安倍氏「国民の信頼損なった」…「桜」前夜祭巡る過去の国会答弁を謝罪

　自民党の安倍前首相は２４日、国会内で記者会見し、「桜を見る会」の前夜祭を巡る費用負担に

関して、過去の国会答弁で事実と異なる部分があったことを認めて謝罪した。安倍氏は答弁につい

て「国民の信頼を損なうことになった。国民、与野党全ての国会議員に対し、深く深くおわび申し

上げたい」と述べた。


　記者会見は、安倍氏の公設第一秘書が前夜祭に関する政治資金規正法違反（不記載）で略式起訴

されたことを受けて開かれた。安倍氏は、前夜祭の費用を安倍氏側が穴埋めした点について「私が

知らない中で行われていたこととはいえ、道義的責任を痛感している。深く深く反省するとともに、

国民に心からおわび申し上げる」と陳謝した。（読売新聞　2020/12/24　木）


何度も繰り返される国会議員の釈明会見は、文言だけ追えば誰の会見か全く見当がつかない。常に

秘書が勝手にやったことで自らのあずかり知らない事で一貫している。つまりやったもん勝ちで権

力の中枢にいれば何の罪に問われることも無い。自民党には自浄能力がなく、検察は全然当てにな

らない。検察には存在理由がなく、時の権力者に媚を売る姿勢は発展途上国と変わらない。マスコ

ミも権力にすり寄ることが常態化しており、国民に真実を伝える努力を見せることが無く、ただ行

数を埋めることだけに力を注いでいるようだ。


本当にこのままでいいのだろうか？日本は間違った方向に進んでいる。日本を導くはずの政治家が

この体たらくでは誰もモラルなんて守ろうと思わない。コロナの感染者がどれだけ増えても意に介さ

ない行動に出るのは当たり前の現象だ。まず政治家の罪をキチンと断罪することから始めないと誰も

納得しないだろう。