さらさら

なーんにもない、平凡な日常です。

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2006’ 訃報・・・ 仙台へ その2

2008年06月13日 12時57分20秒 | 国内

私は今回、仙台駅の近くにホテルを取った。


他に親戚の家は有るだが今回は皆ばたばたしているし、あちこちから親戚が
泊りに来る事が予想されたので、迷惑をかけてしまうと思ったのだった。

一泊だけも考えたがそうすると、翌日の告別式に出る時はホテルをチェック・アウトして
荷物を持ち歩かねばならない。
今回は大荷物だ。
それはきつかったので、宿泊を二泊にした。

花京院 にある ロイネットホテル というホテルにした。

前回、仙台に来た時は JALシティ にした。
今回も・・・ と一瞬、考えたのだがネットの口コミをちらりと見ていたら、
この ロイネットホテル の評判が割と良かったので今回はこのホテルに決めたのだった。

ここは パソコンレンタル が有って、接続は無料。
ホテルの1階に ロイホ が有る。
そうか・・・ ロイヤルホスト の系列なのね。

女が一人、ビジネスホテルに泊って何が嫌かって・・・ 一人で食事をするのが嫌だ。
朝はいい。
レストランのブッフェで、一人で食べている人なんてザラにいるから。
しかし夕飯となると何か嫌だ。

レストランならまだしも、過去に泊ったビジネスホテルは食事場所が居酒屋ばかりで、
そんな中で お酒も飲まない私 が夕食を取るのは無理がある。
近くのお店を探すのもかったるそうだ。
実際、探したがやはり夜は居酒屋ばかりと言う事が多かった。

ホテル内にいいレストランがあっても、何だか寂しい(笑)
でも ファミレス なら入りやすいかなと思ったのだった。

今回はネットで探す時間は無いので電話で宿泊の予約を入れた。

そして仙台へ。


ロイネットホテル に到着。
フロントは女性ばかりだ。

チェック・インをしようと思ったら、何と 機械でチェック・イン らしい。
ひぃ~ 時代について行けない私。
何時の間に世の中はこんなに変わったのだ・・・。

と、言う事でフロントで 受付? を済ませて今度は機械で支払いを済ませる。
そして再度、フロントでパソコンをレンタル。

女性客へのサービスだと思うけれど、顔パックコットンとかバブとか、グッズの入った
カゴを戴く。
飴もしっかり戴きました。

部屋に入り少しの休憩。
本当に疲れた。
お通夜に間に合うかな・・・ と言う感じだったけれど、これなら行けそうだ。
と思っていたら・・・。

親戚の家にとっくに着いているはずの 私の両親 に電話を入れてみた。
私は


仙台から電車に乗って、お通夜の場所まで行く


と両親に言うと親戚が代わった。
なんと、今から来いと言う(汗)
皆で行くからと。

いや、あのそのあのその・・・ 人数多くて車に乗れないから と断ったのだが、
何台かのタクシーで行くと言う。


今、来なさい


っておばちゃん、アナタ・・・(泣) 
休む間も無く、化粧を直す間も無く行く事になったのだった。
でもそうやって声をかけてもらって感謝していますよ。

何だか混んでいたし、道が複雑で結構時間がかかった気がする。
タクシーの運転手さんが、 私の指定した道を行かない事 を気にしていたのだが、


大丈夫、プロに任せた方が安心だから・・・


と答えた。

親戚の家に着いて、皆の歓声・・・ ええ、また太ったし。
大体結婚式以来、親戚に会っていないのだ私は。
これは予想していた出来事だ。

が、おいおい!
よく見たら


両親まで一緒に驚いているじゃないの(涙)


出発の時間が来たので、タクシーで分乗してお通夜に向かう。

到着。


案の定、親戚一同が私を見て仰天する。
本当に、


目を丸くするってこういうのだなあ・・・

丸くなってるものね・・・


なんて考える私。

お線香をあげる時に母達の涙を見たら泣けてきた。
私は泣き出すとすごい事になりそうだったので、結構おちゃらけていた。
不謹慎だが。
こういう機会にしか、皆が揃って会うと言うのは無い歳になったんだなあ・・・
とも思った。

涙が何筋も流れたが、こらえた。
と言うかですね。


こらえなくても 泣こうとすると 親戚が寄ってきて


梅!? お前・・・(絶句) 太ったなあ!


