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彫刻家のつれづれ日記2

彫刻家・田中等のつれづれ日記をお送りします

10月5日 シンポジウム6日目 Manavgat Symposium 6

2015-10-06 06:45:04 | シンポジウム
☆シンポジウムも6日目、中盤に入ってきました。

昨日はほとんどの作家が作品の返し作業や起こし作業をしました。










ようやくお昼前になって私の作品も返すことが出来ました。

しかし作業の実に荒っぽいこと。

日本のクレーン作業のような緻密さは絶対に期待してはいけません。










☆CaroleとLeonardoがイスタンブールに注文していたMakitaが届きました。

Caroleの話では360mmのグラインダーと言うことでした。

やはりグラインダーはMakitaが最も評価が高いです。

昔は日本でも日立やMakitaは220V仕様のものも扱っていたのだそうですが、今では取り扱っていません。

このMakitaはルーマニア製でした。

やはりパワーが全然違うと言うLeonardoの話でした。




☆午後から反対側の制作にかかりました。

エライ君は面を出していく作業の手順をなかなか理解できません。

私からも怒られ、HanifeやHanifeのアシスタント(大学助手?)からも説明を受けますが、うまく飲み込めないようです。

こうした作業を生まれてはじめてやるのでそうスムーズには行きませんが、面はきっちり出してもらわないと私の作品のフォルムが出ません。










☆夕刻の状態です。

中盤に入ってみんなの作業が追い込みに入ったので、作業が終わったのはもう暮れ落ちるころでした。










☆ホテルのロビーにある甘い飲み物とお菓子。

自由に摂ることができます。

旅の疲れを取れるようにという配慮なのでしょうか。




☆夕食タイムです。









レストランは午後9時で終了ですが、外のテラスは利用できます。

Hanifeたちは煙草をすうためにテラス席がお気に入りなのです。






私はタバコを吸わないので、ビーチ近くの屋外ステージで行われていたダンスショーを見に行きました。

涙が出るほど美しいショーでした。











10月3日 シンポジウム5日目 Manavgat Symposium 5

2015-10-04 10:32:18 | シンポジウム
☆シンポジウム5日目となりました。

会期は2週間ですから、ほぼ3分の1が過ぎました。

昨日も快晴の上天気でした。




☆エライ君にはドリルで心棒穴を開ける作業をしてもらいました。

始めはやったことのない作業で悪戦苦闘していましたが、やがてスムーズに作業を進めることが出来ました。


















☆夕刻の状態です。

月曜日には返して、反対側の作業にかかります。

2週間での完成が読めてきました。












☆ディナータイム。

トルコ料理はディスプレーが本当に美しい。








昨夜は土曜日の特別料理が屋外の庭で行われていました。

回転肉あぶり焼きのドネルケバブと串焼きのミンチ肉ケバブ。

これがめちゃめちゃに美味しいのです!

ビールとワインがぐんぐん進みました。












☆昨夜は別なホテルの作家たちが私たちのホテルにやってきました。

毎晩、こうして相互のホテルを訪問して酒を交わしています。

私は特に昨日は疲れていて、帰りのバスの中でも眠っていましたが、今夜はサタデーナイトで明日はホリデーでゆっくり寝てていいので、だから今夜は1時間だけ付き合ってとHanifeに懇願されて、昨夜は私も参加しました。

蒙古斑の話で盛り上がりました。

トルコ人にも蒙古斑があるのです。

ですからトルコ人はアジア人ということになります。

直ぐお隣のイタリア人やブルガリア人には蒙古斑はないので、彼らにはそもそも蒙古斑自体がなんなのか分かりません。








案の定、私は程なく眠りに落ちかけましたので、一足先に部屋に戻りました。


10月2日 シンポジウム4日目 Manavgat Symposium 4

2015-10-03 06:32:56 | シンポジウム
☆シンポジウムは4日目となりました。

快晴の一日でした。




☆作業は順調に進みます。











☆夕刻の状態です。







☆夜のレストランはイタリアナイトでした。





大学のスケジュールで参加が遅れていたAyhan(トルコ・アンカラ)がやって来て、これで私たちのホテルの滞在作家がそろいました。



鏡の中のSerapとのツーショット。

Serapはお茶目です。








イタリアンナイトでノリノリのLeonardo。



昨夜もまた、別なホテルに宿泊している作家たちとの交流がありましたが、ちょっと疲れが出てきているので、ビールとワインをたらふく呑んだ私は、昨夜もそのまま部屋へ戻って直ぐに寝ました。


10月1日 シンポジウム3日目 Manavgat Symposium 3

2015-10-02 06:59:03 | シンポジウム
☆あっという間に10月になりました。

マナフガットも朝がかなり肌寒くなってきました。

シンポジウム3日目の報告です。

☆午前のうちにBOSCHの修理店へ行き、グラインダーの点検をしてもらいました。

機械本体には何の問題も無いということで、ダストを吹き飛ばして正常に動くようになりました。

このウクライナで買った当時最も新しかったBOSCHは、凄くダストが入りやすい欠陥構造になってしまっているようです。

修理代は無料でした。

☆シンポジウム会場へ戻ったのはもうお昼前でした。

シンポジウム会場は川沿いの公園です。








☆エライ君はかなり作業になれてきてくれました。

ただ言葉がまったく通じないので、作業手順を伝えるのが大変です。


















☆夕刻の状態です。









夕焼けの美しい暮れ方でした。





☆夕食の目玉は”アイスクリーム”の天ぷら。

トルコのアイスクリームは粘っこいので、美味しかったですよ。




昨夜はこのホテルに泊まっている4人が初めてそろいました。





昨夜もこの後に別なホテルに泊まっている作家たちがやって来て、杯を交わしたようですが、私はパスしました。

ゆっくり寝たい。




9月30日 シンポジウム2日目 Manavgat Symposium 2

2015-10-01 06:04:36 | シンポジウム
☆シンポジウム2日目の報告です。

☆学生アシスタントたち。

手前の青年が私のアシスタントのエライ君です。

Hanifeはマナフガットの大学の先生で、学生たちはみんな彼女の学生だと言うことです。

参加作家も私とPetre以外は、みんな大学の教授だと言うことです。




☆専門業者(市の職員?)がグラインダーの点検をしてくれました。

ウクライナで買った125mmは、私がいつもやるようにカバーを外してエアーで掃除をしたら動くようになりました。

コードを取り替えた125mmは、私のジョイントの仕方が悪かったようで、ジョイントし直したら正常に動くようになりました。

これで午前の作業は快調に進みましたが、結局は午後になってウクライナで買った125mmが再び動かなくなり、この業者も悪戦苦闘してくれましたが、とうとうお手上げで、BOCSHへ修理に出してくれ!と投げてしまいました。




☆私のアシスタントは、やはりエライ君だけのようです。









MUKADDESはSerapのアシスタントをしていました。





☆エライ君はクサビを使うのも初めての経験です。



夕刻の状態です。







☆夕食に出かけると、マリアッチの楽団が出迎えてくれていて、びっくりでした。





料理も毎晩同じものは無く、凄く美味しいです。

こんな素晴らしいもてなしのホテルは初めてです。








昨夜は同じホテルに泊まっているAhmet(パムッカレ大学の教授)も一緒でした。

このあとまだマナフガット入りしていなかったイタリア・シチリアのLeonardoがやってきました。




この後、昨夜は別なホテルに泊まって居る作家たちがやってきましたが、私はパスして床に就きました。