こちらでも署名をお願いしています、
「2011年動物愛護管理法改正の要望書」は一旦環境省に提出されましたが
今はどんな状況なのでしょう。
企画者であるhana*さんのブログ「ジュルのしっぽ-猫日記-」より転載しました。
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提出した署名について、今後どのように改正に向けて展開されていくのか、
環境省の動物愛護管理室・安田直人室長に改めてお聞きした内容と、
前回の平成18年改正時の流れを参考にして、まとめてみました。
現在、環境省では、
●犬猫の幼齢個体の販売日齢
●インターネット販売
●殺処分方法
をはじめとした課題について、研究者や業界や愛護団体のヒアリング、
自治体との意見交換をすでに実施しているそうです。
それらの取り組みから得たデータを事前にまとめた上で、
以下のスケジュールで検討されていくようです。
●平成22年夏頃 改正に向けて検討会を開始
(補足)前回の改正時でも動物愛護審議会とは別に「あり方検討会」が設けられ、有識者によって改正事案が検討された。
●平成22年6月頃 動物愛護審議会の開催
(補足)現在の基本指針の進捗状況と見直しに向けた課題について、専門家の委員の方々からの意見をまとめる。
●平成23年より改正案作成作業
●平成23年8~10月頃 動物愛護審議会にて改正案の検討
●平成23年10月頃 改正案へのパブリックコメントを募集
(補足)ここで一般市民からの改正案への要望が募集される。
●平成23年年末頃 審議会の最終改正案(答申)を環境大臣に提出し、公布・告示。
●平成24年 通常国会において改正法施行
先日提出したわたし達の署名の要望に関して、環境省安田室長のお話は以下のとおりです。
「先日いただいた要望書に書かれている課題は、ほとんどがこちらでも課題と考えており、
専門家等のヒアリングなどを始めています。
また、虐待や不適切な飼養等については、 より積極的に対応していこうと考えており、
自治体や警察に協力を求めているところです。
判断の参考となるような具体的な事例についても、事例集の作成や通知等を行っています。」
皆さんにご協力をいただいている署名は、このように環境省の動きにちゃんと結びついています。
そして今後、各課題の改善が難航しそうな時、環境省や専門家の尽力を後押しすることでしょう。
民間からの要望や注目が多いほど、環境省も審議会の委員の方々も動きやすいはずです。
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なんといっても、まず根本の法律を変えていかなければ、
今の状況を動かしようがありません。
来年10月頃のパブリックコメント募集の際に、また意見を述べる機会ができそうですね。
署名活動は、予定人数を超えた今でも引き続き行われていますので
よろしくお願いいたします。
私は存じ上げなかったのですが、本にもなった有名ブログだそうですね。笑 ご署名ありがとうございました♪
外国から見ると、その違いがよくわかるでしょうね。
日本人はなんというか、「神」「森」「山」の感覚を持っているので、野に放つということが自然なことのように思う節(特に地方)が、個人的にはあるように思います。
それでも現代の実情に合った、法律は必要ですね。今度の法改正は、100%ではないでしょうが、かなり期待しています~♪
日本は動物愛護は遅れているとイギリスの友人に言われた事があります、小さな事ですが少しでも良くなるようにと願っています。