等と声をかけて来るのだ。
挙句の果てに、その家の人達までもが


おいおい、顔笑ってるよ(笑)


あなた達、お母さん亡くなったのに笑ってちゃダメでしょうが(笑)

まあ、号泣していた親戚達に ぷっ と言う笑いを一時でも与えたと言うのは、
もしかしたら、いい事なのかもしれない(ほんとか!?)


そしてお通夜。

まーた母達の泣き声を聞いたら・・・ 私も涙が・・・ なのに親戚が集まって来る。


泣かせてくれよ!(笑)


はい、私人気でした。
自分から行かなくても、わらわらと集まって来まして。
お葬式だというのに、泣く暇もあまり無く・・・(涙)

親戚の家に一度帰り、タクシーを呼んでもらう。
おばちゃん&母 が外で待って見送ってくれる。
仙台は丁度 桜 が満開の時で (と言っても最後の最後辺り) まだ夜は寒い。

もういいよー と言ったけれど、それでも二人は待っていてくれた。


昔からこの家にお世話になっていたなあ

小さい頃から可愛がってもらったなあ

おじちゃん、おばちゃん小さくなっちゃったなあ


そんな事を考えながらホテルに向かった。

ホテルで夕飯を・・・ と思っていたけれど、疲れたので近くのコンビニで買う事にした。
部屋に戻りパソコンをしながら過ごした。
と言っても、そんなに長い時間では無かったけれど。

翌日は更に親戚が集まって悪いから、私は一人で行くから・・・ と告げていたのに。
のにのに。

朝起きて、 ロイホ で朝食を取った。
宿泊者には割引が有った。
のんびり食事をして、部屋に戻り、のんびりと化粧を・・・。
と、携帯が鳴る。
イトコからだ。


すぐ来い  って・・・ マダ ケショウ シテナイッテバ _| ̄|○ 


昨日の家の息子だ。
皆でお昼にラーメンを食べるから、私も来いと(笑)
そして、皆で一緒に行こうと。

私の事を気にかけていただいてありがとうございます。
でも・・・


まーた、30分以内に来いとな(笑)


それでも慌ててホテルを出た素直な私。
私はラーメンは食べる気が無かったが、母が食べきれないと言うので半分もらう事にした。
聞くと、母達は告別式の後に法事を行うのでお昼ご飯が食べられないと言う事で
ラーメンを取っていたのだった。

今は法事を一緒にやってしまうのね。
あちらこちらから親戚が何回も集まると言うのも難しい世の中なのかな。

両親が出るので私やイトコは先に帰る。
幼い頃、仲良しだった女のイトコと再会した途端に、 腹の肉 をつかまれる。


あ~ 何か入ってる


って。


アナタ、そこ・・・ 胃 ですってば!


そのイトコ達と長々話す間も無く、別のイトコや遠縁の叔母と家に帰る。
しかし、どうも私は疲れた様だ。
叔母の家に寄り、少し休んでそのままホテルに帰る事にした。
イトコも東京から運転して来て、あまり寝ていないからかわいそうだ。
かわいそうだと思いながらも、ちゃっかり 仙台駅 迄は送ってもらい(笑)
ホテルに帰った。

ホテルに着いて 二日目バスグッズ をフロントで戴く。
いやー、助かった。
実は頭が重くなっていたのだ。
疲れが溜まったのだろう。
いつもならホテルでは シャワー なのだが、今回ばかりはお湯を貯めて
バスタブにつかろうと考えた。

フロントで戴いた バブ。
これが物凄~くありがたかった。
じっくりとつかってリラックス出来たおかげで、頭痛はひどくならなかった。


翌朝。
又々 ロイホ でゆっくり朝食を・・・ と思っていたのだけれどなぜか、
そんなにお腹がすいていなかったのでコンビニで おにぎり を一つだけ買った。

仙台駅構内や駅ビルでお土産を買う。


阿部の笹かま  カルビーじゃがりこ ずんだ  ずんだ餅  ふじや千舟 支倉焼き


荷物がすごかったので、自宅の近くに来た時に主人にメールを打った。
いや、迎えに来いとは悪いから言わなかったけれど。
ちょっとは期待したわよ。
それでも控えめに


荷物がすごいから、ピンポンしたらドア開けてね


とメールも打ったわ。


ピンポン・・・ しーーーーーん。


主人、寝てました(笑)

と言う事で、私の長旅?は終ったのだった。
今度は主人を連れてお墓参りに行こうと思う。
 


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