マゾヒズムに花札を!

Female Domination & BDSM …とは殆ど関係ない花札に関する四方山話です。

文化の日

2006年11月03日 21時25分11秒 | 柳 - 11月

おりがみ雨のち『紺碧の空』 と書いてから随分たったような気がしますけど、なぜか同じ日の投稿です。
いやいや、ちゃんと種を明かしましょう。
実際にこれを書いているのは、折りしも雨の季節、それに相応しく本州全般に渡って梅雨末期の大雨に見舞われています。

雨、花札11月・柳の異称。雨も柳も、稲光も燕も、小野道風も蛙も11月のイメージではない、何度も繰り返してきました。
今日はそうですねえ? 投稿日11/3に因んだ話でもしましょう。

  文化の日 昭和は遠く なりにけり

そうです。11/3、文化の日。
おっと、旧称は明治節ですね。
「明治は遠くなりにけり」、本当に偉い人たちが揃ってました。
鹿鳴館の話は前にしましたでしょう? 進取の精神の元、どんどんと新しい文明を創っていきましたよね。
ただ鵜呑み猿真似をするのではない、ちゃんと日本の文化として取り入れていく、
室町江戸の人たちが、トランプから花札を創っていた、あの気風が残っていました。

それから、もう一つ、学問もそうでした。
例えばですよ。「経済」という言葉は江戸時代にはありませんでした。
仏教の「経世済民」から、これを造語したのは福沢諭吉です。
これからの世の「経世済民」はこれしかない! とひらめいたからですね。

明治の人は偉かった。
外来語の概念をちゃんと咀嚼して、日本語を作ろうとした。
それに引き換え、平成の世のIT関連のおえらいさんたちは…

とまあ、こんな嘆きをよそに小学校英語必修の話が。
英語かぶれの僕が言うのも意外かもしれませんけど、これには大反対です。
でもね、世の反対理由と僕のとはちょっとニュアンスが違うと思うんですよ。

ほら、今出てる反対理由の大半は「国語力が落ちる」ってやつでしょう。
なんて言ったらいいんだろう? 「英語力」と「国語力」とは別物、へたすりゃ相対立するものって前提で考えている、って言えば言いのでしょうか?
僕は両者は同じものだと思うんですよねえ。「言語力」って意味の「国語力」ってことで。
ならば、少なくても初等教育の段階では母国語を使って鍛えたほうが効率いいに決まってます。
幸いなことに我が日本には、これだけ美しい古典があるのです。

万年英検落第生の僕が言うのも説得力がないのですが、でも言う。
国語が出来れば、英語だってヘブライ語だって出来るようになります。
逆に国語が出来ないのなら、英語もスワヒリ語も出来やしませんよ。

と、この言い回し、



50歳にならないと19歳を演じられないとな?
これも長篇歌謡浪曲の世界

のもうせんとは違う部分を丸写ししました。
それに。
どっかで同じような演説をしたような気…が…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


雨のち『紺碧の空』

2006年11月03日 06時55分49秒 | 柳 - 11月
雨開口一番に使った柳(雨)の20点札。
花札中、唯一実在の人物が配されている札です。

小野道風、平安時代の書家ですね。
そして道風が見つめているのは、蛙。
雨の中必死に柳に飛びつこうとしている蛙を見て、努力することを学んだ道風と伝えられます。
投稿日付に拘らず、随分前にタイトルにしました。

今だから言います。
僕は、あのタイトルでトリノ五輪の日本選手団に応援を送ったんですよ。
然るに結果は…
雨降り続きでしたねえ。もう土砂降りといっていい。
けど、この世に止まなかった雨はありません。

敢えて言うまでもないでしょう。
フィギュアスケート女子が、見事雨雲を吹っ飛ばしてくれました。

僕は女子フィギュアには注目していたんですよ。
いやいや、別のアダルトブログで記事にしたような

  い や ら し ~ ~ ~

意味でばかりではありません。
荒川・村主の両選手は早稲田大学出身。僕の後輩なんですよねえ。
僕も競技当日はテレビの前に釘付けになり、早大第一応援歌・紺碧の空

 紺碧の空仰ぐ日輪 
 光輝あまねき伝統の下
 すぐりし精鋭闘志はもえて 
 理想の王座を占むる者我等
 早稲田 早稲田
 覇者 覇者 早稲田

を歌ったりして。
勿論声に出してではない、心の中でですけど。
それはそれとしても、変態マゾ男の僕も、かろうじて早稲田マンの端くれではあったようです。

さて、僕は優勝した荒川選手よりもむしろ、4位の村主選手のほうに感動したんですよ。

ここで早慶野球戦の話をしましょう。

花の早慶戦。
俗に、投の慶応、打の早稲田、と言われています。
この『打棒・早稲田』とは決して「スラッガーをずらり集めたチーム」という意味ではありません。
見るも無様な構えから、それでもここぞというときに生み出す集中打…
これが他の5校の好投手たちを震え上がらせた打棒・早稲田なのです。
「戦前には成田高出身の選手がよく中心打者になっていたが、打席に立った彼等の背中の後ろには(成田山新勝寺の)不動明王像の如き炎が上がっていた」
オールドファンは回想してます。

日本時間2月24日未明。
スルツカヤ選手に負けるものか、
コーエン選手に負けるものか、
そして、同僚の荒川選手にだけは絶対負けるものか…
村主章枝選手は闘志の塊となって挑みました。
ええ、僕ははっきり見ましたよ。銀盤に焔(ほむら)が立っていたのを。

結果は負けてしまった、でもそれはそれでいいではありませんか。
村主さん、貴女こそ名五輪代表、伝統の稲門体育会正当中の正当です。

日本国歌『君が代』を送られた勝者・荒川選手。
村主選手には、『紺碧の空』作詞:住治男 作曲:古関裕而 のこの名曲を送りたいと思います。

と、この言い回し、



日本野球の生みの親

を巧みに丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!