よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

ご近所からの頂き物の夏ミカンとゆず

2020-12-12 16:21:16 | 日記
東京から越してきて4年目、最近ご近所からの頂き物、おすそ分けがとても多い。夏からインゲン、ナス、

ミニトマト、大根、小さいジャガイモ、里芋、柿、リンゴ等々。特に家庭菜園で作った野菜はスーパーの

ものよりおいしい!



昨日は夏ミカンとゆずを沢山頂きまして(夏ミカンは昨日呑みに行った小料理屋の女将に2個上げました)

柑橘系はいいですね!香りがいいし、色もいい。
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新宿末廣亭うら、喫茶「楽屋」  石川光子述 石井徹也著

2020-12-12 07:47:50 | 
新宿伊勢丹に程近い場所に末廣亭がある。その裏に「楽屋」という喫茶店があり、寄席に出演していた

芸人がくつろいだり、寄席ファンが興味本位で行ってみたりしていることを何かのテレビ番組で知った。

本書はその喫茶店のオーナーで、五代目柳亭左楽の孫娘である石川光子さんの話を元に作られている。

末廣亭の出来た歴史、それこそ楽屋話、有名無名の噺家、芸人の思い出、昔話が目白押しで昭和という

時代を色濃く映し出している。


平成、令和に入り日本の文化もズイブン変わった。全体に言えるのは薄味になったように思うし、SNS

の影響もあり炎上することを嫌い、目立ちすぎることを厭うようになった気がする。私もそれ程詳しい

訳ではないが、それでも昭和という時代には沢山のエピソードに彩られ、批判を受けながら自身の像を

作り上げていった噺家、芸人がいた。例えば立川談志家元のように、テレビに出演しても放送コードに

引っかかる事も多数、実際に出演した番組で一言も話さないことさえあった。今では干されてしまう事

態だろうが、彼らには寄席があり、テレビ以外に発表する場があった。


本書に登場する噺家、芸人たちの話は興味深く「楽屋」店主の語り口調も新鮮だ。ノスタルジーに浸る

つもりはないが、そういう時代があったことを知っていていいと思う。テレビやネットで知るだけでは

本質を掴めない。その空気感がここにある。


新宿末廣亭うら、喫茶「楽屋」     石川光子述、石井徹也著    アスペクト
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