さらさら

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過去の日記  土用の丑の日

2009年03月19日 15時39分55秒 | 過去のお気楽日記&過去の日記
子供の頃、母がたまに 「土用の丑の日」 という言葉を使っていた。
私はその意味がわからなくて、「土曜のウシ?(←意味わかってない)」なんて
思っていた。

つまり、どこかの土曜日が 「父の日」「母の日」みたいに、「うなぎの日」に
違いないと思っていた。

ところが。
あれ? っと思った。
そういう記念日は普通、一年に一回なのに その 「土曜」 は何回かあるようだ。
子供ながらもスーパーは 「商売上手だ」 みたいなことを思っていた。
うなぎキャンペーン中というイメージ。

大人になってから 「土用」 という文字を見つけて 「え゛?」 となった。
それでも意味はわかっていなかったなあ・・・自分は。
だって 「月極駐車場」 ← げっきょく と同じで、今更人に聞くのは何だか
恥ずかしい気がする・・・ と一緒だったから(笑)

立夏の前日までの18日間を春の土用入りとするらしい。
昔とは多少、変わっているらしいけれど。
土用の間は土の気が盛んになって、土を動かしたり殺生は忌まれたようだ。
「土用」 というのは立春・立夏・立秋・立冬の前に設けられていたみたいで、だから
よく 「土用の丑の日」 というのぼりをスーパーで見たのかな。
あまりに何度も目にしたので、 「あれー? またうなぎ? 丑の日ってこの間あったじゃん。
一体何回あるんだー???」 なんて思っていたのだ。

まあ、 「どうして牛の日なのにうなぎなのだろう?」 と思っていた時より進歩だ(笑)

ただ、現在は立秋の前の土用だけを言うようになったらしい。
それでもトータル19日間なわけだから、そりゃその期間中は 「うなぎ」 キャンペーン
ですよね(笑)

夏バテ防止にうなぎを食べるというのは、業界の陰謀?(笑) ではなくて、古くからあるようだ。
と言っても江戸時代のうなぎ屋さんが、うなぎを売る為に色々考えたそうだが。
相談された平賀源内さんが 「丑の日」 の看板を店先に出したのがきっかけと書いてあった。

丑の日に 「う」 の付く食べ物を食べると良いという言い伝えがあったらしいので、
うどん、瓜、梅干しは勿論、 「うなぎ」 はばっちりだったわけだ。

ところで 「丑の日」 って? と思うが12支を1日毎に割り当てていくので、12日に
一度は 「丑の日」 だ。
年によっては土用の期間に丑の日が2回くることがある。
今年は、春と夏の土用の丑の日が2回づつらしいので、ずっとうなぎキャンペーンだな、こりゃ(笑)


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