつかの家系がありました。
その上杉氏の越後守護代を代々つとめていたのが長尾氏です。
謙信の家は長尾氏の中では決して主流に属する部類ではありませんでした。
と、まで言ったところで、急にはしょって結論。
謙信は、関東管領家からみれば、分家の家来のそのまた分家の出、それも長子にあらず、ということになるのです。
うーん、実力主義の好例。
思えば実力主義なるものが機能するのは、戦乱時のみかもしれません。
…って、またループしてきちゃいましたね。
話をふりましょう。天と地といえば、
歌よみは 下手こそよけれ 天地の 動き出して たまるものかは
江戸期・宿屋飯盛の作です。
で、その元歌は~
やまと歌は、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。
世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。
花に鳴く鶯、水にすむ蛙の声を聞けば、生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける。
力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女の中をもやはらげ、猛きもののふの心をも慰むるは歌なり。
古今集序の揚げ足取りデス。。。
と、この言い回し、
↓
最強の戦国大名は?
念のために
を丸写ししました。
………
………
わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!
いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!
(;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!