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彫刻家のつれづれ日記2

彫刻家・田中等のつれづれ日記をお送りします

8月14日 コロンボ 14 Aug Colombo

2015-08-15 21:47:18 | 旅行
☆今夜、無事に宮崎に帰ってきました。

昨日、スリランカ旅行最終日の5日目はコロンボの観光でした。

宿泊したグランド・オリエンタル・ホテルはコロンボ湾に面したレトロな雰囲気の中にあります。












☆午前は自由行動だったので、妻とホテルを出たところで”親切な道案内人”に引っかかってしまいました。

というか、旅経験豊富な私には”親切な道案内人”の正体は判っていましたので、逆に”餌食”になって、決まったツアー内容にはないハプニングを楽しもうという魂胆がありました。

グランド・オリエンタル・ホテルの従業員で、これから夜勤明けで帰宅するという青年が案内してくれたのは、仏様の髪の毛が祭ってあるガンガーラマ寺院でした。






彼は今日は重要なセレモニーがあって、象のダンスがあるということでしたが、そんなものはありませんでした。

さあ、案内が終わっていくら吹きかけてくるかなと思ったら、スリー・ウイーラー(オート・リキシャ)の運転手が、5600ルピー(5600円)だと言います。

私は3000ルピー以内ならハプニング料として許容範囲と考えていましたので、5600ルピーはあまりにも高すぎます。

それでオート・リキシャとの値段交渉が始まりましたが、一向に値段が下がりません。

そのうち、”親切な男”とオート・リキシャの運転手が真顔で喧嘩を始めてしまいました。

それでリキシャと”親切な男”がグルではないことが分かったので、リキシャの運転手には5000ルピーを渡して退去してもらいました。

そうなると、案の定、”親切な男”が自分のガイド料と交通費を3000ルピー請求してきました。

私は、彼は面白いセレモニーが寺院であるので道順を教えてあげるといっただけで、リキシャには勝手に乗り込み、肝心の寺院での象のダンスも無かったので、お前に料金を払う必要はない、と突っぱねました。

当然、彼は食い下がってきますが、堪忍袋の緒が切れた妻が青年を日本語で説教したら、それでビビッて立ち去りました。

ホテルへ戻って、旅行代理店のガイドにそのことを話したら、ガンガーラマ寺院は午後の観光の行程に入っているということでした。

しかし、私たちの貰った午後のスケジュールには詳しい訪問先は記載されていませんでした。

旅行代理店が午後の訪問先を明記していたら、私たちはこの”親切な男”の誘いには乗ることは無かったのです。

まあ、5000ルピーは大金でしたが、エピーソード料金としてちょっと高すぎたかなということで収めます。

☆これはホテルの直ぐ近くの1857年建立の時計塔。




☆お昼にホテルをチェックアウトして、午後からはコロンボ市内の観光とお買い物でした。

当然ながら、ガンガーラマ寺院は外してもらいました。




昼食の後に最初に訪れたのは、ベイラ湖に浮かぶシーマ・マラカヤ。

この施設はお坊さんたちが涼しい環境で修行できるようにと、スリランカの著名な建築家・ジェフリー・バワーが設計したもの。

実際、寺院の中はすごく涼しいです。












☆日没前の夕刻にはゴールフェースへ。

インド洋に落ちる太陽が圧巻。

この風景は365日、毎日続きます。
















海沿いには屋台も並び、私たちは蟹と海老の揚げ物を食べました。

これが、地場産ならではの絶品!




☆そして空港へのバス集合時間前の時刻を、コロンボの新名所、”ダッチ・ホスピタル”で軽く腹ごしらえしました。



実はここで注文したピザが出発時間ぎりぎりにしか出てこなかったので、テイクアウトして、空港で免税ショップでワインを買って、ワインをボトル呑みしながらピザをいただきました。

