ロッテ打線爆発日本ハム対決へ弾み 9.8.サンケイスポーツ(概略)
楽天2-10千葉ロッテ、19回戦、ロッテ11勝8敗、(フルキャスト宮城)千葉ロッテは先発全員の19安打をマークし、6人が打点を挙げて10点を奪った。
一場を三回途中でKOし、その後も救援陣を打ち崩しての快勝。バレンタイン監督も「それぞれがいい仕事をしてくれた」と笑みが浮かんだ。
四回に自らの拙守で2点を献上した大松は、直後の五回に2ランを放つなど4安打4打点し「打球の判断を誤って失点したので何とかしたいと思った。」
三、七回に適時打したズレータは「最近は点が取れない試合が続いていたので、フラストレーションがたまっていた。気分はいい」と上機嫌で話した。
10日からは本拠地で首位日本ハムとの直接対決4連戦がある。
ライバルに2ゲーム差まで詰め寄ったバレンタイン監督は
「うちはシーズンが進む中で力強さを増していけるチーム」と、決戦に向けて選手たちを頼もしそうに見つめた。
●久保康友、思い通りに8勝目
千葉ロッテの久保康友は序盤から打線の援護を受けて今季2度目の完投勝利。
味方の攻撃時間が長くなった分、テンポよく投げて、野手のリズムをつくろうと心掛けたという。
両コーナーに投げ分ける持ち味を発揮し
「投げ損じが少なかった。ここにきて自分の思い通りの投球がまずまずできている」と、昨季を上回る8勝目に満足げだった。
●サブロー(一回に中前適時打)
「2日間、試合がなかったので、試合勘がどうなるか心配だったから、1打席目に結果が出て良かった」
●TSUYOSHI(2安打1打点)
「2日間も試合がなくてうずうずしていた。少年に戻ったような気持ちで野球を楽しんだ」
<感想>
千葉ロッテは、全員野球だ。ようやくエンジンがかかったようだ。
若手とベテランがミックスした打線は、いつもの通り日替わりヒーローが生まれる。
走る・守る・バント・・・時々打つ選手・・・いろいろな選手が、ベンチで自分の出番を待っている。
そんな感じがする。さあ行こうぜ・・・。
この試合の成果は、なんといっても久保康友の完投。打撃陣が大量得点してくれたこともあるが、最後までがんばったのはやはり、久保康友だ。
先発6人衆が、ようやく出そろったね。
あとは一つ一つ勝っていくだけだ。打撃陣がんばってくれ・・・。