長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

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柿茶を作ってみた

2020年12月04日 | 食品

 

干し柿を作るときに出る大量の柿の皮。

 

 

今まではそれを干してから

 

大根漬けの米ぬかの中にオーガニックな糖分として入れて使っていた。

 

しかし干した皮はかなりの量が出るので余らせてしまっていた。

 

かつて一度その皮を余らせて廃棄することがもったいなくて

出きた皮の全てをぬかの中に入れて使い切ったことがあったが

出来上がった大根漬けがあまりに柿の香りが強くなり不評を買ったことがあった。

 

それ以後は入れる量を調整して、もったいなくても余りは廃棄処分にしていた。

 

 

今回の干柿作りはYouTubeを参考にして作ったのだが

その中で柿茶の事を知り一石二鳥と今年は柿茶を作ってみることにした。

 

 

柿の皮を二週間も干すとかなり乾燥してパリパリになる

 

ミルサーに掛ける

 

それを18センチのスキレットに入れてローストをする。

 

強火過ぎると焦げて黒くなってしまう。又柿の香りも無くなってしまうので

中火でゆっくりとローストをする。

あと、自分の感性で火を加減して調整をして焙煎を終えた。

 

出来上がった柿の皮のロースト。

 

新聞紙の上に広げて粗熱をとる。

チョット見では一味唐辛子に見紛う。

 

 

 

早速ティーポットを用意して淹れてみた。

 

 

使う水はもちろん天然水、富山の霊験灼か(れいげんあらたか)な穴谷(あなんたん)の水

 

 

 

90度くらいの湯で淹れてみる。

色はほうじ茶の色だ。透明感があり焙煎は上手くいったようだ。

 

 

早速どんな味か口に含んでみる。。

90度で淹れたので少し冷まして。。

 

微かに柿の香りが口の中に広がる。

同時に品の良い甘さも広がる。

渋みもえぐ味も全く感じない。そして天然水で淹れた効果でまろやか。

想像していた味との落差がいい意味で大きかった。少し感動。

いっぺんに気に入った。

 

 

女房殿は中国茶の教室に行って色々な淹れ方飲み方を習っていてウーロンの茶葉を

二つ入れて飲んでいる。

どんなお茶にもこの飲み方が美味しいらしい。

 

自作した焼き芋は愛嬌。

焼き芋に焦点を当てた写真になってしまった。

 

両方を飲み比べたがどちらも美味しい。

 

日曜日の昼下がり結構なお点前になりました。

柿茶最高です。

 

 

かなりできたので十分に楽しめる。

来客用にもするつもり。何処にもないお茶なので話の種にもなるし喜ばれると思う。