☆いろんなツアー客との出会いがあり、とても充実したスリランカ旅行でした。








8月13日 象の孤児院 13 Aug Pinnawala Elephant Orphanage

2015-08-14 07:14:41 | 旅行
☆スリランカ旅行4日目、昨日は午前にピンナワラの象の孤児院に行きました。

この孤児院は国立公園で親にはぐれた小象や怪我をした象を保護しているところです。

これから川に沐浴に出かけるところです。
























今回のスリランカは、象たっぷりの内容となりました。

☆ピンナワラを出て、紅茶工場の見学へ行きました。

我が家は紅茶はほとんど飲まないので、お土産は買いませんでした。










☆キャンディーへ戻り、ローカルレストランでお昼を摂りました。

メニューはいつもほぼ同じですが、これまでの中で、一番美味しかったです。




☆午後に少しキャンディー市内を観光しました。







キャンディー市内は全てを含めて世界遺産に登録されていて、このマークが世界遺産に登録されている建物のしるしです。















☆午後4時にキャンディーを発ち、8時過ぎにコロンボへ戻りました。

ホテルはグランド・オリエンタル・ホテルという、1875年開業のとてもレトロなホテルです。









8月12日 キャンディーダンス・仏歯寺 12 Aug Kandy

2015-08-13 07:53:48 | 旅行
☆スリランカ旅行3日目、昨日の午前は、妻はアーユルヴェーダの施術を受けに行き、私はホテルで寛ぎました。

お昼前にホテルを出て、キャンディーへ向かいました。

☆途中のローカルレストランでお昼を摂り、食後に道向かいのスパイスガーデンへ立寄りました。






☆キャンディーには午後4時半に着きました。

キャンディーは1592年から1815年までスリランカの首都として栄えた都市で、現在もスリランカ第2の都市です。

標高が高く、とても涼しいです。

夕刻5時から、キャンディーダンスを鑑賞しました。

約1時間の間、間断なく12番までのダンスが演じられ、非常に楽しいショーでした。
























圧巻は、12番の火渡りダンスでした。











☆キャンディダンスの後は、お隣の仏歯寺の拝観へ出かけました。









ちょうどプージャの儀式(仏歯の扉が開く時間)に間に合い、仏歯(お釈迦様の右上の歯)の納められた黄金の容器を拝観することができました。









☆ホテルは広々とした部屋で、レストランも広かったですが、味のほうはいまいち。

ほとんどお昼と同じメニューで、お昼のほうが美味しかったです。




レストランにはバンドが居て、各テーブルを廻りながら、そのお客の国の歌を演奏してくれました。

私たち日本人夫妻には”上をむいて歩こう”を演奏してくれましたが、昨日は奇しくも30年前に坂本九が御巣鷹山で事故死した命日でした。

お礼をこめて、チップを弾みました。







8月11日 シーギリア・ロック そして ジープ・サファリ 11 Aug Sigiriya Rock & Safari

2015-08-12 10:15:09 | 旅行
☆スリランカ旅行2日目、昨日は念願のシーギリア・ロック観光とジープ・サファリでした。

ホテルで軽めの朝食を摂り、午前8時にホテルを出発しました。




☆朝のうちはとても涼しく、観光には最適でした。

あの200mの高さのシーギリアロック頂上を目指します。






☆午前8時過ぎというのに、山頂への狭く長い階段にはびっしりの観光客!

おかげでゆっくりの登山だったので、心配したほどの疲れはありませんでした。






☆垂直の螺旋階段を上っていくと、そこには絶壁のくぼみに描かれたあの有名なシーギリア・レディーのフレスコ画が!









1500年以上も前に描かれたとは思えない、息を呑む美しさでした。

壁画の前の通路壁は、建設当時のままの壁で、蜂蜜を塗って鏡面状にし、壁際の壁画を写していたのだそうです。






☆ようやく頂上下の”ライオンの足”までたどり着きました。



☆頂上には宮殿等の遺跡が残されています。





宮殿跡には沐浴用のプールがあります。

このプールの水を岩の頂までどうやって引き入れているのか、いまだに解明できていない謎だそうです。

西暦480年前後の技術ですよ!

この宮殿を築いたカーシャパ王は優れて賢い王様だったようです。

しかし495年に、攻めてきたモッガラーナに破れ、自害しましたので、王がこの空中宮殿で生活したのは15年ほどで、その後は長い間忘れ去られていたのだそうです。












☆午後はいったんホテルで小休止を取り、午後4時から国立公園へジープ・サファリへ出かけました。





ブッシュを抜けていくと、開けた川沿いに象の群れと遭遇。







ジープは象を求めて移動します。









これほどの数の野生の象が見れるとは思っても居なかったので、大満足のサファリでした。

☆夕食は、サファリ入場口近くのレストランで、スリランカ的な食事をいただきました。

とても美味しい夕食でした。














8月10日 ダンブッラ石窟寺院 10 Aug. Dambulla

2015-08-11 13:20:41 | 旅行
☆スリランカ旅行、昨日の報告です。

朝8時にコロンボのホテルを出て、ダンブッラ石窟寺院へ向かいました。

通常は4時間半の旅程なのですが、途中のクルネーガラから先が道路の拡張工事が延々と続いていて、1時間半ほど余計に時間がかかってしまいました。

☆ダンブッラ手前のレストランで遅い昼食の後、新しい日本語堪能なガイドに替わり、タンブッラの石窟寺院へ向かいました。

タンブッラ寺院は2200年の歴史があり、スリランカでは最も大きい石窟寺院だそうです。

長い歴史の中で、4人の王に追加造営されてきました。

インドのアジャンタ・エローラのような岩山自体を最初からくりぬいて造営した石窟寺院と違って、天然の洞窟を利用して造営されています。

ですから、多くの仏像も全て岩をくりぬいて作られたものではありません。



























造形的にも色彩的にも優れたスリランカ独特の美しさがある、必見の石窟寺院です。

向こうに見える台形の山がシーギリアロックです。




☆ホテルへチェックインする前に、ビールとワインを調達しました。

スリランカは小乗仏教なので、酒類はこうした格子の入った店でひそかに売られているのだそうです。




☆ホテルは、雑木林の中の周りに何もないコテージ風のホテルでした。

私たちの部屋は2階でしたが、ベランダに出ると、夕刻からは日本の秋のような心地好い風が吹き渡っていました。