さらさら

なーんにもない、平凡な日常です。

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訪問

2008年06月21日 10時29分07秒 | 国内

訪問が現実味をおびてきた。


行くのなら早い内に・・・ と言う案があって、早速又ネットで色々と調べてみる。


ふわあーっ、遠い、遠い、遠過ぎる・・・


思わず又、亡くなった友人を思いながら


あんたっ、どこ住んでたのよっ(笑)


等と部屋で一人でしゃべっちゃった(笑)
でもすごくいい所だ。
ネットで何度見てもそう思う。

観光地で、ホームページに写真をあげている人が沢山いたので見てみたが、
いい景色ばかりだった。


彼女の生まれ育った所を見てみたい


という思いが沸々と沸いても来る。
しかし、口でいくら行きたいと言っても実際に行く話となると・・・。
皆もうそれぞれ働いていたり主婦だったり・・・ 職場で仕事を調整したり、旦那様にも
許可を取らなくてはならないだろう。
行く理由は叶っているが、かかるお金もすごいと思うから。

主婦になると自分でお金を自由に使うと言う事に、遠慮を感じる様になる人もいる。
旦那様次第かな。
旦那様は例えOKでも、やっぱり家庭を預かる主婦としては二の足を踏むと言うのも
わかる。

だから勿論、強制はしない。
もしも最後に私一人になったとしても、私は多分一人で行くと思う。


そして数日後。


最初、 四人で行く予定だった追悼旅行? は、何と二人になってしまった。
まあ、予想はしていた。
最初に行きたいねとは言っても本当に、それもすぐに行くとなったら話は別だろう。
声をかけて、その時の相手の仕事の状況や反応で大体わかっていた。
多分、行けるのは二人だろう・・・ もしかしたら、私一人だろうとは思った。

それでも私は行くつもりだった。
独りよがりかもしれない、自己満足かもしれない。
でも、行かずにはいられない。
葬儀に参列しなかった私は、行って彼女ときちんとお別れをしたい。
お別れと言うよりも、


謝りたい


のだ。


彼女が辛かった時に、わかっているつもりで全然わかっちゃいなかった、優しく
なかった自分の事を謝りたいのだ。

一人、賛同してくれた友人がいた。
彼女の旦那様は、 「行っておいで」 と言ってくれたと言う。
亡くなった彼女と一番仲の良かった友人は、行っては迷惑をかけるしご家族の気持ちを
考えると行くべきではない・・・という結論になったようだ。
それは私も考えた。
考えた上で、


それでも行きたい


と思った。
私は勇気を出して彼女の実家に電話を入れた。
私が電話をかけることで、彼女のお母様は一層、辛い思いをするかもしれないからだ。
亡くなって、まだそんなに日も経っていない。

名前を告げ、彼女の学生時代の友人だと言いかけた時、お母様の方から私の下の名前を
言っていただいた。
結婚して姓が変わっていたからなのだが、相手が私の事をわかってくれていて、ほっとした。
いきなりで、それもこんな時期に伺いたいというのは非常識で失礼なのかもしれないけれど、


それでも、私は彼女にお線香をあげたい


それをお母様に伝えた。

やんわりと遠慮されると思っていたのに、お母様は即、 ありがとうございます と
言ってくださった。
そしてその後、二人で涙声になりながら色々と話をした。
良かった。
お母様に了承していただいたのだ。

後は予約を取って行くだけになった。
年が明けてから、落ち着いた頃に・・・ そう思っていた。

彼女のいた実家は交通の便が悪くて、バスでものすごく時間がかかる。
タクシーを頼むと 一人6,000円 位かかるかな。
しかしバスでも、その位はかかるのだ。

タクシーで、彼女の生まれ育った所を回ろうと思う。



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