長嶋さん巨人キャンプ訪問 2.16.スポーツ報知(概略)
2.16. 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(70)が、空路宮崎入りし、脳梗塞(こうそく)で倒れてから初めて巨人のキャンプ地を訪れた。
長嶋氏にとって日本代表監督だったアテネ五輪前の2004年2月以来、3年ぶりのキャンプ訪問。
練習を視察して原辰徳監督と選手らを激励、東国原(ひがしこくばる)英夫宮崎県知事の表敬訪問も受けた。
長嶋氏は午前9時20分すぎ、巨人がキャンプを張る宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎に到着。
つえは使わずしっかりとした足どりでグラウンドに立つと、ファンの大歓声に手を振り、原辰徳監督と選手らに「今年は勝つ。絶対に勝つ。3回言う。
勝つ、勝つ、勝つ。3回言ったからもう大丈夫だ。オーケー?」と激励の言葉をかけた。
同10時すぎには東国原英夫宮崎県知事が球場を訪れ、長嶋氏は一塁側ベンチ前で出迎えて談笑した。東国原知事は「宮崎としても元気が出てくる感じ。
こういう立場でお会いできるのは、ひとしおの感動」と話した。
長嶋氏は打撃練習で打撃ケージの裏に陣取ると、居ても立ってもいられない様子で立ち上がり、笠原には体を触りながら声をかけた。
小笠原は「期待が伝わってきた。応えられるように精進したい」と語った。
室内で観戦した紅白戦では声を出して選手を応援した長嶋氏は、4年連続で優勝から遠ざかっているチームについて
「今年は勝たなければいけないから必要なことを精いっぱいやらないと」と話し、午後3時前に球場を後にした。
原監督は「打撃を見ているときは野球少年のように輝いた目で心洗われる気持ちだった。元気づけていただいた」と感謝した。
<感想>
長嶋さんの巨人キャンプ訪問は、誰のため?
長嶋さんのリハリビの一環?それは個人の問題だ。
巨人キャンプのため?選手の励ましにはなったと思うが、トレーニングのスケジュールの展開には、影響したと思う。
大きな記事となるマスコミのためか。イベントがないと記事にならない・?残念。
スポーツマスコミは、地道な練習を積み重ね、大幅な実力アップする選手を紹介して欲しい。まずは見つけて欲しい。
監督の目指す野球・12種類の内容と比較。それぞれのチームの完成度や課題を連続的に報道して欲しい。
長嶋さんの行動は、もはや芸能ニュースのようだ。
イベントや有名人のキャンプ訪問などだけを取り上げるプロ野球報道は、野球ファンを増加させるパワーを持っていないよ。
記事を注意深く見ると、記者を派遣していない新聞社もあるようだが、そのような立場の新聞こそ、現場主義的ニュースではなく、12球団全体を見据える視点からの特集記事を報道して欲しい。
一般紙でも、キャンプ巡りの記事は掲載されるが、スター選手のエピソード探ししかしていない。
テーマを持って各チームを比較検討し、セパ両リーグの魅力をアピールして欲しい。プロ野球の魅力を報道して欲しい。