![札の香](http://image.blog.livedoor.jp/femdom5/imgs/2/8/28b38ce5-s.jpg)
加留多、歌留多、そして、骨牌。
このブログにすれば、歌留多が最適なのでしょうが、骨牌もまた捨てがたい。
いいですよねえ。そういわれれば、カルタというのは硬い板紙でできていて、感じが出てます。
ところが、考えてみるに。
日本の紙、和紙というのは透けて見えるほど薄いものです。
それを何枚も何枚も貼りあわせて、あの板紙をつくるんですね。
そこには、それぞれの花札工芸家・門外不出の製法が加味されるようです。
和紙の原料であるミツマタを漉く際に工夫があったり。
粘性を持たせるためミツマタの樹皮に混ぜるのが粘土だったり、白粉だったり。
はたまた印刷段階に秘伝があったり。
このようにして工芸家たちの苦心によってつくられた花札からは、日本人の精細さが伝わってきます。
視覚だけではない。
札の手触り、あの独特の札の香…
触覚や嗅覚にも訴えかけてきます。
えーっと。
今、『札の香』と書きましたけど、「ふだのか」ですよ。
「さつのかおり」ではありませんから。
…まあねえ。現在日本の『ネット工芸家』の姿勢を見つけていると、どうしても山吹色のほうに読めてしまいますけど。
取り巻く環境が、そうさせるのでしょうねえ。
前にもちょっと言いましたか? どうしてIT関係ってのところは、ああも儲け主義なんでしょう。
それに頭を下げるということを知らない。
年がら年中、試行錯誤、仕様変更ばかり繰り返し、そのつけは全て利用者に押し付け、実験用モルモットのごとく扱って平気の平左です。
ホント、商売上のしがらみ、色々とあるとは存じますが、日本人の美しき心だけはお忘れにならないで下さい。
山吹の 色は匂ほへど 利にゅーある みのひとつだに なきぞかなしき
と、この言い回し、
↓
出てゆく気がないから文句言うんですよ
を丸写ししました。
………
………
わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!
いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!
(;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!