脳腫瘍に負けない!!闇を抜けて君に幸あれ 

48歳で脳腫瘍を発病したパパを応援する妻、ちぇぶの日記です。

なんかおかしいぞ

2007-01-17 09:19:07 | 私と子供たち
今日は最近の受験の話です。
今年高校受験のQooは今日公立高校の願書を出しに行きました。
願書提出といえば、私たちの時代には
学校で集合して同じ高校を受ける子達が
まとまって高校に行ったものでした。
今は違うの。
個人情報保護のため家からバラバラに行くんです。
同じ高校を受ける子がいるのかなんだかわからないんですよ。
まあここまでは良いとしましょう。

来週から実際試験が始まるのですが
当然受かる子も落ちる子もいるでしょう。
結果を中学校に報告に行きます。
その際のルール
1、結果を聞かれるのが嫌な子もいるかもしれないから、他の人と接触しない事!
2、落ちた子もいるかもしれないから受かっても喜ばない事。
だそうです。

今や併願という制度がしっかりできているため
第一志望校がダメでもみんな高校にはいけるのにです。
なんかおかしくないですか?
友達の合格をみんなで喜んであげようと
なぜ持っていけないんでしょう。
高校受験に失敗したからって別に死ぬわけじゃないのに
なんでそんなに腫れ物に触るようにするのでしょう。

一生懸命頑張って合格した子はいったいいつ喜べばよいのでしょう。
ダメで悔しい思いをしたっていいじゃない。
長い人生若いうちに悔しい思いをすることは決して無駄じゃないのに
こんな風にちっちゃい傷を付けない事に一生懸命になっているから
子供たちはちっちゃな失敗をしただけで
死にたくなっちゃうんじゃないのかな。
なんて思ってしまいます。

この先の人生思い通りにならない事はいっぱいあるんだよ。
自分のことだけじゃなく友達のことにも興味を持とうよ。
一緒に喜んだり一緒に悲しんだり励ましあったりしようよ。
そういう友達が一生の宝物になるんだよ。
そんな気持ちを育てていこうよ。

受験生のみなさん、そして学校の先生方にに私はそういいたいです。



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2 コメント

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それはさみしい。 (きりん)
2007-01-17 13:31:32
個人情報の保護とはいっても、なんだかさみしいですね~。受かっても喜べない、落ちても泣けない。感情ってものが抜け落ちている感じがしますね。生徒の事を考えているようで、結局その裏には学校と教師の保身が少なからずあるような気がしてなりません。
そういえば私の受験の時もちぇぶさんと同じでしたよ。皆でまとまって願書提出から合格発表まで一緒。入試の時はまわり皆知ってる子達だったから心強かったですね。これは緊張しすぎる私にとってはとてもプラスになりました。合格発表の時は受かって抱き合って喜ぶ子達もいれば、落ちた子を皆で庇いあうように学校まで帰ったりと、受験には普段できない経験が沢山あると思うんですよね。今の子達はこういう体験ができないんですね。かわいそうです。
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おへんじ (ちぇぶ)
2007-01-19 14:56:19
>きりんさん
ねぇ、そうでしょ!
寂しいですよね。
人と人との関係が希薄になっていく原因は
こんなところにあるのかなぁ。
感情を表現する場所がなかったら
息が詰まってしまうのにね。
教育改革を唱える偉い人たちにも
もう少し心の事をちゃんと考えて欲しいものです。
明日は入試の倍率が出る日です。
ちょっと緊張します。
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